フジテレビゴミ分別キャンペーン代表委員の活動!100%リサイクルを目指して
[2010年10月29日更新分]
フジテレビでは平成18年から、ゴミ分別の社内キャンペーンを行っています。具体的には、社内の全局・室・センターから選抜された社内横断組織『ゴミ分別キャンペーン代表委員』を置き、定期的に情報交換をするほか、3R(リサイクル・リユース・リデュース)推進のためのアイデアを募集するなど、活発に活動しています。
本年度も新しいメンバーで委員会が発足し、<清掃・廃棄物処理について>のレクチャーを受けたのち、リサイクル工場へ搬出する最終拠点である社内の<ストックヤード>を見学しました。
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清掃スタッフが各職場の分別ごみ箱 から回収したゴミが、ストック ヤードに集まります。全体の流れに ついて説明を受ける代表委員たち |
「未分別」の場所に置かれたゴミは、すべて手作業で分別されます | フジテレビ本社ビルにおける清掃・ 廃棄担当スタッフの人数は約100名 |
21年度廃棄物(ごみ)の総廃棄量を1日に換算すると4トン。これらの廃棄物のリサイクル率は、実に98.9%(平成21年度)で港区からも「優良」と評価されています。フジテレビではリサイクル率の向上を企業の社会的責任(CSR)の一環と捉え、『ゴミ分別キャンペーン代表委員』と共に、「まずは各職場での3R!」を推進していますが、キャンペーンを開始した4年前のリサイクル率は69.4%。本社のある港区の目標値85%を大きく下回る状況でした。
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『ゴミ分別キャンペーン代表委員』の一人一人が、「なぜ家庭での分別方法と異なるのか?」「なぜ費用をかけてまでリサイクル率を上げるのか?」を理解し、「最終的には、社内のストックヤードでスタッフが手作業で分別して、廃棄物をリサイクル工場へ搬出している」事実を知ることによって、98.9%のリサイクル率を達成する事ができるようになりました。
すでに100%リサイクルを達成しているフジテレビ湾岸スタジオに負けないように、今後も本社ビルでのキャンペーンを継続していきます。
ストックヤードを初めて見学した感想
紙類、プラ類が混在した「未分別」ゴミ。これを減らす事が、代表委員の仕事! 毎日、特に意識せずに出し続けているゴミがどのような流れでリサイクルされているのか、またはゴミ処理場に行くのかが理解できました。
リサイクル率が98.9%という高水準であることにも驚きでした。
できる限り、廃棄物を抑制しようとしている清掃・廃棄スタッフの姿勢にも、頭が下がる思いでいっぱいです。
今後は意識してゴミを分別するようにしようと改めて強く感じました。
今回のストックヤード見学は、フジテレビで働く全社員・スタッフが理解すべき事項だと考えます。
見学して、本当によかったです!
文:堀内伸郎(フジテレビ ゴミ分別代表委員(編成業務センター))