地球環境のために

2025年4月15日更新

アーバンファーミング

おいしく食べよう!「お台場ファーム」で園児たちと冬野菜を収穫

私たちにとって欠かせない「食」。
しかし、気候変動や世界的な人口増加によって将来的に食料不足が懸念されています。高齢化によって農業の担い手が減るなど食料自給率も低下する中、アーバンファーミングは、都市部で野菜を育てることで、生産⇔消費を近づけ、食と農を持続可能にすることにつながります。輸送コストも削減できることからCO2排出量を減らすことにもつながり、気候変動対策としても期待されています。
そこで、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送が連携し、東京・お台場の本社屋に「アクションお台場ファーム」を作りました。
育てる楽しさや食べる喜びを体感することで、農業とエンターテインメントをかけ合わせた「アグリテインメント」を定着させることをめざしています。

2月25日 火曜日

冬の野菜を収穫しました。
みずみずしくて、艶やかなニンジン、滝野川カブ、そして春菊です。

この種をまいたのは、およそ4か月前の10月。
とても気持ちのいい秋空の下、一緒に種まきに参加してくれたのは、近隣の園児たちです。
都会でできる農体験へお誘いしました。

小さな手で、さらにとっても小さな種を握りしめて、大事そうに土に埋め、ぞうさんのジョーロで交代しながら水をかけたら、種まき終了。

あとは、私たちが頑張って育てるから、収穫を待っててね。

ということで、冬の間、日々向き合い大切に育ててきました。
お台場は、冬の間冷たく、とても激しい風が吹きます。
その対策のために、まずはビニールトンネルをかけて野菜たちを暖かく保護。
間引きをし、水やり、追肥で成長を促します。

ここで、やっかいなのが害虫たち。 大量のアブラムシがすぐに寄ってきます。
虫が嫌うキラキラテープを貼ったり、無農薬の手作りスプレーをかけたり、丁寧に一匹ずつ取り除いたりと地道な作業ですが、手をかけた分だけ、その成長も嬉しく、野菜への愛おしさも増します。

そして、ようやく待ちに待った収穫。
種まきをしてくれた園児たちが卒園する前に、収穫してもらいたかったので、野菜の成長が間に合ってほっとしました。

風も穏やかな小春日和。
園児たちを招いて、収穫です。
お台場ファームで育てている伝統野菜は、全てが同じように育つのではなく、同じ種類でも形や大きさなど、個性があります。でもどれも、野菜本来の豊かな香りと、濃い味が最高です。

子どもたちが、ニンジンやカブを引っこ抜くたびに、「おーーー♪」と拍手が沸き起こり、「歯が抜けたみたーい!」と、はじける笑顔で、とても楽しそうに収穫をしてくれる姿に育てる喜び、実りの喜びをつくづく感じました。

<つづく>


■「アクションお台場ファーム」プロジェクト活動一覧

おいしく食べよう!「お台場ファーム」で園児たちと冬野菜を収穫

2024年夏イベント期間中にファーム一般開放!&在来種の種配布♪

2024年春「アクションお台場ファーム」で“種まきイベント”

自然の力を楽しく回復!「アクションお台場ファーム」 オープン!

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