2月6日 港区立芝小学校で『あなせん』特別授業を実施
[2017年3月3日更新分]
フジテレビ 梅津弥英子アナウンサーのリポート
2月6日、木管五重奏団「アンサンブル・ミクスト」の皆さんと一緒に、港区立芝小学校に行ってきました。「アンサンブル・ミクスト」さんは、それぞれがプロの演奏者としても活躍されていて、東京文化会館(※)が行っているこうしたアウトリーチ活動にも積極的に参加されているそうです。
梅津弥英子アナ芝小学校は、校庭は中二階に、体育館は地下にある都会の小学校ですが、子どもたちは元気いっぱい!面白いリアクションをたくさんくれました。
フルート・オーボエ・ホルン・ファゴット・クラリネットと、なかなか身近に触れる機会のない楽器ばかりでしたが、それぞれの楽器の特徴を説明してもらうと・・・
「しってる~~~!吹いたことある~!!」
(→フルートを吹いたことがあるという子が意外にも多かった!!)
「おならの音みたい!!」
(→オーボエの吹き出し口に使う“リード”だけで吹いてみると~♪この反応。)
そのあと、「くるみ割り人形」を、朗読と演奏のコラボレーションで披露。 「くるみ割り人形」はとても有名な曲ですが、朗読を挟みながら聞くと、世界観が何倍も広がる感じがして、朗読している私自身がとても楽しんでしまいました。そして、本当に間近で聞くと、こんなに息継ぎや指使いが激しく難しい曲なのだと、改めて感動しました!さすがプロの技です!!
生演奏で「ビリーブ」を合唱つづいて、『あなせん』の基本=発声・滑舌練習を行ったあと、最後に全員で歌った「ビリーブ」。
一生懸命に歌う子どもたちの顔をひとりひとり眺めていたら、瞳がじわりと濡れるのが分かりました。音楽って、やっぱり心を震わせるものですね。
「アンサンブル・ミクスト」の皆さんとは、「次はまた違う作品をやりたいですね」「楽器の片づけ方(あまりにコンパクトに鞄に入る姿を見て)を見せてあげるのも面白そう!」なんて、わくわく盛り上がりながらお別れしました。
次回またコラボできることを願いつつ…
文:梅津弥英子(フジテレビ アナウンサー)
※東京文化会館
東京文化会館(東京・上野)は、「首都東京にオペラやバレエもできる本格的な音楽ホールを」という要望に応え、東京都が開都500年事業として建設し、1961(昭和36)年4月にオープンした施設です。オペラ、バレエ、クラシックコンサートなど、世界中の著名なアーティストによる名演の数々が繰り広げられ、音響の良さには定評があります。
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