5月18日 大田区立矢口東小学校で『あなせん』特別授業を実施
[2016年6月16日更新分]
フジテレビ 春日由実アナウンサーのリポート
フジテレビCSRとしても初の試み。
私も人生で初体験。
今回は、生演奏とコラボして「くるみ割り人形」を朗読してきました。
なんて、贅沢なんでしょう!!
お邪魔したのは、大田区立矢口東小学校。
まだ入学したばかりの1年生から、6年生まで全員が体育館に集まってくれました。
ご一緒させていただいたのは、木管五重奏の「アンサンブル・ミクスト」の皆さん。きれいなドレス姿と、普段あまり間近で見る機会のない木管楽器に子どもたちは目を輝かせています。
演奏と朗読を始める前に、メンバーの皆さんに楽器の特徴と音色を聞かせてもらいました。
1)フルート 2)オーボエ 3)ホルン 4)ファゴット 5)クラリネット
生徒「わぁ!この楽器知ってる!面白い形だね!!」「大きな音~!響くね~!!」
など、子どもたちはその音色にも興味津々。
春日由実アナウンサー春日「どの楽器の音がしてくるかしら?
みんな、今日は、演奏から物語の世界を
想像して聞いてくださいね!
いよいよ、妖精たちがたくさん登場する
ファンタジーの物語、始まり、始まり・・・」
生演奏と朗読による「くるみ割り人形」 「くるみ割り人形」
クリスマスイヴに少女クララがくるみ割り人形をプレゼントされたことをきっかけに幻想的な世界を次々に経験していく物語。
シーンが変わるところで、朗読から演奏にバトンタッチ。
みんな、体育館に響き渡る美しい音色にうっとりしているようで、各々、体でリズムをとったり、知っている曲が流れると目を輝かせたり。朗読が入ることで、子どもたちは物語の世界を音楽と一緒に想像できている様子。贅沢に、私もその幻想的な世界を一緒に堪能させていただきました。まるで、コンサートホールにいる優雅な気分で♪
最後はみんなで「ビリーブ」を合唱! 最後は、「ミニあなせん」講座。
立ち方、声の出し方、口の開け方などを指導した後に、全校生徒で「Believe」を、熱唱しました!!
もちろん、「アンサンブル・ミクスト」さんの生演奏で。
生徒さんたち、本当に気持ち良さそうに歌ってましたよ。
朗読と生演奏のコラボ。子どもたちの表情を見ていると、大成功だったみたいです。
「アンサンブル・ミクスト」さんは、それぞれがプロの演奏者としても活躍されていて、東京文化会館(※)が行っているこうした小学校でのアウトリーチ活動にも積極的に参加しているそうです。
今回の特別授業も、東京文化会館のご協力を得て、実現しました。『あなせん』とのコラボで、私たちも心が癒される時間を過ごせました。また、更に新しい形で活動が広がっていくとうれしいですね。
文:春日由実(フジテレビ アナウンサー)
※東京文化会館
東京文化会館(東京・上野)は、「首都東京にオペラやバレエもできる本格的な音楽ホールを」という要望に応え、東京都が開都500年事業として建設し、1961(昭和36)年4月にオープンした施設です。オペラ、バレエ、クラシックコンサートなど、世界中の著名なアーティストによる名演の数々が繰り広げられ、音響の良さには定評があります。
![]() |