「投票率を上げる」ための報道にもっと力を入れてもよかったと感じます。
改憲勢力と一括りにする報道はミスリードだった。
とりわけ情報系番組での参院選の取り上げ方が少なく、そのためもあり、争点が明確化できずに低投票率の一因となった可能性が高い。
そもそも放送の最大の役割は、人々に考える材料を提供することである。
若者をバカにしてはいけない。
速報はネットで流し、それ以外の取材コストのかかるものをテレビ電波で流す、ということに集約していくべきと思う。
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竹田圭吾
国際ジャーナリスト
1964年生まれ。東京出身。慶應義塾大学卒。スポーツ雑誌の編集記者として、アメリカのプロスポーツの現地取材多数。93年より『ニューズウィーク日本版』編集部に勤務。国際情勢、アジア経済、社会問題などを取材。98年より副編集長、2001年より編集長。2010年10月より編集主幹。現在、フジテレビ「情報プレゼンター とくダネ!」の火曜日レギュラーコメンテーター
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