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最初は不妊治療のこと簡単に見せるドラマかなと思っていました。でも毎回見るたびに涙が出るようになってきました。
22日放送で仕事に穴をあける奈々ちゃんに対しての上司の言葉は辛いですが、それが現実です。今、私も治療をしています。
私の場合は休むために上長には伝えてありますが、治療しているのを知った上での『おめでたの子のフォローお願い』なので心が折れています。
ストレスが妊活に悪いんだろうなとは身をもって体験しています。
私は31歳で結婚し6年経っても子供を授かれず、持病の治療をしながら不妊治療が始まりました。
かわいそうとか人と違うと排除する世間が嫌で仕事でも持病の事は言いたくなくて必死にかくしていました。
そこは、わたるんの気持ちがわかります(彼は病気ではないですが)。不妊治療のこともほとんど誰にも言っていません。(言いたくないのではなく話すと泣いてしまいそうになるからです)
わたしの場合は年齢が37歳ということもあり、顕微授精から始めました。
卵の質も良いし、精子も少し元気はないが大丈夫とのこと。採卵でとれた卵はほとんど胚盤胞まで成長。ドクターも何の心配もありませんという感じでした。
しかし結果は全て着床すらしませんでした。
高額な治療費のため、夫が夫の両親に相談しましたが、『お金はあるけど出さない』と一蹴されました。理解は全く得られなかったのです。
結婚前の自分の貯金と毎月の自分の給料でなんとかやっていけましたが、さすがに結果の出ない治療に何百万もとなると精神もボロボロになります。<?さん>
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私は4歳と2歳の母です。
一人目の時になかなか出来ずに治療をしました。
初孫を見たい実母の言葉に傷付き、実家に帰りたくないと泣いた日もあります。
なかなかできないと言ってるのに、母は私になぜ作らない、旦那さんが子供をいらないと言ってるのか、あそこの神社に願掛けに行け、と色々言われ、今でも忘れることは出来ません。
友達の、まだ子供作らないの?という何気ない一言に傷付きもしました。
すぐに妊娠できる人からしたら、妊娠できないのが不思議なんでしょうね。
不妊治療中は友達と連絡を取るのをやめました。
タイミングを何回か試してから自ら人工授精を希望。人工授精2回目で妊娠できました。
二人目は自然に妊娠できました。
妊娠ってすごい奇跡なんです。
簡単じゃないんです。
妊娠しても継続出来ない人もいます。
妊娠=出産ではない。
もっと皆に治療の辛さ、治療をしてる人の気持ちが理解できる世の中になって欲しい。<?さん>
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結婚12年目で、妊活を始めてなんだかんだで10年くらい経ちます。
今はちょっと疲れてしまい休憩中ですが、初めの頃はいろんな情報を取り入れて良いとされるものは試したり、旦那にそれを押し付けてみたり…だんだん自分が嫌になったり…。
“きむらさん”手帳に挟んでました(笑)
ドラマを観ているとまるで自分を見ているようです。
今では周囲に“妊活をしている”と話すことに抵抗はなくなってきましたが話せるのはそこまでで、実際の細かい内情や辛さなど、深い話まではできないのが現実です。
唯一吐き出せるのは旦那ですが、男の人にとってはどうもピンとこない様子で頼りにならず…
結局ひとりで抱えて時々SNSの投稿を見て勇気をもらう…
病院にはあれだけの人が来ているけど、きっとみんな孤独に戦っているんじゃないかな…そして外ではなんでもないように振る舞う。
なかなか自分からは話せない…
でもちょっと辛さを知ってもらいたい…
きっとみんなそんな思いを持っていると思います。
だからこのドラマを観ていると妊活の辛い現実、その全てを代わりに伝えてもらっているようで、救われたような気持ちで楽になります。
ありがとうございます。
妊活だけじゃなく、その先の出産後の大変さや子育て、子どもを望まない人や同性愛者の苦悩も考えさせられます。
どれも当事者でなければわからない事で、知ることの大切さを感じています。
あと、留美さんの言動に批判が多いようですが…
もし、好きになった人が同性しか愛せない人だったら…
自分には全く可能性ゼロ…絶望的ですよね。
同性愛の方がいるなら留美さんのような思いをする人もいるはずで、他人事ではなさそう…
でもだからといって人を傷つけるようなやり方は絶対にしてはいけない。
…本当にいろんなことを気付かせてくれるドラマだなと思います。
このドラマを通してみんなが周りに優しく生きていける世の中になりますように。<?さん 30代女性>
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私は22歳で結婚し、結婚7年目でようやく子供を授かることができました。7ヶ月の妊婦です。
私が治療を開始した時は、2年子供ができなければ不妊だったのに、今は1年になっていたのにびっくりしました。
タイミング治療を12回し、人工授精4回目で妊娠することができました。
主人が姪っ子を可愛がる姿を見て、嫉妬してしまう自分が嫌で仕方なかったです。妊婦を見ると、自分だけ不幸に思ました。
ドラマを見ながら毎週泣いてしまいます。
治療費、仕事、日常生活、すべてがたいへんで、何度も治療をやめたいと思いましたが、私は授かることができました。
このドラマを見て、不妊治療のことをもっと多くの人に知ってもらいたいです。<みさりんさん 20代女性>
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現在5歳と2歳の子どもがいます。私の場合は二人とも自然妊娠でしたが、友人らの中には沢山不妊治療経験者がいます。その友人達のことが少しでも理解出来ればと思ったのがきっかけでこちらのドラマを拝見しています。
まさに奇跡の上で今この世に生きてくれている二人に、そして主人にも感謝を忘れてはいけないと頭では分かっていながらも子育てはつらいことが山のように押し寄せてきて、、正直奇跡を感じる余裕がありません。特に主人に対する怒りや不満だらけで。子どもにもイライラします。今まさに頑張っている友人らがいる中で私は最低だなと落ち込むことが多い日々です。授かるまでの道のり、出産、産後の苦労、、諸々すっかり忘れイライライライラする毎日。ただこのドラマを見た後だけは、子ども達のスヤスヤ眠る顔にちゃんと奇跡を思い出すことができます。
また4世帯の物語からも感じることですが、人それぞれ価値観が違う。それを認め尊重する大切さ。家族の中でも同じだなと。
主人に自分と全く同じ価値観を求めてもダメで、子ども達が幸せかどうかが判断基準と考えなければいけないのかもしれません。
幸い子どもに恵まれたことにより主人に対する感情が変化してしまいました。なぜこれが出来ないの?私が時短とはいえ仕事も家事も子育ても全てこなしているにも関わらず、なぜ引き出しを閉められない?なぜ洗濯物を床に置いておく?なぜ食器をシンクに運ぶだけでもできない?って。子どもに関しても、子どもに話しかけられてもスマホ見てる、土日も起きてこない、お風呂も子どもらから嫌がられる、変なちょっかいだして泣かす、きりがありません。さらにうちの主人は病気の問題も抱えています。
どんな奇跡の先にも現実が待ってる。。
その現実の中でいかに自分の幸せを見出だせるか、自分だけじゃなく他人の幸せを思いやれるかですね。
ただ頑張ろう、感謝しよう、このドラマを見てそう思いました。<30代時短ワーママさん>