ソーシャルエコゲームを通じて本物のマングローブ10,000本を沖縄に植林!
[2011年8月9日更新分]
現代の問題を象徴する「マングローブ危機」
沖縄のマングローブ域
マングローブとは、海岸などの水辺付近や海水が満ちてくる場所に生えている植物の総称です。マングローブの森は、CO2の吸収による地球温暖化の防止、津波や台風によってもたらされる災害の軽減、多様な生態系による豊かな漁場の形成など、私たちの暮らしにさまざまな恵みをもたらしています。
しかし「エビ養殖地や農用地への転換」、「製炭の原料」として伐採が進み、徐々にその姿は失われつつあります。マングローブの破壊は世界的な問題であり、各地でマングローブを保護し、増やす活動が行われています。
『ネットでマングローブ』で実際にマングローブの植林を!
フジテレビは、HP内のゲームサイト「お台場ランド フジテレビ★プラネッツ『ネットでマングローブ』」を通じて、一般のユーザーにゲームをお楽しみいただきながら、実際に沖縄の海にマングローブを植林する活動を開始いたします。
ゲーム『ネットでマングローブ』では、「生物コレクション」「おじゃまキャラ退治」といった様々なミッション(課題)が登場し、クリアすると「スタンプカード」にスタンプが押され、カードがいっぱいになると「レアアイテム獲得」などの特典が得られます。
このゲームの最大のミッションは、「実際にマングローブを植林する」ことです。ゲームの中でマングローブを一定レベルまで育てる毎にスタンプがもらえ、スタンプカードをコンプリート(100本育てると達成)すると、スタンプカード1枚につき1本、沖縄に本物のマングローブをフジテレビが植林します。このミッションは、2012年3月31日までの期間、全ユーザーのコンプリートしたスタンプカードの合計が1万枚を超えるまで続けられます。ゲームは基本無料(一部アイテム課金)でプレイできます。
ユーザーは、マングローブの植林を疑似体験するとともに、そこに住む生き物たちを観察し友達や家族と協力しながら、立派なマングローブの森を育て、自然の大切さを体験することができます。このゲームの大きな目的は、皆で協力して、1万本の本物のマングローブの植林を行うことにあります。
沖縄県石垣島の川平湾実際のマングローブの植林は、現地の農法有限会社川平ファーム(本社:沖縄県石垣市、代表者:橋爪雅彦)ご協力の下、沖縄県石垣島の北西部にある、川平湾に面した土地に実施します。
植林の模様の経過は、こちらのサイトにてご報告いたします。
文:久恒 賢治(フジテレビ クリエイティブ事業局)