2024年10月23日更新
アーバンファーミング
私たちにとって欠かせない「食」。
しかし、気候変動や世界的な人口増加によって将来的に食料不足が懸念されています。高齢化によって農業の担い手が減るなど食料自給率も低下する中、アーバンファーミングは、都市部で野菜を育てることで、生産⇔消費を近づけ、食と農を持続可能にすることにつながります。輸送コストも削減できることからCO2排出量を減らすことにもつながり、気候変動対策としても期待されています。
そこで、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送が連携し、東京・お台場の本社屋に「アクションお台場ファーム」を作りました。
育てる楽しさや食べる喜びを体感することで、農業とエンターテインメントをかけ合わせた「アグリテインメント」を定着させることをめざしています。
夏のイベント「お台場冒険王」の期間中、アクションお台場ファームは「未来を耕すムヒカの農園」としてバージョンアップしました!
世界一貧しい大統領といわれるムヒカ大統領のメッセージが掲げられ、“多くを求めず、人にも地球にも優しく寄り添い共に生きるためのヒント”が詰まったあたたかい空間に…。
随所にちりばめられたかわいいイラストは障害者施設の方々がデザインしてくれたものです。
装飾には古着を使用したり、ペットボトルのキャップを埋め込んだベンチなども追加されました。
また、夏イベント期間中はたくさんのゲストも!
「サスティな!」のMC倉科カナさん、SHELLYさん、神尾楓珠さんの3人がファームで種まきをしてくれたり、ムヒカの映画上映会のスペシャルゲストの斎藤工さんも訪れました。
お昼のニュース「Live News days」でも紹介されました。
暑さに加え、人出もピークを迎えたお盆の時期、2日間にわたってスペシャルな企画を実施。
ファームに来てくれた子どもたちや家族に、コーンサラダと水菜の在来種のタネを50袋ずつプレゼント♪しました。
みなさん、実が付き始めたオクラやナス、トマトを見て驚いたり、中にはマイクロトマトを食べて「おいし~い♪」と笑顔を見せてくれたお子さんも。
バジルやしそは、葉をつんで香りを楽しむなど、収穫前の“生きた”野菜を体感していました。
この日は夕方からファームでMid-Summer Night Partyを開催!
昼間の暑さも収まり、心地よい夜風に吹かれながら近隣企業の方やファームを支えてくれている人たち、フジテレビ社員など約40人が集いました。
採れたてのミントを入れたフルーツドリンクや、ファームでできた白瓜の浅漬け、バジルやローズマリーをのせたピザ、ローズマリークッキーなど、自ら育てた野菜やハーブをみんなで分かち合う幸せ♪
都会の真ん中で元気に成長中のスイカや枝豆、エンツアイ(空心菜)、鷹の爪などの野菜を興味深げに見ていました。
「冒険王」仕様になったファームも残りあとわずか…忙しい日常をちょっとだけ忘れて、野菜に囲まれながら心地よい時間を過ごしました。
<つづく>
■「アクションお台場ファーム」プロジェクト活動一覧
・おいしく食べよう!「お台場ファーム」で園児たちと冬野菜を収穫
・2024年夏イベント期間中にファーム一般開放!&在来種の種配布♪