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みなさまの体験談

  • 毎週、深キョンに共感しながら、拝見しています。

    現在妊娠9週ですが、稽留流産のため、あと数時間後に手術を受けます。
    結婚して5年、夫婦も親族もずっと待っていた赤ちゃんでした。

    宿ってくれた時は本当に嬉しくて、殆ど何も食べられずしんどかったつわりも、「赤ちゃんが生まれたら、一緒にごはん食べたいなぁ」とか、「性別はどっちかな」、「どんな名前がいいかなぁ」、なんて考えて、予定日の9月に向かってドキドキワクワクしていました。

    妊娠4週頃から始まったつわりは、妊娠7週ほどで殆どなくなりました。これからつわりのピークを迎えるはずなのにおかしいな〜と、ネットで調べながら不安の毎日でした。不安と、赤ちゃんの袋が大きくなる苦しさで夜も眠れず、定期検診の日までお腹をさすっては、頑張れ、頑張れと泣きながら祈っていました。

    8週目。検診に行くと、「赤ちゃんの心音が見えません」と医師から告げられました。「10人に1〜2人は流産するからね、今日見えなかっただけかもしれないから、また来週来てね」淡々と医師に告げられ、ショックでしたが、半分先生の思い違いじゃないか、とも思っていました。その後すぐに主人と食事に行き、つわりの時、あんなに匂いを嗅ぎたくなかったカレーが、食べられるようになっていて、涙が止まりませんでした。もしかしたら、本当に赤ちゃんは天国にいってしまったのかもしれない、と実感しました。

    9週。やはり心音は確認できませんでした。命のことだから、と、すぐに他の病院でも診てもらいましたが結果は同じでした。エコーにうつった赤ちゃんは、糸みたいに細くなっていて、赤ちゃんの入っている袋だけが一週間で1センチも大きくなっていました。とても虚しかったです。

    この一週間、「もし、稽留流産だったら、手術せずに自然に出てくるまで待とう、赤ちゃんには好きなだけ、わたしのお腹にいてほしい。」と思っていましたが、あまりに小さくなっていた赤ちゃんのエコーを見た途端に「苦しかったね、ごめんね。一刻も早く出してあげたい。このままじゃ、天国にいけないもんね」と、早く手術を受けられるようにお願いしました。

    授かれるまで、「木村さん」もやった、毎朝基礎体温をはかり、卵管造影も精子検査もやった、クロミッドも飲んだ、親族・同僚の「子供はまだか」もやり過ごし、同僚の妊娠も心からお祝いできた。
    6週3日で初めて心音を聞いた時、本当に嬉しくて涙を流して喜んだ。夢の中だったけれど、だっこもした。赤ちゃんがお腹にきてくれてから、本当に短い間だったけど、お母さんにしてもらって幸せでした。

    今日の手術で、お腹の中から赤ちゃんが掻き出されるかと思うと、かわいそうでかわいそうで涙が止まりません。
    でも、赤ちゃんが天国に行くために、と信じて。また、準備ができたら、やって来てくれると信じて。

    <?さん>

  • 今回のドラマ、放送されることを知ってから、とても楽しみにしていました。
    それは、まさに自分のことを見ているようだったから。
    結婚前からの生理不順。検査からの多膿疱性卵巣症候群(自力で排卵できない、よい状態の卵子が育たない病気)、そして夫うつ、レスと重なって。でも、子供が出来にくいかも。だから治療に時間がかかるかも。リミットは決まっているって思って、早くに結婚したんです。
    それが25才頃。今は37才。何度も病院通って、夫ともドラマにあるような、傷つきやすれ違い、認識の違い、頭ではわかっているけど…とか、いつか出来るよ、芸能人だって40才でできてたよ!など同じことを通ってきました。
    今振り返ってみても、先の見えない、終わりが見えないつらい時間だったなぁって思います。子どもがいない人生だっていいじゃないかと自分が思えたら、楽になれたかもしれないけど私には無理でした。
    結局自分が納得できないと、やめることができないことなんですよね。50になったとき、あのとき頑張れば良かったって思いたくなくて、続けてきた感じです。
    頑張っても、必ず成果が出る訳じゃない、でもやっている最中の労力、心の消費、家族との衝突は避けられないんじゃないかなと思います。だから覚悟がいるんですよね。
    いずれにしても、自分の人生や生き方や、夫との理解の深さや、他人との関わりや色んなことを学ばせてもらった月日でした。
    ドラマで励まされる人も多いと思います。楽しみにしています

    <うさこさん 30代女性>

  • このドラマすごく毎週楽しみに見ています。
    一人目妊娠中、お腹の中の赤ちゃんに障害があるかもしれない、産まれても長く生きられないかもしれない…など言われ今でも思い出すと苦しくなる妊娠期間を経て出産しました。そして現在
    今度は自分に障害がある事が発覚して遺伝する事がわかり上の子にも遺伝しているかもしれない状況…
    先がどうなるか不安もあり
    妊活に踏み切れない状況です。

    周りは今ベビーラッシュ
    この現状をなかなか打ち明けられないので
    次の子は〜と何気なく聞かれるのも一時期は苦痛でした。
    周りの出産報告とかも今は複雑な心境…な自分にも悲しくなる今日この頃…
    各家庭本当に色んな悩みが実はありますよね…
    私も言動など気をつけたいなぁとドラマを見て改めて思うと共に
    色んな人がそんな色んな気付きのできるステキなドラマですよね。これからも応援しています

    <?さん>

  • 妊活5年目、不妊治療をして2年半が経つ29歳のマロンです。3話の最後、コトちゃんの妊娠を素直に喜べないと打ち明けたななを見て、すごく共感し泣いてしまいました。

    私も通院し治療が進むにつれ期待しちゃう気持ちもある中、なかなか思うようにいかなくて、その間にも周りはどんどん先を越してお母さんになっていく…というのが辛く、でも赤ちゃんを諦めることは出来なくて進むしかないとどうにか前を向き進んできました。

    私は不思議と赤ちゃんが来ないことは想像できず、いつかは必ず私たち夫婦の元に来てくれるという自信があり、なのでだいちゃんの言葉もスーッと心に入ってきました。

    不妊治療をしないと分からない気持ちを、本当にリアルに描いて下さり嬉しいです。不妊治療してない人にもこの思いが伝わればいいなと思っています。

    不妊治療を初めて2年半と時間はかかりましたが、自分達のペースで進めることができ、今年より体外受精へのステップアップが出来ました。思ったよりも冷静であまり恐怖もないのはきっと、この期間があったからかなと思います。

    5.6個取ったうちの1個以外は死滅という悔しい採卵になりましたが、その1個の卵ちゃんはとっても頑張ってくれ、今私たち夫婦の受精卵がこの世に存在しています。
    そのことがとても嬉しく、もうすぐお母さんになれる、赤ちゃんが来てくれると信じて、移植にも臨みたいと思います。

    若いからまだ大丈夫、焦らなくていいよ…信じてたら必ず来てくれるよ…妊活を始めてよく周りから言われた言葉。
    若くても、赤ちゃんが欲しい気持ちが強くても、来るときはくるし来ないときは来ない。結局は全てタイミング。妊娠出産は本当に奇跡なんだなと、実感しました。赤ちゃんを望む全ての夫婦の元に赤ちゃんが来てくれることを願います。

    <マロンさん 20代女性>

  • 25歳で結婚しすぐ子供を望んでいたため妊活を開始。正直結婚したらすぐ子供を授かれるものだとばかり思っていました。
    初めの頃は生理予定日が近付く度に出来たかな?なんてウキウキしたりソワソワして。
    何度も妊娠初期症状を調べては当てはめ、少しでも遅れることがあればその度に検査薬!
    思い立ったら我慢出来ず夜中に薬局まで走ったこともありました。
    結局中々授かれず不妊治療を開始。転院を含め2年のタイミング法に体外受精を2回するも授かれず、気付けばもうすぐ5年になります…
    リセットする度に落ち込み毎日妊活のことばかり考え円形脱毛になったこともありました。
    気付けば友人の妊娠報告も心から喜べなくなりそんな自分がまた嫌になって…
    親戚や地区の集まりでは決まって『子供はまだか?』『頑張らないと』と言われ『子供の作り方教えてやろうか』とまで言われた時はトイレで隠れて泣きました。
    私より後に結婚した人達がどんどん出産していく中で私でなければ主人は今頃パパになれてたんではないかと思うことが多々あります。
    精神的にも金銭的にも厳しくなり今は治療をお休みし何よりも2人の時間を大切にしています。
    また頑張ろうと心が思えるようになったら治療は再開しようと思っています。

    <?さん 30代女性>