2025年8月1日更新
アーバンファーミング
私たちにとって欠かせない「食」。
しかし、気候変動や世界的な人口増加によって将来的に食料不足が懸念されています。高齢化によって農業の担い手が減るなど食料自給率も低下する中、アーバンファーミングは、都市部で野菜を育てることで、生産⇔消費を近づけ、食と農を持続可能にすることにつながります。輸送コストも削減できることからCO2排出量を減らすことにもつながり、気候変動対策としても期待されています。
そこで、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送が連携し、東京・お台場の本社屋に「アクションお台場ファーム」を作りました。
育てる楽しさや食べる喜びを体感することで、農業とエンターテインメントをかけ合わせた「アグリテインメント」を定着させることをめざしています。
2年目に突入したアクションお台場ファーム!
6月初旬には、スナップエンドウ、リーフレタス、じゃがいもを収穫しましたが、そのあとも春先に植えた野菜たちを順次収穫していきました。
まずは、結束レタス。とても立派に育って、スーパーや八百屋さんで売っているような丸いレタスができて、ちょっと感動。
そして、にんじんも引っこ抜いてみると、こんなきれいな形にできました!
葉物とちがって、ずっと土の中に埋まっていて成長の様子が見られなかったので、出てきた時の喜びはひとしお。にんじんは甘く力強い味、レタスはシャキシャキしていて美味しかったです。
しそはこんな大量に収穫!
特に赤しそをどうしようか悩みましたが、ファームメンバーが赤じそシロップを作ってきてくれました。これをソーダでうすめて飲んだら最高でした。
昨年はあまりたくさんとれなかったオクラも、今年は元気に育ってくれました。
ゆでて食べたら、粘り気が強くて、とっても甘いオクラでした。
育ちすぎたものは麻ひもで縛って、はじけないようにし、来年のために種をとることにしました。
そして⋯なんと! EXITさんが1年ぶりにファームを訪問してくれました。
その様子はこちらからご覧いただけます。
ということで、春に植えた野菜の収穫はこれにて終了。
虫との闘いなどもありましたが、バイオ炭を入れたことや、コンパニオンプランツのおかげでどの野菜もよい感じにできました。
1年間やってきた経験値もあり、“アーバンファーマー”にちょっと近づいたかも!?
近隣ファームとの連携もはじまったので、真夏~初秋にかけて次は何を育てようかなぁ♪
<つづく>
■「アクションお台場ファーム」プロジェクト活動一覧
・2025年夏「アクションお台場ファーム」で2年目の収穫#2
・2025年春「アクションお台場ファーム」で2年目の収穫#1
・おいしく食べよう!「お台場ファーム」で園児たちと冬野菜を収穫
・2024年夏イベント期間中にファーム一般開放!&在来種の種配布♪