2025年6月23日更新
アーバンファーミング
私たちにとって欠かせない「食」。
しかし、気候変動や世界的な人口増加によって将来的に食料不足が懸念されています。高齢化によって農業の担い手が減るなど食料自給率も低下する中、アーバンファーミングは、都市部で野菜を育てることで、生産⇔消費を近づけ、食と農を持続可能にすることにつながります。輸送コストも削減できることからCO2排出量を減らすことにもつながり、気候変動対策としても期待されています。
そこで、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送が連携し、東京・お台場の本社屋に「アクションお台場ファーム」を作りました。
育てる楽しさや食べる喜びを体感することで、農業とエンターテインメントをかけ合わせた「アグリテインメント」を定着させることをめざしています。
2024年4月のオープン以来、春・夏・秋・冬と季節をめぐってきた「アクションお台場ファーム」。
都内の真ん中で野菜を育てる楽しさを知りました。
冬の収穫を終えたあとは、土を耕し肥料を混ぜてしばしお休み…
春の気配が感じられた頃、新たな取り組みとして竹由来の「バイオ炭」を土に混ぜました。
バイオ炭とは、木や竹、もみ殻などを350℃以上で炭化させたもの。透水性と通気性に優れていて、土の中の水や空気のバランスを適切に保つ効果があります。また、バイオ炭を土に入れることで、植物を放置することで放出されるCO2を削減することができるのです。
こうして土づくりを終えたら、いよいよアーバンファーミング2年目突入です!
一足先にじゃがいもの種イモとスナップエンドウの種を3月中にまいたあと…
4月9日には、社員や近隣企業の方々と一緒に本格的な種まきを実施!
レタス、ルッコラ、オクラ、にんじん、しそ、パクチー、パセリ、ボリジ、ハーブの種などなど…たくさんの種類の種をまきました。パクチーやしそ、オクラは、昨年栽培したものから取った種を使ったので、まさに循環です。
種の形や色の違いを楽しみながら、間隔をあけて丁寧にまいていきます。
元気に野菜が育つことを願いつつ、約30分程度で種まきは終了となりました♪
<つづく>
■「アクションお台場ファーム」プロジェクト活動一覧
・2025年春「アクションお台場ファーム」で2年目の収穫#1
・おいしく食べよう!「お台場ファーム」で園児たちと冬野菜を収穫
・2024年夏イベント期間中にファーム一般開放!&在来種の種配布♪