オピニオンリーダーの紹介

アーティスト

倉田真由美
漫画家
1972年生まれ。福岡県出身。一橋大学商学部卒。漫画家として、さまざまな難点のある男性との交際を重ねる女性を題材にした漫画を発表。男女関係、恋愛、コミュニケーションについてのコメンテーターとして活躍。日本放送協会経営委員会委員のメンバーのひとりでもある。著書『だめんず・うぉ〜か〜』ほか多数

雨宮処凛
作家
1975年生まれ。北海道出身。若者の「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。

江上剛
作家
1954年生まれ。兵庫県出身、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。梅田・芝支店の後、本部企画、人事関係(総括部、業務企画部、人事部、広報部、行内業部監査室)を経て、高田馬場、築地各支店長を経て2003年3月に退行。
1997年 第一勧銀総会屋事件に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。その後のコンプライアンス体制に大きな役割を果たす。2002年 銀行員としての傍ら、「非情銀行」で小説家デビュー。
2003年 退行後、作家として本格的に活動。
経済小説の枠にとらわれない新しい金融エンタテイメントを描いている。
「失格社員」はベストセラーに。最新刊に「我、弁明せず」がある。

伊東乾
作曲家・指揮者 ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム芸術監督
1965年生まれ。東京大学理学部物理学科、同大学院修了。松村禎三、L・バーンスタイン、P・ブーレーズらに学ぶ。第一回出光音楽賞ほか受賞。
2000年より東大大学院作曲=指揮・情報詩学研究室助教授、2007年より同准教授。東京藝術大学、慶応義塾大学でも後進を指導。
・著書『指揮者の仕事術』『さよなら、サイレント・ネイビー』(第4回開高健ノンフィクション賞受賞)CD『コギト・エルゴ・オーディオ われ聴く、ゆえにわれあり』など。

伊藤隼也
医療ジャーナリスト,写真家
家族の死をきっかけに医療問題に深い関心を持つ。写真家としての経歴を活かしフォトジャーナリズムとして、数多くの医療フォトルポルタージュを発表。2000年から医療ジャーナリストとして活動を開始。国内外を問わずさまざまな医療現場に向かい精力的に取材。03年から、約10年に渡ってフジテレビ「とくダネ!」にて、取材・出演・監修を努めるほか、テレビ・雑誌・書籍など多数のメディアでより良い医療のあり方を追求・発信し続けている。08年に10月に起きた「脳出血・妊婦たらい回し」事件では、東京都の周産期救急搬送システムの不備を徹底検証した記事(週刊文春)が、09年第15回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」大賞を受賞。

桐島洋子
エッセイスト,ノンフィクション作家
1937年生まれ。東京出身。1956年都立駒場高校を卒業後、文藝春秋に入社し、9年間ジャーナリズム修行ののち、1965年退社し、世界を巡遊。1967年には従軍記者になり、ヴェトナム戦争を体験する。1968年からアメリカで暮らし、1970年処女作「渚と澪と舵−ふうてんママの手紙」刊行を機に帰国。1972年には、アメリカ社会の深層を抉る衝撃の文明論『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。すべて実体験に基づく育児論、女性論、旅行記を数多く出版している。
著書『聡明な女たちへ』、『バンクーバーに恋をする―大人の旅案内』など

柴門ふみ
漫画家 エッセイスト
1957年生まれ。徳島市出身。
夫である弘兼憲史氏のアシスタントを経て1979年に漫画家デビュー。
3年に『P.S.元気です、俊平』で講談社漫画賞、1992年に『家族の食卓』『あすなろ白書』で小学館漫画賞を受賞。代表作に『東京ラブストーリー』『同・級・生』『女ともだち』など。エッセイストとしても活躍中で、大ベストセラー『恋愛論』をはじめ、近著では『ぶつぞう入門』『にっぽん入門』などがある。