フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

2011年度活動報告

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2011年度 フジテレビのCSR推進室活動 ダイジェスト版

フジテレビでは、2006年のCSR推進室発足以来、多様なCSR活動を行ってきました。2011年3月11日の東日本大震災発生後は、これまでの経験をもとにフジ・メディア・ホールディングス各社、系列各局と協力し、それぞれの本業を生かした被災地支援活動をスタートし、現在も継続しています。メディア企業として情報を正確かつ迅速に伝えることはもちろん、一企業、一市民として、どんな支援ができるのかを考え行動にうつしています。この報告書は、2011年4月(震災報告は3月11日~)~2012年3月31日までの1年間にフジテレビが行った主なCSR活動のまとめです。フジテレビは今後も、グループ会社、系列各局と協働してニーズに合わせた活動を行っていく予定です。

東日本大震災関連の支援活動

CSR推進会議プロジェクトチームによる活動

フジテレビCSR推進室では、東日本大震災発生直後に被災した子どもたちを支援する 「こどもおうえんプロジェクト」を立ち上げ、おもちゃや絵本・文房具などを届ける支援活動を実施。フジテレビ社内やフジ・メディア・ホールディングス各社、FNS系列各局などから集まった品々を被災地や避難先に直接届けました。 6月以降は、被災地のニーズに合わせて子ども達の心のケアに重点を置き『ハロー!どっこくん。』「ちびまる子ちゃん上映会」など各種イベントを実施し、その後も継続的な支援を行っています。

※ CSR推進会議プロジェクトチームとは
フジテレビの社内横断組織「CSR推進会議プロジェクト」のメンバーは、現在44名。うちCSR推進室兼務者23名。
毎月1回、CSR推進会議実行委員長(太田専務)の参加するプロジェクト会議を開催しているほか、分科会を結成し、定期的な企画会議を行っている。 また、2007年、CSR推進会議プロジェクトの活動を様々な場面で支えるアナウンサー集団 を結成。現在、CSR推進室兼務者を含めて約30名の『エコアナ』が活動中です。

こどもおうえんプロジェクト

被災地に物資を届けました

フジテレビ社内、フジ・メディア・ホールディングス各社、FNS系列各局等から集まった おもちゃや文具、生活用品などの物資 合計 約34,000点 を2011年3月末から、直接現地を訪問して届けたり、配送した。


【訪問先】
東京都内の避難所3か所、宮城県南三陸町、気仙沼市の避難所3か所、岩手県大槌町、
釜石市内の保育園・小学校他計6か所、福島県会津若松市内の小学校、
福島県須賀川市、郡山市、福島市の避難所計3か所、 岩手県医師会

【配送先】
岩手県(13ヵ所)宮城県(31ヵ所)※s茨城県(2ヵ所)の幼稚園・保育所・小学校や、
日本財団Canpan企画、マルシェジャポン仙台
※東京東雲団地など(福島県からの避難者受入先)

被災地に届けた総数 : 段ボール420箱、約27,300点

被災地支援イベントを開催しています(継続中)

ガチャピン・ムックの朗読会と仙台放送ジュニくん体操


ガチャピン・ムックと仙台放送のキャラクタージュニくんが 2011年6月23日~24日宮城県石巻市内の保育所4ヵ所を訪れ、朗読会やジュニ体操を実施しました。 
参加者:440人

アナウンサー朗読会


宮城県名取市ゆりあげ小学校に出向き朗読会を開催しました。
佐々木恭子アナウンサーと仙台放送の柳沢剛アナウンサー 
参加者:約60人

食育イベント「ハロー!どっこくん


子どもたちに食と運動、排泄"いいうんち"を出すことの大切さを教えることを目的としている食育出前授業。"いいうんち"「どっこくん」をメインキャラクターとし、活動を展開していて、2011年度は、被災3県19か所で実施。

宮城県多賀城市八幡保育所、塩釜ひまわり保育、宮城県多賀城市大代保育園、岩手県宮古市ひかり幼稚園、宮古市小百合幼稚園、福島県いわき市郷が丘幼稚園、いわき市九品寺付属幼稚園、岩手県洋野町大野農村環境改善センター、岩手県洋野町セシリアホール、宮城県東松島市矢本はなぶさ幼稚園、石巻市メロン保育園、宮城県亘理町吉田保育所、亘理町荒浜保育所、岩手県大船渡市明和保育園、大船渡市海の星幼稚園、宮城県仙台市能仁保児園、仙台市中野栄あしぐろ保育所、宮城県岩沼市チアフル保育園、岩沼市西保育所
19ヵ所で開催 参加人数  1,860人

ガチャピン・ムックのクリスマスwith福島テレビふくたん


福島県南相馬市内の幼稚園・保育園7ヵ所にてガチャピン・ムックによるクリスマスイベントを開催。

かみまの保育園(上真野幼稚園合同)、 鹿島幼稚園(八沢幼稚園合同)
鹿島保育園、北町保育所、青葉幼稚園(みなみ幼稚園・さゆり幼稚園)
よつば保育園(よつば保育園分園)、 原町聖愛保育園

7ヵ所で開催 参加人数 635人

ちびまる子ちゃん上映会


人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の上映会と握手イベントを3ヵ所で実施。

2012年2月8日 宮城県女川町第4保育所、女川町第1保育所
2月28日 福島県会津若松市大熊幼稚園、会津美町サポートセンターならは
3月18日 岩手県山田町中央公民館小ホール(山田町がんぱぺっし祭り)

参加人数  725人

みちのく合衆国


宮城県利府町にて開催。
■みちのく合衆国について詳しくはこちら

以上 被災3県53ヵ所を訪問、のべ約5,000人に対し 各種イベントを実施しました。

●イベントや朗読会に参加したフジテレビアナウンサーのべ36人
●福島テレビ・仙台放送・岩手めんこいテレビ3局アナウンサーのべ17人

■こどもおうえんプロジェクトについて詳しくはこちら

イベント/映画事業等による被災地支援活動

お台場合衆国2011 ~ぼくらがNIPPON応援団!~

「東日本復興」と「節電」をテーマに2011/7/16~8/31まで開催した社屋イベント。
節電のため海外からの大型発電機を導入、ソーラー発電の活用をはじめ、震災被災地区と連携した商品開発および地元 商品の販売や、被災地とコラボした飲食物の販売、募金箱も設置した。さらに売り上げの一部を被災三県、お台場合衆国へ協力してくれた18の被災町に寄付。

■関連記事:こんな時だからこそ、私たちにしかできない事がある・・・・フジテレビ社屋イベント「お台場合衆国2011」で今年も社会貢献

NEW EAST PRODUCT

被災3県18市町村がフジテレビの番組と連携し地元産品などを活用した新商品を開発販売。
地元の経済効果と雇用創出に貢献。売り上げの一部を地元に寄付。

NEW EAST KITCHEN

被災3県の7つの市町村とフジテレビの番組でコラボした飲食物の調理/販売を週替わりで展開。全収益を被災地へ寄付。完成したレシピを被災地の方々にお使い頂く事で、被災地への経済効果と雇用の創出による復興支援を実現。

トミドコロの夏ハグ~日本をひとつに、抱きしめ大作戦~

"合衆国抱きしめ隊長"としてお笑い芸人トミドコロが来場者とハグに挑戦。1人ハグするごとに10円の支援金を寄付することを条件に、47日間で6万6,803人とハグ、トミドコロさんは66万8,030円全額をユニセフに寄付。

チャリティーオークション・フリーマーケット

会場内でチャリティオークション・フリーマーケットを行い売上を全額ユニセフへ寄付。

みちのく合衆国

2011年3月17・18日の2日間にわたり、復興支援"をテーマに東北支援イベント『みちのく合衆国』を仙台市郊外で開催した。
昨年の『お台場合衆国2011』での収益で実施されたこのイベントには、バラエティDAY、めざましライブDAYにそれぞれ抽選で6,000人の地元の方を無料でご招待。
フジテレビ系列の仙台放送、岩手めんこいテレビ、福島テレビとも協力し、地元の物産品の販売なども行うなど期間中18,000人以上が来場し、被災地の復興に貢献した。
■関連記事:震災から1年・・・『みちのく合衆国』で被災地支援「こどもおうえんプロジェクト」の活動を報告 東北のみなさんの「ありがとう」のメッセージをパネルで展示

於)宮城セキスイハイムスーパーアリーナ  総来場者数 1万8,659人

ふるさと祭り2012(2012/1/7~1/15)

毎年東京ドームで行われる"お祭り"と"食"の祭典、『ふるさと祭り東京』も今年は、『がんばろう!日本』 『がんばろう!東北』をメインテーマとして開催。会場内では チャリティオークションや地酒ブースを出展し、全額をユニセフヘ寄付した。
来場者数:38万3,584人
■関連記事:『ふるさと祭り東京』で東北支援!~会場内でチャイティイベント開催~

ふるさとステージ

「ふるさとステージ」では復興支援トークショーとチャリティオークションを行った。
オークションの売り上げはFNSチャリティキャンペーン事務局へ。
また会場内では実演者と共に募金を呼びかけた。

ブース出展

JR東日本商事と共同で「東日本復興市」ブースを出展。長びく不景気や東日本大震災の影響により国内全体の消費落ち込みという経済悪循環が続く中、日本各地の名産を取り扱うことにより地方のブームアップ、消費活動推進に貢献した。

映画「JAPAN IN A DAY」プロジェクト

自分のカメラで自分の"2012・3・11の日常""軌跡の一歩"を動画で撮影・投稿してもらい、その中の独創的な映像とフジテレビの取材映像等を、フジテレビと英国の制作プロダクション「スコットフリー」が集約・編集、"みんなでつくる映画、ソーシャルムービー"プロジェクト。同プロジェクトを今年2月末に発表後、応募があった国は、日本を含む12カ国(日本、英国、米国のほか、フランス、ドイツ、中国、南極大陸など)から約8000件。300時間にもおよぶ、2012年3月11日の映像が届けられた。完成した映画『JAPAN IN A DAY』は、2012年秋、日本を皮切りに世界でも劇場公開予定で、国際映画祭への出品も視野に入れている。
またこの映画の収益の一部は被災地に寄付をする予定。

被災地での映画無料上映会を開催

映画配給会社の東宝株式会社はこの度の震災を受け、被災した地域において無料上映会を行なった。そこで、フジテレビも幹事作品の中からロケのほとんど を東北地方で行った作品「スウィングガールズ」と、三谷幸喜監督の大ヒット作品「THE有頂天ホテル」の二作品を上映する作品として提供した。

アイドルグル―プ「アイドリング!!!」による被災地支援活動

チャリティライブと募金活動

震災をうけ予定されていたライブを中止、品川プリンスシアターで募金活動(2011・3・18)を行ったり、愛知県主催「愛・地球博公園」に参加(3・19)、ライブとともに募金活動を実施。大阪NGKホールでのライブ(3・21)もチャリティライブに切り替え募金活動、テレビ熊本主催のチャリティイベントに参加(3・27)の際も、募金活動を行った。
また、4月9、10日のCD発売イベントをチャリティトークショーに変更。義援金を募るとともに、ファンやアイドリング!!!メンバーから使わなくなったおもちゃ、絵本を募った。6月には、このイベントで預かったおもちゃと絵本を持って、宮城県気仙沼の葦の芽幼稚園を訪問。絵本の読み聞かせやマルモリダンスを踊り、園児とふれあった。
10月にはチャリティー駅伝「EKIDEN for PEACE」に参加、東日本大震災復興への思いを胸に「アイドリング!!!」が山中湖畔を疾走。(10・2)
震災から1年を迎えた2012年3月11日、大阪NGKホールでチャリティライブを開催。
義援金を募るとともに、チャリティパネルオークションを実施。パネルの売り上げ総額180万円で、がれきの粉塵に苦しむ被災地の小中学生に高性能マスクを購入し、現地へ送った。
■関連記事:EKIDEN for Peace2011~富士山・山中湖チャリティ駅伝大会~

「とくダネ!」笠井キャスター・被災地取材体験を本にして出版

東日本大震災の被災地に真っ先に赴き、3週間に渡りリポートを続けた笠井信輔アナが被災地現場取材の経験を赤裸々につづったノンフィクション本「僕はしゃべるためにここ(被災地)へ来た」を出版。印税は全て被災地 へ寄付。またフジテレビクラブ会員向け「笠井アナの震災報告会」にて募金活動を行い、笠井アナをはじめ、軽部アナ、生野アナによるフジテレビクラブ会員向けの震災報告会を開催。終演後には、笠井アナ自らがロビーに立ち、来場者に義援金を呼びかけた。

その他各種イベントで募金活動を実施

FNSチャリティキャンペーンによる被災地支援活動

「フジネットワーク募金」による義援金募集

「激甚災害」に指定された東日本大震災。被災者救済の一環として、3月13日午前0時20分よりフジネットワーク募金の受け付けを開始。
この緊急募金は4月30日まで行われましたが、その後も全国から善意が寄せられ、最終的な義援金総額は15億8,118万8,611円となり、全額を日本赤十字社に寄付した。

日本ユニセフ協会を通じての募金

FNS28局が全国で募金活動を行い2億5,743万2,053円を公益財団法人日本ユニセフ協会に寄付しました。この募金は、日本ユニセフ協会を通じて東日本大震災で被災した子どもたちの教育支援などに使われています。

「とくダネ!」アナウンサー取材の企画による募金呼びかけ

「被災地の子どもたちは今 中野アナウンサー現地報告(1)、(2)」

ドキュメンタリー番組、バラエティ番組での募金呼びかけ

「被災地に生きる~東日本大震災 子どもたちの193日~」
「FNS歌謡祭」
「FNS27時間テレビ」など
「とんねるずのみなさんのおかげでした」チャリティオークション

「お台場合衆国」

『みちのくステージ』で開催されたタレント・スポーツ選手などのサイン入りグッズのチャリティオークション
『トミドコロさんハグ募金』
『8月8日』フジテレビ社屋フリーマーケット

「ふるさと祭り東京2012」

地酒販売、チャリティオークション、実演者と一緒に募金の呼びかけ

フジテレビの募金額:1億5,351万1,278円

映画興行収入の一部を日本ユニセフへ寄付

フジテレビでは映画興行収入の一部を毎年日本ユニセフに寄付しており、2011年度の対象作品と寄付額は以下のとおりです。
「SP 革命篇」  2011/3/12 公開    <寄付額:500万円>
「豆富小僧」  2011/4/29 公開    <寄付額:100万円>
「アンダルシア 女神の報復」  2011/6/25 公開    <寄付額:500万円>
「ロック ~わんこの島~」  2011/7/23 公開    <寄付額:411万3,588円>
※入場者1人につき6円を募金へ。合わせて1,511万3,588円を日本ユニセフ協会へ寄付しました。

その他のチャリティ活動への取り組み

「クイズ!ヘキサゴンⅡ」着うたの販売利益を寄付

サーターアンダギーの新曲「会いに行くからね」の着うたの販売収益を全てフジネットワーク募金を通じて被災者へ寄付。

「HEY!HEY!HEY!」被災地応援ソングをフジメロで販売

アーティストAMEMIYA氏による陸前高田市応援ソング「陸前高田市に捧げる歌」を作成。フジテレビの携帯サイト「フジメロ」にて420円(税込)で楽曲をダウンロード販売。通信キャリアの手数料を除いた全額を支援金として寄付。

放送番組による被災地支援活動

災害報道について

【1】東日本大震災報道における基本的な考え方
『不安をあおらず、正しい情報を整理して伝える』
『被災した人々の気持ちに寄り添う報道』
『全国ニュースと地域ニュースの両立』
『原子力災害の現状と問題点を整理して伝える』
『批判よりも提言に重点を置く報道』

【2】災害報道の考え方
フジテレビ報道局は元来、次の考え方で災害報道の準備を行っている。
(1)「災害を未然に防ぐ警告報道に努める」災害を極力小さな被害に食い止めるため。
(2)「災害発生は直ちに映像で報道する」被災地域に客観情報を伝えるため及全国の世論と
機関に客観情報を基に災害対処方法を考えるよう促すため。
(3)「安全情報・危険情報は優先順位を考慮し記事編集して速報する」人命と財産の保全の
急務を達成するため。

【3】震災発生直後に特別報道番組を開始
フジテレビ報道局は震災発生からおよそ3分後の2011年3月11日午後2時49分に通常番組にカットインする形で報道特別番組を開始した。特別番組はCMなしで61時間、CM付きでは82時間に及ぶもので、フジテレビ史上最長を記録した。
ここでは東北での津波の来襲を生中継で伝えたほか、FNNの東北の3局からの中継リポート、東京における大量の帰宅困難者の現状、余震が発生した際の視聴者への冷静な行動呼びかけなどを行った。また福島第一原発について、原子炉水位の低下と周辺住民への避難指示に始まる一連の動きを逐次伝え続けた。

【4】4日目以降の各番組の取り組み
大震災発生後4日目以降も総力取材を続け長時間報道を行った。
特に4日目は、FNN報道特別番組と情報番組で全放送時間震災報道に徹した。
5日目から8日目までもFNN報道番組が1日8時間以上、情報番組と合わせると、15時間以上の震災報道を行った。

報道番組と東日本大震災

FNNスピーク

発生から1週間は実質的に放送枠を拡大「全国からのFAXやメールを紹介」「ボランティアのやりかたの解説」なども紹介した。その後もデイリーのニュースで被災地の日々の動きを幅広く取り上げ続けたほか、ストレートニュースだけでなく被災各局やフジテレビをはじめとするFNN取材団が取材した企画を放送した。
さらに6月1日からは「復興第二章」シリーズを断続的に26回放送、南部鶏・チョウザメなどの名産品で復興に賭ける人々や、海外から炊き出しに駆け付けた有名シェフに密着するなどした。一連の取材は被災地各局からだけでなく、フジテレビから境・島田の両キャスターも複数回にわたって現地に赴き、取材を継続した。
震災から1年を迎える2012年3月からは「3.11を超えて」を9回放送した。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
[ オフィシャルサイト ]

スーパーニュース・FNNスーパーニュース

震災発生後~4月1日までは2時間すべてを全国ネットで放送した。
震災発生1か月のタイミングでは安藤キャスターが福島県相馬市から中継報告を実施。
「スーパーリポート」「スーパー特報」では被災者を継続取材したほか、大火災が発生した気仙沼市の火災原因を検証するなどした。
また「文化芸能部」では発生直後から芸能界で広がった炊き出しや歌謡ショーなど「支援の輪」を紹介し被災者を元気づける姿を伝えた。
「スーパー特報」では「南気仙沼小学校の春」シリーズを4回にわたって放送、JIB-TV放送向けの英語ナレーションバージョンが「コロンバス国際フィルム&ビデオ・フェスティバル」で"Honorable Mention"を受賞したほか、「アジア・テレビ賞(Asian Television Awards)」にもノミネートされた。震災1年を控えた2012年3月9日には安藤優子キャスターが仙台市若林区の被災エリアから中継を実施した。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
[ オフィシャルサイト ]

FNNニュースJAPAN

「米で高まる原発不信」「被災地医療の最前線」「節電列島はいま」など独自の切り口で震災とその後の被災者の姿を追い続けた。震災発生1か月のタイミングでは秋元キャスターが南三陸町に展開していたイスラエル軍の国際医療支援に密着したほか、仙台市から中継を実施した。11回にわたった「きらめきJAPAN 復興の息吹」では、震災に負けない前向きな姿を取り上げて、被災地への応援歌とした。
「福島最前線からの報告」は2月までに7回を数え、福島第一原発事故の余波と「見えない放射能」を相手に格闘する人々を取り上げた。7月には来日中だったIAEA(国際原子力機関)の天野事務局長に単独インタビュー、原発事故への日本政府の対応の問題点などを質した。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
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FNNスーパーニュースWEEKEND

地震発生直後に野島卓キャスターが宮城県石巻市を取材、街の様子や被災した漁師などの実態を放送。さらに首都圏に避難してきた人たちの抱える問題や、行きわたらない義援金などについても取り上げたほか、週末に被災地で行われた様々なイベントなどを「きょうの被災地」として、まとめて放送した。
9月には野島キャスターが再び石巻市に入り、地震から半年後の漁師の様子やインフラが戻らないために再開できない水産業の状況などを取材した。石本沙織キャスターは10月に岩手県山田町を取材、津波のため、経営していた病院を失った医師の3人兄弟を取材することで被災地での医療の問題を取り上げた。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
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新報道2001

震災発生直後の3月20日には福山官房副長官や福島県の佐藤知事をゲストに招いて原発事故の検証を試みるなど、震災発生後のほとんどすべての放送で震災関連項目を取り上げた。
ゲストには政府から官房長官や原発担当相・復興担当相らが出演。 さらに岩手・宮城・福島3県の知事も出演して、現地の現状や要望を伝えた。政府が 12月に「冷温停止状態宣言」をした後には平野復興担当相、細野環境相・原発事故担当相らが出演、復興への取り組みを聞いた。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
[ オフィシャルサイト ]

報道特番

「震災から1か月・・・復興へ」(2011/4/11放送)

震災発生から1か月後にあたる当日の被災地を中継で結び、人々の祈りと現状を伝えた。

「特命報道記者X2011」(2011/4/11放送)

立ち入りができない福島第一原発20キロの警戒区域圏内の現状を伝える映像を特集、事故から25年以上を経てたチェルノブイリの現状も放送。

「景気満開テレビ」(2011/12/31放送)

「こんな時だからこそ見たい、知りたい復興へのヒント」として、復興に立ち上がろうとする東北からの生中継を実施、復興への応援歌とし放送した。

「自衛隊だけが撮った0311~そこにある命を救いたい~」(2012/3/9放送)

地震発生とともにはじまった自衛隊の活動は多くが記録を担当する隊員らによって写真やビデオに収められており、それらの映像を元に隊員へのインタビューや再現映像をまじえて自衛隊史上最大となった今回の震災派遣の全貌を明らかにした。

「FNN報道特別番組『希望の轍』」(2012/3/11放送)

地震発生から1年の3月11日14時46分の瞬間を含む4時間の生放送。
福島県の警戒区域を北から南まで縦断取材したほか、津波被害から立ち上がる宮城県の人々を取材。岩手県・三陸鉄道が当日、初めて試運転を開始した区間からの移動生中継も交えた。

BSフジLIVE ・プライムニュース

「提言する報道」を掲げて、震災発生直後の3月14日から各界の多彩なゲストを呼んで討論。「政治の役割、経済への影響、エネルギー問題」など多くの切り口で討論と提言を行った。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
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情報番組と東日本大震災

地震発生直後の対応

大震災発生後3日目から多角的な分析・検証的な緊急特番を4番組放送。
(1)「東日本大震災緊急特番第1部・検証なぜ被害は拡大したか」(2011/3/13 19:00~)
(2)「東日本大震災緊急特番第2部・検証なぜ被害は拡大したか」(2011/3/13 22:00~)
(3)「東日本大震災緊急特番」(2011/3/15 19:00~)
(4)「地震から10日・・・今できること」(2011/3/20 22:00~)

被災地伝言板・メッセージ

フジテレビホームページを媒介とするインターネットによる情報提供が出来るシステムを作り、テレビではなく、インターネットで伝えることを主とする取材を開始。「安否を伝える」メッセージや「被災地から伝えたいメッセージ」を取材し、そのまま掲示板として誰でも見られるようにフジテレビホームページ上で公開。 また各情報番組でもその一部を放送することで、その機能の周知することに努めた。伝言板メッセージは3月21日取材分から映像の公開をはじめ、6月21日まで3か月間行った。
[公開した映像ファイルは1,457点、 画面に登場した人物は5,000人以上]

めざましテレビ

「めざましテレビ」では震災直後から「被災地に元気になってもらいたい」という願いから「めざましエイド」という一連の企画を展開。被災地のために出来るすべての可能性を実現するために以下のような様々なプロジェクトを継続的に行っている。
[ オフィシャルサイト ]

「めざましトークエイド」

東日本大震災にまつわるエピソードをパソコン・携帯で募集し放送。被災地へエールを届けた。(2011/3/21から7/4まで計73回放送)

「めざましライフエイド」

被災した方の心のケアを目的に「めざましテレビ」出演者が交代で被災地に赴き、 被災した方に当時の話を聞く企画。(2011/4/18放送 他 計20回放送)

「めざましさくらエイド」

全国の桜の名所から満開の桜を生中継するとともに、今まで日本各地でおきた震災と、それを乗り越えた取り組み・歴史を放送することで、東北の被災地を 元気づけた。(2011/4/1放送 他 計17局で放送)

「紅葉エイド」

全国の紅葉の名所から生中継すると共に、各地でおきた過去の被災と乗り越えた歴史を伝えた。(2011/11/2放送 他 計14局で放送)

「ココ調」みちのくみんな旅シリーズ

風評被害が少しでも無くなることを願い、被災3県の魅力を伝える企画。

「ココ調」自衛隊ミッションファイル

被災地支援にあたる自衛隊。献身的に活動する自衛隊の日常作業と業務を取材、放送。(2011/5/3放送 他 計6回放送)

「ココ調」みちのくみんな旅/みちのくみんな旅グルメパワー

風評被害の打撃を受けている福島・宮城・岩手など被災3県の観光地を紹介する企画。(2011/5/30放送 他 計26回放送)

「めざましライブエイド」

復興支援を目的としたライブイベントを開催し、出演アーティストと共に被災地を応援しようとする企画。被災者を無料招待し、当日の収益はThink the Earthを通じ被災地に寄付した。
*FUNKY MONKEY BABYS (2011/5/13放送 他 計2回放送)

「めざましフードエイド」

被災で販路を失ってしまった会社や、風評被害に悩む東北3県の特産品や物産をフジテレビ7F「めざマルシェ」で販売。商品販売スペースを無料で貸出し支援した。

「めざまし×ファンモンソングエイド」

めざましテレビとFUNKYMONKEYBABYSが、過去の災害から立ち上がった全国の"復興地"の小・中・高校生と共に「歌で被災地へエール」を送った。(2012/2/20放送)

「フードONパレード」

地方の旬な食材を使って簡単なレシピを紹介し実際に試食するコーナーを「被災地関連食材」で展開。東北・北関東の被災地やその周辺の野菜や果物などを紹介することで「風評被害を乗り越えよう」というメッセージを送った。(2011/4/14放送 他 計123回放送)

「ぐるるんアースシリーズ」 被災地ボランティア

世界を舞台にアシスタントディレクターが様々な課題をクリアしていくという「めざましどようび」の企画。「被災地でのボランティア体験」を テーマに、南三陸町テント生活ボランティア体験。ボランティア登録をするところから撮影し、宿泊も食事も現地ボランティアと全く同じ環境で過ごした。交通手段・宿泊施設事情といった基本情報も盛り込み、被災者やボランティアが真に必要としているものは何か体験し伝えた。(2011/6/25放送 他 計5回放送)

「めざましたんぼエイド~tattonプロジェクト~」

津波により稲作が不可能になった岩手県・宮城県・福島県田んぼで、除塩効果があるといわれる「綿花栽培」により田んぼを再生させる試み。2011年6月から福島の農家で試験的に行った。 収穫した綿花の放射性物質の検査を行った結果、いずれも放射性セシウムは不検出。今後はこの綿花を紡績して商品化し、その利益で東北農業の再生につなげていくことも検討中。

とくダネ!

とくダネ!では震災発生を受け「テレビは何を伝えるべきか?」「情報番組は"誰に向け""何"を放送すべきか…」自問自答を繰り返しながら取材を続け、多くの時間を割いて伝えてきた。約130人いる常駐スタッフのうち80人が直接被災地に足を運び取材を行ったほか、東北出身である小倉智昭キャスターが節目ごとに被災地に入り中継。地元出身者ならではの感性で被災地の"いま"を伝え、5月には原発近くの福島県南相馬市の実態をどこよりも早く伝えた。そのほか、各ディレクターやキャスターが取材を通して知り合った被災者に継続的な取材を行い、特番や企画という形で放送した。
[ オフィシャルサイト ]

【主な企画】

とくダネ!巨大地震を想定せよ!古文書プロジェクト

(1)再現 首都壊滅・今蘇る生還の記録(2011/12/19放送 )
(2)追跡 大阪大津波・被害語る"地名"の謎(2011/12/21放送 )
(3)発掘 隠された巨大地震・戦時下に何が?(2011/12/22放送)
(4)分析 ナマズが語りかける私達の"未来"(2011/12/23放送)
(5)検証大震災・忘れられた伊達政宗の警鐘(2011/12/27放送)

とくダネ!双葉高校野球部

廃部の危機にある福島県の高校の野球部の球児たちに長期密着取材。6月から12月までに4回放送。年末にはBSフジにて特番も放送した。(現在も継続取材中)

大川小学校 「てっちゃん」

津波により全校児童の約7割(74人)の命が奪われた宮城県石巻市立大川小学校。奇跡的に一命を取りとめた只野哲也くん12歳。通称"てっちゃん"。最愛の祖父・母・妹、そして多くの友達を一瞬にして亡くした彼は「東北は大きな被害を受けたので皆に知ってもらいたい」という思いから、津波に襲われたその瞬間を語ってくれた。
「とくダネ!」内で3回放送、さらに「わ・す・れ・な・い」特番でも放送。長期取材を継続中。

とくダネ!FNSチャリティキャンペーン

「FNSチャリティキャンペーン」2011年度支援国は創設以来初の日本。中野美奈子アナが被災地を取材し報告した。(2011/7/7、8放送)

その他の震災関連特番

【復興への熱き魂 東北の夏祭り】(2011/8/6放送)
【被災地に生きる~東日本大震災 子供たちの193日】(2011/9/19放送)
【とくダネ!発ディレクター魂 2011「震災 未だ見えぬ真実を終えSP!】(2011/12/30放送)

知りたがり!

「知りたがり!」はニュース解説という番組の特性を生かして、東日本大震災で大きな被害・影響をもたらした原発事故・放射能汚染・放射線防御には特に力を入れて取り組んだ。放射性物質や原発などは、これまで一般国民には馴染みがない事柄だった為「難しい用語」を「分かりやすい言葉」に置き換えながら噛み砕き「分かりにくい仕組み」などを簡略な図などに置き換えるなどして分かりやすく、見やすく、詳しく伝えることを意図に臨んだ。
[ オフィシャルサイト ]

Mr.サンデー

東日本大震災の発生当初から、17人の番組ディレクターのほとんどが現地に入り、被災地でいま起きている現実や、そこに生きる被災者が抱えた胸中など、東北3県の状況を1年を通じ徹底的に取材してきた。また原発事故による放射線量の実態も、「なぜ放射能が拡散したのか?」「何を危険だと考え暮らしていけばいいのか?」など視聴者の喫緊の不安に対し、徹底的な検証取材を行ってきた。
こうした取材を積み重ねた結果、番組としては1年を通じ多くの検証シリーズを放送。シリーズ「市民映像ドキュメント」が7回、シリーズ「放射能を知る」が8回と長期的な検証取材として結実した。これだけの未曽有の災害・事故を前にして、視聴者がその時一番知りたい情報にどれだけストレートに向き合えるのかという点を常に意識。「独自検証」や「独自測定」という手法を武器に、自分たちの足で汗をかきながら丁寧に現実と向き合った。
※詳しい番組内容については、東日本震災活動報告をご覧ください。
[ オフィシャルサイト ]

新・週刊フジテレビ批評(毎週土曜5:00~6:00放送)

テレビをはじめメディアの現状や未来を掘り下げていく「新・週刊フジテレビ批評」では東日本大震災以降、テレビ放送が始まって以来の未曾有の大災害を、「メディアはどのように伝えたのか…」という視点でレギュラーコーナーである"CRITIQUE TALK"に各ジャンルの有識者を招いて意見を伺い検証した。
[ オフィシャルサイト ]

「ザ・ノンフィクション わすれない~三つの家族の肖像~」

放送開始から17 年を迎える『ザ・ノンフィクション』震災直後このザ・ノンフィクションのプロデューサー・ディレクター陣により緊急プロジェクトが結成され、震災で最も多くの人々が亡くなった石巻市で懸命に生きる3 組の家族を取材。通常、半年から1 年かけて一つの作品を作り上げる彼らが、チーム一丸となり総力をあげて取材を行い、震災1 か月後にこの番組を世に送り出した。

■関連記事:ザ・ノンフィクション「わすれない~三つの家族の肖像~」がアジアン・テレビジョン・アワードの時事問題部門で最優秀賞を受賞!

「わ・す・れ・な・い 東日本大震災155日の記録」(2011/8/12放送)

震災後、当時まだ世に公開されていなかった映像や被災者の方々の証言を、時間をかけ丁寧に取材。その結果、震災の知られざる全容を伝えたこの番組は、当時日本でも大反響を呼び、世界中の優れた放送番組に贈られ映像界のピューリッツァー賞とも称される「ジョージ・フォスター・ピーボディー賞」を受賞。受賞によって、日本以外の方々にも被災の現実を知っていただき、「忘れない」思いを共有できる機会が増えることは大変意義のあることであり、今後も日本の復興の過程をしっかりと記録に残し後世に伝えていくことがテレビに与えられた社会的使命だと考えている。被災された方々の一日も早い復興を祈りながら、今後も「わ・す・れ・な・い」シリーズを継続的に放送していく。

■関連記事:8月12日放送 「わ・す・れ・な・い 東日本大震災155日の記録」

「わ・す・れ・な・い 東日本大震災 命の記録」(2011/12/30放送)

未曾有の災害で15,000人余の方々が亡くなり、放送時点で3,000人もの行方不明者がいた。失った命の一つ一つには、必ず語り継ぐべきことがある。思い、教訓、運命・・・私たちに、今、出来ることは、その無念を心に刻み、その魂に祈りを捧げ、語り継ぐべき「失われた命のメッセージ」に耳を傾ける・・・こと。
今回の「わ・す・れ・な・い」では、東日本大震災の新たな映像を改めて発掘することに加え、自らの命を守り抜いた人々や、尊い家族や仲間を失った方々の証言を出来る限り集め、さらに被害の実情を克明に検証し、「命の記録」を辿ることであの日"生死を分けた境"はどこにあったのか、私たちはその時どうすれば良いのか、を提示した。

「わすれない ~原発と牛飼い~」 (2011/8/14放送)

東日本大震災以降、放射能という見えない脅威におびやかされている福島県・葛尾村で、決断を迫られる繁殖牛農家と酪農家を取材した。また、原発から何km離れているといった同心円的には測りきれない放射能汚染のメカニズムを日本原子力研究開発機構によるシミュレーションを基にひも解いた。

「老人と放射能 ~FUKUSHIMA~」(2012/1/15、22放送)

番組600回記念企画として2週間にわたって放送した。東日本大震災が起こる1年前から、福島県浪江町の山里に住む一人暮らしの老人と一匹の老犬の生活を、山里に広がる四季折々の豊かな日本の原風景と共に記録し続けた。全てを奪われたあとに、残るものは何か?その答えを一人の老人の生き方から表現した。

バラエティ番組と東日本大震災

FNS音楽特別番組 「上を向いて歩こう~うたでひとつになろう日本~」

東日本大震災の被災地の復興を願って27組のアーティストが生放送で熱唱。
アーティストの出演料は全てFNSチャリティーキャンペーン事務局を窓口として義援金とした。(2011/3/27放送)

震災特番「SMAP×SMAP」

「SMAP×SMAP震災特番」で集まった寄付金をフジネットワーク募金を通じて、日本赤十字社の東日本大震災義援金として寄付した。その後もSMAPメンバーの総意で、義援金の告知を放送内で実施継続中。

FNS27時間テレビ「めちゃ2デジッてるッ!笑顔になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん!!」

「東北笑顔プロジェクト」と銘打ち、地震によって被災した東北3県に対し笑顔になれるイベントを番組内で実施。(2011/7/23~24放送)

復興スマイルライブ

明石家さんま、今田耕司、『ピカルの定理』のピカリ隊(ピース・ハライチ・大島麻衣他)が宮城県南三陸町志津川中学校特設ステージにてスペシャルライブを行った。

出張 BISTRO SMAP

木村拓哉・稲垣吾郎が岩手県釜石市で、香取慎吾・草彅剛が福島県二本松市で、出張ビストロを開催。「笑顔になれる料理」のオーダーで、1,000食振る舞った。

VS嵐

岩手、宮城、福島の東北3県に住む嵐ファンクラブ会員を収録に招待。
収録終了後には、メンバーとの握手会を開催し、記念品も贈呈。

さんタク

番組のテーマは"再起"「FNS27時間テレビ」で出張ビストロを開催した岩手県釜石商工高校のグランドで明石家さんま、木村拓哉が被災した市内の小学6年生と野球対決。(2012/1/1放送)

めちゃ2イケてるッ!「東北とつながってるね!生放送でプレゼントスペシャル!!」

レギュラーメンバーが、私物を東北3県の被災地の人々にプレゼントする企画。(2012/3/3、10放送)

アナウンス室の震災特番への取り組み

震災発生後からCMなしで61時間(CMを含むと82時間)ノンストップで特別番組を放送し、全番組にアナウンサーが携わったその後も常に緊急放送ができる態勢をつくり、現在も継続している。

ドラマ番組と東日本大震災

幸せになろうよ

クランクイン直前に震災が起き、当初のキャッチフレーズ"Are you happy?"を変更、被災地へのメッセージを込めた"You are not alone"へ。主演の香取慎吾がSMAPとして復興支援キャンペーンを大々的に実施。SMAPが歌う主題歌『Not Alone』とも連動、現在もSMAPが継続している被災地への募金運動のテーマソングになっている。

ほんとうにあった怖い話・夏の特別編

家族で楽しめる夏の風物詩としてのドラマ作りをする上で、視聴者の"怖いもの見たさ"を健康的に満たし「前向きに頑張ろう」と思ってもらえる構成を目指した。その中でも「震災を想起させないもの」を意識し制作した。

ラッキーセブン

震災を受け「とにかく明るいドラマを作りたい」と企画に取り組んだ。
内面で感じるというよりもより対外的にわかりやすく、頭ではなく身体で解決する作品を目指した。日本人が身近な人々と力を合わせて復興に向け難局を乗り切ろうとする姿に、 力ない人々が前向きに難問を乗り切るドラマになるよう努めた。

スポーツ番組と東日本大震災

震災特番 ボクらの選択

東日本大地震は多くの人々に影響を及ぼし、地震・津波・放射能に我々は翻弄された。スポーツ界にも、この震災で今までとは違う人生を歩むことを余儀なくされ、新たな生き方を「選択」した人々がいた。3人のアスリートの三者三様の「選択」を見つめながら、その生き様を追った。(2011/6/5放送)
「モンゴル人横綱 白鵬」「福島県相馬高校 男子バレー部の生徒たちと家族」「プロバスケットボール bjリーグ 仙台89ers」

すぽると!

「3.11東日本大震災から1年」と題しキャスター陣が取材、2012年3月6日~11日まで企画を放送した。復興支援を行う2大スポーツのトップ・プロ野球コミッショナーとJリーグチェマンの初めての同時対談を実現。また「福島原町高校野球部の1年後」「川崎フロンターレ被災児童援助」「福島競馬復興への取り組み」「バスケ仙台89ersの復活ストーリー」Jリーグ・共に被災したチーム同士の開幕戦「ベガルタ仙台対鹿島アントラーズ」など、スポーツ各界の復興支援活動を番組ならではの切り口で特集し、震災復興を放送を通じて支援を行った。

CS放送

CSプロ野球ニュース

被災地の少年野球チームの様子を取材・放送後、番組に対して野球用具の提供の申し出が全国から寄せられた。リトルリーグ東北連盟の事務局を務める仙台放送とも連携し、津波で用具を失った多くのチームに全国から集まった支援品を届けた。

レ・フレール LIVE& DOCUMENT(2011/9/15放送)

兄弟ピアノデュオ「レ・フレール」の密着ドキュメント、被災地を訪れ子どもたちに楽器と音楽をプレゼントする姿を紹介。

~湘南からエールを~ 東日本大震災 復興支援ライブ(2011/12/17放送)

TUBEの呼びかけにより、神奈川県にゆかりあるアーティストたちが復興支援チャリティライブを開催。
出演者:加山雄三、キマグレン、TUBE、つるの剛士、RIP SLYMEなど

その他放送における配慮

東日本大震災の大規模義援金募集告知の支援

「東日本大震災」の発生直後、12日深夜からフジネットワーク募金の東日本大震災支援プロジェクト「募金」呼びかけをはじめ、24時間放送を続けた。また、災害特別番組などの報道番組で断続的に告知を行った。

生字幕放送

3月11日15時43分から、報道特番に緊急の生字幕を付与(リアルタイムで字幕をつけること)翌日以降も、報道特番やニュースに生字幕放送を実施した。

震災報道を衛星テレビやインターネットで同時配信

震災の影響でテレビ放送が見られない環境にある方や、帰宅困難者に対する情報の手段として、BSフジ・CS放送・フジテレビホームページ、ニコニコ動画で地上波報道番組のサイマル配信を実施。その後ユーストリームでもサイマル配信を実施した。

放送内容の考慮

被災者及び視聴者に、精神的、肉体的苦痛や、不安を与えない放送内容を徹底するとともに、「品位と公序良俗の保持」「人命の尊重」「正確性の確保」「生命や健康に関わる表現の配慮」「中立性の維持」「差別・いじめの排除」「人権・名誉の尊重」「プライバシーの 尊重」「過剰演出&表現の排除」など制作指針の基本を改めて徹底するよう心掛けた。

被災3局への支援

多くの番組に協力を仰ぎ、番組出演者に被災3局の被災者に向けた激励メッセージの収録を依頼し、3局で活用してもらうなどした。

データ放送・携帯サイトによる取り組み

全社による取り組み

全社による節電への取り組み

東日本大震災により福島第1・第2発電所の停止のため、計画停電を余儀なくされ、フジテレビとしても直ちに節電への取り組みを開始した。政府より電力使用制限令が発動されたが、社員・現場の協力を得て、目標を超える約19%削減を達成した。

(1)エントランス・駐車場の照明50%消灯 / エントランス・ エレベーターホール等空調停止
オフィス棟エレベーター4台停止 / 一般見学者用エレベーター2台中止 / トイレのジェットタオル使用停止 
(実施期間:2011/3/16~2011/6/30)

(2)節電を目的として、社内の冷房効率を上げるために、本社ビルの西側と北側を中心に窓ガラスに2011年6月~7月にかけて遮熱塗装を行った。

(3)夏期に向けて電力不足は深刻化し計画停電を回避するために、政府から昨年の使用最大電力から15%削減する電力使用制限令が発動されたが、当社では上記の(1)に加え、更なる節電に取り組み、約19%削減を達成した。
・オフィス照明原則1/3消灯 ・館内エレベーターを更に4台停止 ・パソコンのモニターを一定時間経過後に切る設定
・社内イントラ画面上での電力使用状況の見える化 ・電力使用に応じた館内放送での節電要請
(実施期間: 2011/7/1~2011/9/9)

(4)電力使用制限解除後も節電を継続(ただし段階的に緩和。停止中のエレベーターの一部稼働、オフィス照明1/3消灯の解除など)
(実施期間: 2011/9/10~2011/11/30)

(5)トイレ照明の節電(省エネ)として、明るさセンサーと人感センサーの組合せにより、明るい日中は消灯し、暗くなり人が居る時のみ点灯するように工事を行った。
(実施期間:2011/11月~2012/2月)

(6)冬については、政府方針により、東京電力管内は夏のような数値目標は設けないもののできるだけ無駄な電力使用は控え、ピーク時の電力使用カットの要請があったため、当社も節電を継続しつつ、無駄な電力使用を抑えた。
(実施期間:2011/12/1~2012/3/31)

防災への取り組み

防災ウィーク・講習会を開催

防災ウィークを2011年9月26日~9月30日に実施。全社員・スタッフ参加型訓練(消火栓・階段避難車・AED・講習会)の実施で防災意識を啓発した。また専門家を招き「初動3分で被害全貌をイメージせよ」「Xデーに備えよ!3・11からの教訓」「フジテレビ本社の構造について」などのテーマで講習会を行った。

震災への備え・緊急事態への体制づくりの強化

震災時に役立つ技術開発への取り組み

震災発生後に携帯電話や固定電話など通常の連絡手段が使用できない状況が発生した。このような状況下の代替コミュニケーション手段としてSNS等のIP網の活用について研究をおこない、新規災害支援ツールの開発を行っている。

放送告知システム導入

緊急地震速報などを安定して放送できるよう必要な設備の導入を行い、被害の軽減を図った。

PAGETOP

環境活動

CSR推進会議プロジェクトチームによる活動

清掃活動

2008年から月2回の定期清掃活動を続けています

2008年から定期清掃活動を継続

社内CSR推進プロジェクトチームメンバーが中心となり、毎月第2・4月曜日の昼休みに社屋周辺での清掃ボランティア活動を行っている。この活動は、2008年から継続的に実施しており、2011年からはプロジェクトメンバー以外に、社内有志も参加している。

「臨海副都心まちづくり協議会」の清掃キャンペーンに参加

臨海副都心に事業所がある49の会社や団体で構成されている臨海副都心まちづくり協議会」による清掃活動が2011年10月26日に行われ、35社から170人が参加した。
フジテレビからも『エコアナ』3人を含む24人が参加、この模様は当日の昼のニュース番組「FNNスピーク」でも紹介された。
■関連記事:青空のもと~お台場"町内会"で清掃活動!

省エネ・省資源への取り組み

お台場合衆国2011での環境活動

夏の社屋イベント「お台場合衆国」の会場で、2007年から継続して、ゴミ箱周辺に「自サイクル」マーク※のサインを設置。来場者にゴミ分別の協力を訴えた。
■関連記事:『お台場合衆国2010』でもエコ活動
※「自サイクル」とは、「環境への配慮は、社会のためであり地球のためであり、そしてなにより自分のため」という思いを込めたフジテレビオリジナルの言葉。

冬の節電キャンペーン

震災に伴う電力不足のため、館内放送で「冬の節電キャンペーン」シリーズを継続的に展開、省エネ・省資源を啓発し続けた。一部エレベーターの停止や、オフィスでの未使用のパソコン、コピー機、会議室等のスイッチオフが徹底された。

あげます!さがしています!掲示板

フジテレビ社員一人一人の身の回りから「リユース」を始めよう!という企画から、イントラ限定の社員・スタッフ参加型サイトを作成した。2010年4月から73件(2011年3月末現在)の交渉が成立している。

環境に関する各種勉強会を開催

新エネルギーなど環境に関する各種勉強会を開催しました。

イベント/映画事業等における環境活動

各種イベント等で環境への配慮を行っています

お台場合衆国2011~ぼくらがNIPPON応援団!~

東京電力管内の節電に伴い、お台場PON地区での電源に太陽光発電による電力を利用し、節電に取り組んだ。また、来場者の熱中症を予防する目的で、直射日光を遮熱する「フラクタル」という日除けテントで、間接的に節電と環境保全に寄与。さらにアスファルト表面の温度を20℃ほど下げるネオコートという塗料を合衆国のワンピースブースで採用した。
■関連記事:こんな時だからこそ、私たちにしかできない事がある・・・・フジテレビ社屋イベント「お台場合衆国2011」で今年も社会貢献

シルク・ドゥ・ソレイユ/KOOZA

スーパーサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」。世界中の人々を興奮させるエンターテイメント集団によるパフォーマンス「ダイハツ クーザ」クーザにおいて以下の環境的な配慮を行った。
■会場内ゴミ分別の徹底。(ごみを回収→徹底して分別→収集車によりリサイクルへ)
■ゴミ減らし運動。カン・ペットボトルを潰し分別、ゴミの量を減らす活動。
■会場内に植栽を設置し、エコに貢献。

自転車 ecoイベント ENJOY! SPORT アースライド

「環境に優しい乗り物"自転車"に乗ってお台場に集まろう」という主旨のエコイベントを、「お台場合衆国」と連動して8月の開催に協力。自転車を利用することでの排出CO2排出量の削減をアピール。石垣島、京都、富良野での同様の企画にも賛同し、ゆっくりと自転車で各地を巡ることによる地元再発見など地球環境保護、地元観光の発展に寄与。

Enjoy! SPORT BIKE フジ55 in 富士スピードウェイ

自然に優しい自転車でのレースイベントを開催、地元静岡県小山町及び周辺地区への地域経済活性化に貢献した。また、自転車運転のマナー向上を参加者に呼びかけた。

ビーチバレー・ペボニアカップ

BVツアー公式戦を自主興行として開催。東日本大震災による津波及び放射能被害の影響でビーチに訪れる人々が激減したが初秋の興行を積極的に行うことにより、海の安全性周知とビーチバレーの発展に貢献した。また台場地区の地域活性化にも寄与。

映画製作におけるグリーン電力化

フジテレビ幹事映画作品(計6作品)について、映画製作にかかる電力の一部を日本自然エネルギー株式会社からのグリーン電力証書購入によるグリーン電力化をはかり、地球温暖化ガス削減に寄与した。
<対象作品>
(1) 2011年5月28日 「プリンセス トヨトミ」
(2) 2011年6月25日 「アンダルシア 女神の報復」
(3) 2011年7月23日 「ロック ~わんこの島~」
(4) 2011年9月17日 「アンフェア the answer 」
(5) 2011年10月29日 「ステキな金縛り」
(6) 2012年3月3日 「ライアーゲーム ―再生―」
(株)日本自然エネルギーよりグリーン電力証書を購入

グッズ販売・ゲームサイト等による環境活動

ゲームサイト「フジテレビ★プラネッツ」を通じた植林

フジテレビホームページ内のゲームコーナー「フジテレビ★プラネッツ」、Yahoo!モバゲー、mixi上で展開中のゲーム「ネットでマングローブ」において、ゲームで一定条件をクリアすると、石垣島に本物のマングローブを植樹する活動を実施中。
2012年現在3月現在、6,000本以上を植樹した。

■関連記事:ソーシャルエコゲームを通じて本物のマングローブ10,000本を沖縄に植林!
■関連記事:ソーシャルゲーム『ネットでマングローブ』が「mixi」や「Yahoo!モバゲー」にも対応 "1万本"めざしてマングローブの植林継続中!

ゲーム収益の一部を寄付

ソーシャルゲームプラットフォーム「モバゲー」にて、(株)サイバーエージェントと共同で展開していたゲーム『ドリーム戦国伝~希望の巫女~』の収益の一部を、「公益財団法人 東京都農林水産振興財団」の「花粉の少ない森づくり募金」に寄付した。(花粉の少ないスギ苗木3272本分相当)

LOVE THE EARTH PROJECT21

国連がおこなう地球温暖化対策活動LOVE THE EARTH PROJECT21は、国連・国連機関と民間企業が直接連携して行う新しい試みのキャンペーン。フジテレビでは自社及び他企業とのコラボ販売商品をキャンペーン対象商品として企画・販売し、 その売上の一部を寄付金として拠出している。
[ オフィシャルサイト ]

フジテレビキッズカフェ「ママトコ」児童向けフリマを開催

お台場アクアシティ内にあるフジテレビキッズカフェ「ママトコ」でキッズフリーマーケット開催し小学生への3R(リデュース・リユース・リサイクル)の啓発。

放送番組による環境活動

番組において環境、エネルギー問題等を取り上げ問題提起しました。

報道番組における取り組み

ニュース番組「FNNスピーク」「スーパーニュース」では、「世界自然遺産に登録された小笠原諸島」や、「節電」「新エネルギー」についてなど、随時環境問題に関するニュースを放送したほか、「スーパーニュースWEEKEND」の特集コーナー「ウィークエンドスコープ」では新エネルギーについての特集を5回にわたり放送、専門家の解説などを交え環境問題をわかりやすく伝えた。さらに、「BSフジLIVE・プライムニュース」でも、放射能被害、エネルギー問題、COP17などについて幅広い視点から討論した。
※内容が多岐にわたるため、詳細は2011年度CSR活動報告をご覧ください。

情報番組における取り組み

情報番組では、例年通り「めざましテレビ」や「とくダネ!」などの番組内で『環境ウイーク』を設け、横断的に環境問題に取り組んだ。震災による電力不足の折、そもそもエネルギーとは何か、どうやって生み出されるのか、主として「エネルギー」をテーマにした企画を各番組で放送した。また「知りたがり!」では、ニュースコーナー「あさネタ」の中で「佐々木恭子 エネ達への道」と題し、家庭とエネルギーをコンセプトに佐々木アナがスタジオで解説を加えた。「Mr.サンデー」でも自然エネルギー、節電、熱中症対策などをわかりやすく紹介した。
※内容が多岐にわたるため、詳細は2011年度CSR活動報告をご覧ください。

特別番組:地球環境大賞2011~いま 私たちにできること~(2011/11/20放送)

地球環境大賞は、フジサンケイグループが1992年「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て創設した環境顕彰制度。20回目を数え、これまで環境問題に熱心に取り組む企業、団体を表彰してきた。この特別番組では、受賞した企業・団体の技術やシステムのすごさを映像でわかりやすく紹介。震災の年に環境問題、エネルギー問題とどう向き合えばよいのかを世に問うた。

■関連記事:地球環境大賞2011 特別番組 「いま、私たちにできること」岡 康治プロデューサー スペシャルコラム

全社的な環境活動への取り組み

地球環境改善のため多岐にわたる取り組みを行っています

温室効果ガスの削減

「京都議定書」に基づき世界中で対策が講じられている地球温暖化防止のための温室効果ガス排出量の削減に計画的に取り組んでいる。
フジテレビ本社ビルの二酸化炭素CO2の排出量は、2011年度で24,723トン。フジテレビは、東京都の環境問題対策に関する新たな指針「総量削減義務と排出量取引制度」に沿って、2010年度から2014年度にわたる5ヵ年計画を立て、期間内に温室効果ガス排出量6%削減義務を達成するため、省エネ機器の導入やクールビズ、ウォームビズなどの対策を実施している。その結果、2011年度は、基準排出量 (削減目標の基準となる数値。
2002年度~2004年度の排出実績の平均値)の24%削減を達成した。 (削減率 前年比+13%)

地球温暖化防止への取り組み

温度調節

クールビズ、ウォームビズを実施し、CO2削減による地球温暖化防止を推進。
館内放送やポスター等にて社員、スタッフへの周知を図っている。

節水

排気ガス発生抑制

深夜宅送での相乗り促進を強化して、燃料消費減少によるCO2削減を推進。

節電

「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」プロジェクト

社内横断のゴミ分別キャンペーン代表委員が中心となり、<ゴミ分別> <封筒、手提げ袋、文房具用品等の使いまわし> <スイッチオフによって電気の使用量を減らしCO2を削減> の3つを柱とした「地球環境改善のための3本の矢キャンペーン」で、社内の『3R』を推進している。
※3Rとは、リデュース(Reduce:発生抑制)、リユース(Reuse:再利用)、リサイクル(Recycle:再生)のこと。

ゴミ分別キャンペーン運動の展開

「ゴミ分別キャンペーン」として、社内の分別率状況と分別率向上のための注意点を毎週社内に告知することにより、ゴミ分別率100%を目指している。
■関連記事:フジテレビゴミ分別キャンペーン代表委員の活動!100%リサイクルを目指して

使いまわしキャンペーン

「使いまわしキャンペーン」を社内各部署のゴミ分別委員とCSR推進室にて実施。
封筒・手提げ袋は一度使った物を再使用し、両面コピー・縮小印刷等によるOA用紙削減も展開して いる。更に、パームファイル、文房具も追加し、省資源・循環型社会形成への寄与及び廃棄物削減を目指し運動中。費用削減にも貢献している。また最小限必要な文房具等の需品については、グリーン購入品を積極的に購入している部署も多い。

CO2削減キャンペーン

「CO2削減キャンペーン」として、会議室・共用部の照明スイッチオフ、帰宅時パソコン・モニターのスイッチオフを行ない、電気使用の削減量をCO2排出量に換算して、平均的な家庭の何軒分に相当するかを社内に告知した

放送設備における環境活動

放送設備による省エネ・省資源実現のため多岐にわたる対策を実施。

系列局への番組のファイル伝送技術(FILEX)

系列局への番組販売の際、ファイル化・オンライン化して送ることにより、テープ資源の削減、運搬時のCO2削減に貢献するとともに、技術の進歩に貢献した。★民放連盟賞優秀賞を受賞。

スタジオシステムの更新と運用

スタジオで、新技術を導入する際に、設計上の工夫、簡素化や機器の小型・軽量化、電力消費量の軽減をはかり、省資源/省エネを促進した。また、生放送スタジオシステム等において、24時間通電を極力行わない設計と運用により省エネルギー化を促進。

オフライン機器のファイル化促進

オフライン機器で、ファイルワークフローを推進することでVTR運用を少なくし、省資源化を促進。

番組制作の照明技法

CGを使ったオフラインプログラムと、カメラリハーサルや本番中のリアルタイムのプログラム修正等のコントロールを導入し、時間、電力、労力を節約。また安全性の向上や統一感のある照明効果を実現。

新宿支局照明設備

新宿支局をフルLEDスタジオとして運用。消費電力は、これまでのハロゲン電球を使用した場合のほぼ1/10となった。

乾電池の流用

ワイヤレスマイクで使用している乾電池をインカム等に再利用している。

マスター設備の省電力化

将来のマスターシステムを見据え、システムの効率化等により、省資源・省電力化を図った。機器で22%、空調で22%(従来比)の省電力を実現。

新回線センター設備の構築

ファイルと映像信号を同時に扱う最新技術に挑戦する事により、最新鋭の回線設備を構築し、効率化、省スペース、省資源化を実現する。また、放送・通信業界に、このコンセプトの普及を図り、伝送技術の進歩に貢献した。

同軸ケーブルの光化

光多重技術を利用し、同軸(芯線は金属製)の光ファイバー化により省資源化を図った。

展示会ブースのオールLEDによる照明技術

2011年10月に幕張メッセで開催されたCEATECのNOTTVの展示ブースにおいて、オールLEDの照明で展示をし、省電力を図った。

スタジオでの照明エコモードの実施

湾岸スタジオで、照明の電力出力を最大値の90%に抑える設定をして、電力消費を抑えた。

LED照明の積極的な導入

スタジオ、中継で、LED照明を順次増やして、節電に貢献。

その他の取り組み

産業廃棄物リサイクル排出量の削減

使用済みのビデオテープ(VHS、ベーカム、D2などハードケース含む)は館内で消磁作業をしたあと廃棄処分せずに委託先に依頼し各パーツを分解・分別してリサイクルに活用している。
■関連記事:フジテレビの廃棄ビデオテープは、エコと福祉に役立っています!!
※フジテレビから発生するビデオテープは、ゴミ分別、産業廃棄物排出量には計上されていない。

VTR再利用プロジェクト

現在デイリーの情報番組は「めざにゅ~」「めざましテレビ」「とくダネ!」「知りたがり」と、フジテレビの1日の放送枠の3分の1を占めている。資源の有効活用とコスト削減のため、2010年12月から始めたVTRを再利用するプロジェクトで、14,000本を超える再利用テープを供給し、2,500万円の費用削減につなげた。

釘から生まれたおもり エコシズの開発

「自分たちが使い終わった釘をリサイクルできないか」と、美術大道具スタッフが検討を重ね、スタジオに釘回収缶と釘拾い用マグネットを設置。
集まった大量の釘を、鋳物製造会社で溶かし、セットなどを固定するおもり=シズに加工、「エコシズ」と名付け再利用している。

エコパネル

ベニヤに代わる材料として再生紙を使い環境にやさしいセット作りを進める。

社員食堂での割り箸廃止

2008年から社員食堂での割り箸を廃止し、再利用できる置き箸に変更。

店舗におけるレジ袋削減

『フジテレビ社屋グッズショップ「NO!小分け袋」キャンペーン』の実施によるポリ袋使用量の削減に取り組んでいる。

FCG/フジ・メディア・HDなど他社と連動した取り組み

地球環境大賞による環境保全活動等の啓発

2011年9月に第20回の贈賞式を終えた「地球環境大賞」は、1992年フジサンケイグループが「産業の発展と地球環境との共生」をめざし、産業界を対象とする顕彰制度として世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て創設、今日では日本を代表する環境顕彰制度として広く社会に定着している。
フジテレビは、フジサンケイグループの中心的存在の一社としてこの「地球環境大賞」をサポートすることにより「環境」と「経済」そして「社会」との調和による豊かで活力あふれた国づくりの実現に邁進している。
■関連記事:第20回 地球環境大賞授賞式~「産業の発展と地球環境との共生」をめざして~

PAGETOP

社会貢献活動

CSR推進会議プロジェクトチームによる活動

フジテレビらしさを生かした社会貢献活動を継続して行っています。

「めざましムービー」無料上映会&朗読会

「めざましテレビ」とのコラボレーションで行っている「めざましムービー無料上映会&アナウンサーによる朗読会」を継続的に開催。2011年度は"読書のまち"として知られる埼玉県三郷市後谷小学校で、夏休み期間中の親子を対象に図書館で、「にゃんこ THE MOVIE 無料上映会とアナウンサーの絵本朗読会」を開催。(2011/8/30)
■関連記事:読書のまち 埼玉県三郷市の小学校で上映会&朗読会

「日本点字図書館」において蔵書朗読録音ボランティア活動

2009年秋より「日本点字図書館」にて、CSR推進室兼務のアナウンサーたちが蔵書朗読録音ボランティア活動を継続して実施。点字図書館では、視覚障害者にも書に親しんでもらうため書籍を音訳し、Recdia(サーバ型の録音システム)で録音、インターネットによる配信。フジテレビアナウンサーがこれまでに録音を完了した蔵書は、18冊。
■関連記事:エコアナ・川野良子のボランティア報告 朗読ボランティア、始めました!

『フジポッド文庫』寄贈

2006年3月~2009年12月まで配信されていた「フジポッド文庫」のコンテンツであるアナウンサーの朗読CDを社会貢献として役立てる企画。CSRのホームページにおいて随時申し込みを受付、日本の名作文学のCDを盲人図書館、盲学校、老人福祉施設、小学校、児童館などの団体に寄贈。海外(韓国・フランス・ドイツ)からの寄贈申し込みもある。
■フジポッド文庫について詳しくはこちら

難病の子どもたちのウィンターキャンプで4回目の童話朗読会実施

日本に約20万人いるといわれる心臓病や小児がんなどの難病を抱えた子どもたちが、自然の中で思う存分遊べるアジア初の"医療付き無料宿泊施設"「そらぷちキッズキャンプ」(北海道滝川市)。2012年夏の専用施設オープンを前に、「そらぷちキッズキャンプ」(公益財団法人)主催の「ウィンター・プレ・キャンプ2012」にて、フジテレビの社会貢献活動の一として、4回目の朗読会を開催。
■関連記事:いよいよ今年の夏、正式オープン!『そらぷちキッズキャンプ』冬のプレキャンプでスペシャル朗読会!

「リレーフォーライフ2011 in 駒沢公園」にてイベントを開催

駒沢オリンピック公園・中央広場で開催された がん検診啓発イベント「リレーフォーライフ2011in 駒沢公園」(主催:日本対がん協会ほか)にて、アナウンサーによる「ミニ朗読会」、体操・元オリンピック選手田中光先生よる食育イベントを開催。
この催しは「がん患者さんと家族、がん経験者に対して勇気と希望を与える場」となることを目的に、がん経験者とその家族、医療従事者や一般の方々がリレー方式で24時間歩きながら寄付を募るというもの。(2011/10/15~16)
※フジテレビは日本対がん協会の「がん検診企業アクション」のパートナー企業です。
■関連記事:がんに負けない!エコアナ3名が、命をつなぐリレーイベントに参加

食育啓発活動

FCG総合研究所をはじめとするフジ・メディア・ホールディングス各社が協働で行う「食育プロジェクト」。子どもたちに食と運動、排泄"いいうんち"を出すことの大切さを教えることを目的としている。"いいうんち"「どっこくん。」をメインキャラクターとし、食育出前授業活動を展開。2011年度は、被災3県19ヵ所で実施した。

<被災地以外での出前授業実施>
2011年4月17日 香川県さぬき市 山﨑夕貴アナ
■関連記事:食育イベント「ハロー!どっこくん」香川県さぬき市で開催

2009年に「食育プロジェクトチーム」の活動として制作されたオリジナルソング『ハロー!どっこくん。』の着うた・着うたフルを携帯音楽配信サイト「フジメロ」にて2010年9月より無料配信継続中。
食育キャンペーンでの「良いウンチを出すための歌」の作詞・作曲とDVD化(非売品)。
作詞:鈴木文太郎(社員) 歌:石本沙織

※フジテレビキッズカフェ「ママトコ」(アクアシティ内)にて、「らでぃっしゅぼーや」タイアップ食育イベント等も開催している。
■食育出前授業『ハローどっこくん』については詳しくはこちら

チャリティ活動

FNSチャリティキャンペーン

フジテレビは海外における恵まれない子供たちの支援を目的に、 FNS28局とユニセフとの共同チャリティプロジェクトを38年間にわたって実施している。
フジテレビ局内各所及びアクアシティお台場、デックス東京ビーチや東京駅の複数店舗等100箇所以上に募金箱を設置ダイヤルQ2による募金(1通話315円が寄付)や、年度支援国ポスターDVDを制作し、学校祭等からの希望者に無料で貸出して募金を啓発。イベント(チャリティゴルフ大会、チャリティくじ引き、チャリティダンスパーティやイルカさんのコンサート)などで募金活動を行い、ユニセフに寄付した。
[ オフィシャルサイト ]

その他

中野美奈子アナが東日本大震災の現場を取材し「とくダネ!」で放送。各地で講演活動などを行い、募金活動を通じて被災地支援に貢献した。ライセンス商品「ラフくん・ガチャピン・ムック人形焼」の売り上げの一部をFNSチャリティキャンペーンへ寄付。映画事業局では毎年継続的にFNSチャリティキャンペーン事務局を通してユニセフに寄付、2011年度も映画3作品より寄付を行った。
■関連記事:FNS28局チャリティキャンペーン報告~総額1億7,251万円が日本ユニセフ協会を通じて被災地に~(2011/12/15)

イベント/映画事業等における社会貢献活動

KOOZA

シルク・ドゥ・ソレイユによるパフォーマンス公演。
文化芸術を通しての国際交流に貢献した。東京他全国4箇所にて公演。(※地震により東京公演一部中止。仙台公演中止。)
クーザ会場では、ハートビル法に準じたバリアフリー措置(各階段、手すり、スロープなど)を講ずるなど、安全・衛生に配慮し誰もが安心して楽しめる会場づくりを行った。(2011/2/2~2012/4/1)

ボローニャ歌劇場日本公演

名門オペラハウスの5年ぶり5回目の引越し公演。イタリア統一150周年にふさわしい豪華な布陣で、厳選された3演目を上演。文化芸術を通じての国際交流に貢献。(2011/9/10~9/25)

ツタンカーメン展~黄金の秘宝と少年王の真実

エジプト考古学博物館所蔵の日本未公開の物品を含む展示品約122点を一挙に公開。
大阪・東京にて開催。歴史的な展示品を通じてエジプトとの文化交流、国際親善に貢献。(2012/3/17~12/9)

平成中村座2011

テントで江戸の芝居小屋を再現。平成中村座の東京では5回目となる公演。
日本の伝統文芸の普及と継承を支援。(2011/11/1~2012/5/31)

日本大相撲トーナメント第36回大会

本場所とは異なる相撲の楽しみ方を提供。国技である大相撲のさらなる普及・発展に寄与する。(2012/2/5)

オーケストラコンサート2011ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演

世界最高峰のオーケストラの3年ぶりの来日公演。文化芸術を通じての国際交流に貢献。
特別協賛社のTDKとともに今回も、音楽を学ぶ学生を招待した「公開リハーサル」の開催とベルリンフィル奏者による千葉県成田市の下総中学での音楽指導「アウトリーチ」
を実施した。(2011/11/22~11/24)

その他以下の文化・芸術イベントを通じて伝統の継承や国際交流に貢献しました。

スポーツ関連事業における社会貢献活動

FIVBワールドカップバレーボール2011男女東京大会

国際バレーボール連盟(FIVB)が主催、日本バレーボール協会(JVA)とフジテレビが共催するワールドカップ大会。「春高」と共にスポーツ普及に貢献。(2011/11/16~12/4)

日本サッカー協会「こころのプロジェクト」支援

サッカー日本代表選手や現役Jリーガー、なでしこリーグの選手たちが「夢先生」として学校の授業を受け持ち、夢や目標を持つことの素晴らしさや、努力することの大切さ、フェアプレー精神などを子どもたちに伝えていく活動。JFA「こころのプロジェクト」の活動に協賛し支援。

全日本リトルリーグ委員会への支援

サンケイスポーツ・産経新聞と共に40年以上に亘ってリトルリーグ委員会を応援してきた同委員会は、野球という種目を通じて男女問わず子供たちのスポーツ環境を整備する事、スポーツを通じ子供たちの健全なコミュニティ作りを支援する事、そして海外チームとの試合を通じて国際的友好の輪を広げる事、という理念の下に運営。
■関連記事:リトルリーグ野球を通じた子どもたちの交流支援~被災地の選手たちもがんばりました~

春の高校バレー第64回全日本バレーボール高等学校選手権大会

3月に「選抜優勝大会」として開催してきた"春の高校バレー"は、2010年度から1月に移行し、「全国高等学校バレーボール選手権大会」として実施。2012年1月5日~9日に行われたこの大会を、日本バレーボール協会、全国高等学校体育連盟と共に主催し、全試合をテレビ中継全国放送した。国内におけるバレーボールの普及発展に大きく貢献すると供に、全国の高校生バレーボーラー、スポーツファンに大きな夢と感動を提供。

春高バレーコーチングキャラバン

「春高バレー全国大会」への出場をめざす高校生バレーボーラ―を応援するため、2001年に始まったプロジェクト。FNS系列局+山梨放送の29局から対象校を選出、フジテレビはその高校に元全日本のバレーボール選手や監督を臨時特別コーチとして派遣し、その模様を各局が報道。また、岩手、福島、茨城の各県では、被災地の高校に対するコーチングをドキュメンタリー作品として放送。この活動は、高校バレーの広報活動として、日本バレーボール協会や全国高等学校体育連盟からも高く評価されている。

お台場サイクルフェスティバル&湾岸クリテリウム

お台場初、都心では過去最大規模の屋外型自転車イベント。3日間で3万6千人以上が来場した。震災後に注目されることとなった自転車の快適性をアピールするとともに、レースも行い新たな自転車ファンを開拓。サイクルスポーツの振興と臨海副都心地区の発展に寄与した。(2011/7/29~31)

東京ゲートブリッジ完成記念スポーツフェスタ

東京都・フジテレビなどが主催。ゲートブリッジ橋梁部分を含む往復約8kmのコースで「サイクリング・ランニング・ウオーキング」の3種目を行った。「新・観光スポット」としての魅力をアピールするとともに2013年「スポーツ祭東京」、さらに2020年「東京オリンピック・パラリンピック招致」に向けた機運を高めた(2012/2/4・5)

放送番組による社会貢献活動

報道番組における取り組み

FNNスピーク・FNNスーパーニュース・ニュースJAPAN・新報道2001・プライムニュース

ニュース番組「FNNスピーク」「FNNスーパーニュース」では、介護、医療、教育問題について継続的な報道をおこなったほか、震災後暗くなりがちな日本を元気にするニュースや企画も放送した。
「ニュースJAPAN」では、日本の産業・社会の変革などを取り上げた企画を、さらに討論番組「新報道2001」では、増税、加速する少子高齢化問題など、政治や経済、社会問題の知りたいこと、知るべきことをキーマンに直撃した。「スーパーニュースWEEKEND」では、介護、医療問題に加え年金問題についても大きく取り上げた。
そのほか、「BSフジLIVE・プライムニュース」においては、10夜連続シリーズ「日本創建のシナリオ」にて(2011年10月24日~11月4日放送)各界から多彩なゲストを招き、人口減少社会・安全社会・雇用問題・TPP・財政再建・外交安全保障・教育・リーダー論などで日本の将来を討論した。
※内容が多岐にわたるため、詳細は2011年度CSR活動報告をご覧ください。

情報番組における取り組み

めざましテレビ・とくダネ!・知りたがり!

新・週刊フジテレビ批評

1992年4月に、放送局発の自己批評番組の先駆けとしてスタートした「週刊フジテレビ批評」。リニューアルで生放送にし、テレビ界で"今"起こっている出来事をいち早く、分かりやすく伝えることが可能になり、毎週、コメンテーターとしてメディア論の研究者をスタジオに迎えるなど、立体的な批評を行うことにも力を入れている。テレビの現在や未来を様々な角度から掘り下げ、視聴者にテレビのことをより理解してもらうような事象を特集するなど、「メディアリテラシー向上」に対する高い貢献を実現。

第23回高松宮殿下記念世界文化賞

世界文化賞の受賞者を紹介するとともに、音楽部門の受賞者・小澤征爾氏と息子・征悦氏とのスペシャルインタビューを企画。世界的指揮者の指揮哲学、日本への想いや素顔を炙りだし、世界文化賞へのひいてはクラシックや芸術への関心を高めた。

BSフジワッチミー!TV×TV「社長密着24時」

不況の世の中に立ち向かう企業の社長の生き様に密着する「社長密着24時」。たくましく生きる中小企業にスポットを当てることで、日本に元気と活力を与えた。また「震災スペシャル」として出演企業に復興支援のアクションを起こしてもらい、その模様を放送。(BSフジ 日曜25:00~25:30)

BSフジインタビュードキュメントその時わたしは・・・

明確な目的意識と旺盛な行動力に富みながら、日本の夢を創り、時代の主役となった各ジャンルの日本人が登場。彼らの人生で最も輝いた"瞬間"に隠されていた秘話に文芸評論家・福田和也氏が彼らの人生に鋭く迫り、日本と日本人の歩んできた道を紐解いた。(BSフジ 土曜18:00~18:54)

その他バラエティ・ドラマ・ノンフィクションなどの番組における取り組み

熱血!平成教育学院・平成教育委員会

トークショーとクイズ番組を交えた教育バラエティー番組。家族で楽しみながら学べる番組内容で、家族のコミュニケーションを増やすきっかけとなった。(2011/4/17、2012/1/18放送)

名医と巡る!体がヨクナール学園 夏の北陸旅in金沢 / 秋の四国旅in高知

健康グルメ情報番組。見やすいグルメ番組のかたちをとりながら、医者と共に各地をめぐり、健康的に食事をとるアドバイスを随所にとりいれた。(金沢編 2011/7/31 高知編 2011/11/20 放送)

発見!からだの不思議サスペンスTV

さまざまなからだの不思議を芸能人が身を持って体験、解明していく情報バラエティ。「からだ」という身近なものへの意識を高め、知的好奇心を刺激した。(2011/11/1放送)

つかえるテレビ

健康や美容など誰もが関心を持つ生活に密着したテーマを元に、本当に効果をもたらす「つかえる情報」を厳選して放送した。少しの工夫でよりよい生活を送れる情報を発信し家庭生活を応援した。(2012/2/7放送)

マルモのおきて

阿部サダヲと芦田愛菜のダブル主演の笑いあり、涙ありのファンタジックホームドラマ。主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は、ダンスの振り付けと共に好評を呼び、大ヒットとなるなど、社会現象ともいえる圧倒的人気を誇った。『マルモのおきてスペシャル(2011/10/9)』も放送し家族で楽しめるコンテンツを提供。

フリーター、家を買う。スペシャル

010年10月期に放送したドラマ『フリーター、家を買う。』のスペシャル。フリーターである主人公の成長を通して、現代の若者像・家族像をリアルに描写し共感を呼んだ。(2011/10/4放送)

ドラマ「フリーター、家を買う。」
●ATPテレビグランプリ2011グランプリ
●東京ドラマアウォード2011・連続ドラマ・グランプリ
●ギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリ
●日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門優秀賞を受賞。

全開ガール

「育メン」に焦点をあて、昨今の育児事情とともに男性の育児参加の意識を高めた。(2011/7~9放送)

私が恋愛できない理由

現代の若者の恋愛観や人生観を描き、若者を中心に圧倒的な共感を呼んだ。(2011/10~12放送)

蜜の味~A Taste of Honey~

若者の恋愛離れの中、人を愛することの美しさと厳しさの両面を描き、人と人とのコミュニケーションの大切さを喚起した。(2011/10~12放送)

最後から2番目の恋

オーバー40の恋愛模様を描くことで、歳を重ね、老いる過程で得る人との結びつきを提言。(2012/1~3放送)

それでも、生きてゆく

悲劇的な事件から15年という時を経て、被害者家族・加害者家族、加害者、それぞれが明日を生きる希望を取り戻すまでの物語。彼らの日常を理解しようと実際の被害者家族への取材も重ね、ノンフィクションでは不可能に近い加害者の今(加害者の少年院退院後)や、それぞれの家族の今の思いなど、フィクションだからこそ可能な被害者家族、加害者家族、それぞれの本音を描きその現状を浮き彫りにした。(2011/7~9放送)

NONFIX 心の扉をひらく犬~セラピードッグと認知症

認知症ケアの一環として活躍する「セラピードッグ」と呼ばれる犬たち。お年寄りたちに生きる力を与える不思議な犬とこのセラピーにかけるスタッフたちの物語。心温まる映像が視聴者の心を打つと同時に、『セラピードッグ』の存在を世間に知らせた。(2011/9/14放送)

NONFIX 福島の警察官

震災と原発事故という特異な状況にあり、自らも被災しながらも、そこに留まり続け、今尚、被災地で捜索などの活動を続けている福島の警察官の実像。番組は、そうした福島の警察官に密着し、等身大の姿を見つめた。番組を通じて被災地の現状を伝えた。(2012/3/7放送)

放送システムによる取組み

字幕放送

聴覚障害者や高齢者に向け、テレビ音声を文字にして表示。7時~24時のVTR番組とストレートニュースのほぼ全てに字幕を付与。主なスポーツ番組の生放送にも字幕を付与している。2011年3月の東日本大震災発生時には、日常のニュース枠にプラスして、字幕放送を延長した。また、CMの字幕対応についても、トライアルを実施するなど、搬入基準を策定している。

ニュース番組の文字放送

耳の不自由な人に対して報道内容が正確に伝わるように、社内各部署と連携し文字放送を実施した。

放送告知システム

報道関連・気象関連等の情報(緊急地震速報など)を安定して放送できるよう必要な設備の導入を行い、災害発生や被害の軽減を図る。

災害報道の迅速な対応

災害時などライフラインとしてのテレビの役割を果たすため、災害特番送出の迅速化を図る。報道技術に応援要員や機材をまわすなど、機動的に対応する体制をとるほか、本社被災時の対応として、放送本線のバックアップ回線の構築をした。(KTV本社間-新宿支局間)

津波警報などの色弱者対策

2011年夏に津波警報の色を在京テレビ各局で統一した。色弱者の方々にも色の区別ができるように配慮したデザイン。また、同じ時期に導入した震度地図画面など地震津波関連の各画面も色弱者の方々にも配慮したカラーユニバーサルデザインを採用した。
■関連記事:津波警報画面の色が各局統一、すべての視聴者にやさしい色づかいに。

視覚障がい者向けの解説放送

視覚障がい者向けに副音声を使って場面の解説を放送している。2011年度は「金曜プレステージ」の2時間ドラマ17本、「土曜プレミアム」1本、「ライオンのごきげんよう」(木)・(金)放送のすべてに解説放送を付与した。
■関連記事:目の不自由な方にもフジテレビを楽しんで頂くために・・・・『解説放送、やっています。』

学術・技術研究分野における社会貢献活動

放送文化をより発展させるべく、機器の開発・改良などを通じてコンテンツ制作のさらなるクオリティの向上をめざしている。

テレビ放送における音声信号レベル運用基準

「CMに入るといきなり音量が変わったりする」など誰も経験したことのある悩みを解決
し、視聴者にやさしい放送を届けるために、音量感を統一した「テレビ放送における音声レベル運用基準(NAB技術基準T032)」を制定。民間放送連盟でこの新しい音声基準が適用され、2012年10月1日の適用開始を前に、広く周知を行っている。(NHKを含めた放送局間の音量感の統一を目指し、「デジタルテレビ放送番組におけるラウドネス運用規定(ARIBTR-B32)」も策定した。)

アナログ放送の終了及びデジタル放送の普及・促進

LB(レターボックス化)対応、常時告知スーパー対応、ムービングロゴスーパー、カウントダウン告知スーパー、アナログ放送終了ソフトテストなどを行い、滞りなくアナログ放送を停止した。また、FNS系列震災3県アナログ放送継続及び終了を技術的に支援。アナログ放送終了後の視聴者からの問い合わせにも対応した。
また、全国地上デジタル放送推進協議会、IPTVフォーラム、デジタル放送推進協会(Dpa)に参加してデジタル放送の普及活動を実施している。

次世代の放送システムの開発と国際普及

スマートTVややNOTTVなど、放送波やIPを用いた視聴者の利便性を
高めるためのサービスに向けて研究・開発を行っている。
電波産業会(ARIB)内に組織されたデジタル放送普及活動作業班(DiBEG)に参加。デモ、研究会の講師を務める等、南米、東南アジア、アフリカ等における、ISDB-T(日本の地上デジタル放送の規格)の国際普及活動にも対応。
[ NOTTVオフィシャルサイト ]

現場の安全対策の促進

スタジオや中継の作業中の事故を減らすべく、オリジナルポスターを作成するなどし、現場での安全対策を積極的に呼びかけた。
ヘルメット、軍手着用を徹底させ、サンダルなどの着用を禁止。
視聴者のみなさんに喜んでもらえる番組作りのために現場での事故ゼロを目指す。

FNSテクニカルフェア

FNS系列の技術水準向上のため、「あんたが大賞」を選定し顕彰を実施。

技術セミナーなどでの講演活動

放送技術の発展に貢献するため、各種セミナー、セッションに講師やパネリストとして参加。新規技術の研究開発や具体的な取り組みなどを紹介している。また(社)映像情報メディア学会、(社)電子情報通信学会、(財)情報通信学会など各種学会や、技術フォーラム等にも参加し、学術分野で貢献している。

海外へ向けた取り組み

海外広報

フジテレビの英語・仏語・中国語の公式HPにて、企業活動や番組、映画、イベントなどのコンテンツ、さらに日本文化の最新情報を随時発信。

海外賞出品

国際エミー賞やアジアン・テレビジョン・アワードなど、世界で実施されている海外賞にフジテレビの番組を積極的に出品し、テレビ業界の活性化に貢献。
2011年国際エミー賞で「ザ・ノンフィクションピュアにダンス」がノミネート、アジアン・テレビジョン・アワードで「ザ・ノンフィクションわすれない~三つの家族の肖像」と「ネプキッズリーグ」が最優秀賞を受賞、その他多数の評価を得た。
来年度に向けて出品作業を継続。

■関連記事:ザ・ノンフィクション「わすれない~三つの家族の肖像~」がアジアン・テレビジョン・アワードの時事問題部門で最優秀賞を受賞!

海外での日本語放送

「日本の情報が得られない」という海外在留邦人の強い要望を受け、1982年に社会貢献を目的としスタート。「めざましテレビ」「スピーク」「スーパーニュース」をもとにニューヨークのスタジオで独自の情報番組を制作し、最新の日本の情報を伝えている。フジテレビが大半の運営費用を負担し、無償に近い状態でコンテンツを提供する社会貢献事業。NHKに先駆け民放では唯一の実施事業社。
<放送エリア>(2012年3月現在)
・アメリカ [地上波]  ニューヨーク、ワシントン、ロサンゼルス、ハワイ  [ケーブル・プレミアch] ハワイ
・ヨーロッパ[衛星]  日本人向け専用衛星チャンネルJST(Japan Satellite Television)

コンテンツ発信

諸外国を紹介する情報バラエティ番組『世界通!』を企画・監修し、地上波で放送したほか、JIBTV(日本国際放送)を通じて震災後の復興をテーマにした2本のドキュメンタリー番組を世界に発信。

その他の社会貢献活動

あなせんプロジェクト ~アナウンサーによる言葉の授業~

2005年9月からスタートしたこのプロジェクトは、フジテレビアナウンサーが、東京都港区・品川区にある公立の小学校に出向いて、児童を対象とした話し方教室を開催。子どもたちに「言葉で自己表現することの楽しさ」を伝える授業を行っている。2005年から2011年3月までの約6年半の間に、延べ9000人の児童を対象として実施。
[ オフィシャルサイト ]

クリエーターズスクール

未来のドラマクリエーターの育成を目指した講義・実習を行った。

ワークショップ「タケシ学院」

慶應義塾大学日吉キャンパスで開かれた「ワークショップコレクション2011」に参加。62,000人以上が集うイベントで、「少年タケシ」で活躍するコミック作家たちが、小学生にアニメ制作を直接教え、作品を発表・評価。来場者特別賞を受賞した。

第23回大賞作品「ヤングシナリオ大賞」

シナリオライターの発掘と育成を目指してヤングシナリオ大賞を主催。テレビ文化を制作・放送する責務の一環で、次代のクリエイターを発掘・支援していく。

番組疑似体験「フジテレビのお仕事」

番組制作疑似体験をするイベント「フジテレビのお仕事」を一般向けに実施。スタジオで使用しなくなった映像、音声機材を再利用して活用するとともに、技術面での操作方法等の教育、保守を担当し、放送文化の普及に貢献。
[ オフィシャルサイト ]

「フジテレビの日」フリーマーケット

夏の恒例イベント「お台場合衆国」の会場及び、本社屋で行われる「フジテレビの日」にあわせ、社員が持ち寄った品物を展示即売する「チャリティ・フリーマーケット」を毎年実施。23年の売上げは、\980,891円全額FNSチャリティキャンペーンを通じユニセフへ寄付した。

AED他、普通救命講習を社員が受講

フジテレビでは2011年度中に87名の社員が、東京消防庁の指導の下、心肺蘇生やAED、異物除去、止血法などを学ぶ「普通救命講習」を受講し、東京消防庁消防総監の技能認定証(3年間有効)を取得した。

献血

血液が不足する冬季に日本赤十字社に協力して、社内で献血活動を実施している。

港区芝消防団員の派遣

社員3名を地域の消防団員として派遣。

フジ厚生年金基金がPRIに参加

フジ厚生年金基金では、国連環境計画・金融イニシアチブが提唱する「責任投資原則(PRI)」に2008年に署名し、投資活動を通じて地球環境や社会によりよい影響を及ぼすことで持続可能な社会の実現に貢献していく。また、フジ厚生年金基金で「SRI(社会的責任投資)ファンド」での運用を実施。

がん検診受診率アップ企業アクションプラン

「がん検診受診率50%を3年以内に目指す」という厚生労働省の委託事業である国家プロジェクトに参加。早期発見・早期治療による人材損失の回避と、経営基盤の強化を目指し、推進パートナーとして検診受診を促進することで社会貢献に寄与。

裁判員休暇制度の実施

裁判員として従事する期間中、有給休暇を取得できるものとし、裁判員制度への参加を促した。

非常用備品(AED)

本社ビルには、AEDを合計22台配置。その内2台は一般のお客様対応として一般見学エリアに配置。また、ベンダーの協力により、一般見学エリアにAED収容型の自動販売機1台を設置している。湾岸スタジオには、AED6台を設置。

災害時帰宅困難者への備え

大規模地震対策特別措置法に基づく、帰宅困難者に対する情報の提供及びその他一般見学者に情報提供が必要と判断した場合のために、災害用屋外放送を準備。

番組審議会の実施

番組審議会で外部有識者に番組や放送について討議してもらい、社会的に有用な放送ができるように努めている。

FCG/FMHなどを含む他社・他団体と連動した取り組み

美術館サポート

フジサンケイグループの公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が運営する「彫刻の森美術館」「美ヶ原高原美術館」、また公益財団法人日本美術協会が運営する「上野の森美術館」を、グループ各社と連動しわが国の芸術文化活動の普及に寄与すべく様々な支援を開館時より行っている。彫刻の森芸術文化財団は美術館運営のほか、文化の国際支援として、国際的な若手音楽家の育成に協力するロン・ティボー国際コンクールを主催する「ジャック・ティボー財団」などの支援も実施する。

高松宮殿下記念世界文化賞

同賞の趣旨に賛同し、賞の創設以来 社を挙げてサポートをしている。
「高松宮殿下記念世界文化賞」は、公益財団法人 日本美術協会(総裁 常陸宮殿下)により1988年に創設された。長きにわたり総裁を務められた高松宮殿下の「世界の文化芸術の普及・向上に広く寄与したい」とのご遺志にもとづいて、協会創立100周年を記念して創設された全世界の芸術家を対象にした顕彰制度。文化芸術の振興こそが人類の平和と繁栄に資することを確信し、国境や民族の壁を超えて、芸術の発展、普及、向上に顕著な貢献をした個人、団体を顕彰する。賞は絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の5部門、各部門年間1名を原則とし、受賞者には金メダルと賞金を授与する。
■関連記事:高松宮殿下記念世界文化賞 2011年の受賞者決定!~音楽部門に小澤征爾さん~バッキンガム宮殿でレセプション・大英博物館で晩餐会
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音楽関連支援

開局当時よりゆかりのある、「公益財団法人 新日本フィルハーモニー交響楽団」、「財団法人日本フィルハーモニー交響楽団」、また「公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団」を大口サポーターとして、音楽を通じて豊かな日本社会の実現に寄与すべく支援を続けている。「新日本フィルハーモニー交響楽団」「東京フィルハーモニー交響楽団」には社のトップが財団役員として参加している。

フジサンケイグループ広告大賞

「フジサンケイグループ広告大賞」は、日本の広告文化の向上と広告界の発展に 寄与する事を願い、1971年にフジテレビを中心としてフジサンケイグループ各社と創設された。フジテレビでは、フジサンケイグループ各社と協力して賞の運営を行っている。

ニッポン放送ラジオチャリティミュージックソンへの協力

CSR推進プロジェクトチームメンバーと経理局が毎年電話受付の協力を行っている。 2011年は、屋外ステージにて街頭募金の呼びかけも行った。

FMH/ディノス・セシールによるチャリティセールを開催

関連会社ディノス、セシールの在庫衣料品をチャリティーセールとして、フリマで販売し、売上全額をFNSチャリティキャンペーン事務局を通じて寄付。

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