第8回 2009年9月26日(土)放送 あらすじ

乙男の祈り

 稽古が行われていた剣道場の隅で正宗飛鳥(岡田将生)、多武峰一(木村了)、有明大和(瀬戸康史)が苦い表情で手にしたチラシを見ていた。チラシには最近、連続で起きているひったくり犯の似顔絵が描かれており、それは磯野(澤部佑)にそっくりだったのだ。コーチとして来ていた刑事の都塚猛(高田延彦)もまた磯野に疑惑の目を向けていたが、事情を知らない磯野だけは選手として期待されていると勘違い。猛に笑顔を送りつつ、張り切って稽古を続けていた。
 稽古終了後、猛が飛鳥に“乙女心”を指導して欲しいと頼んできた。突然の申し出に戸惑う飛鳥だが、女性心理を理解することで犯罪を未然に防ぎたいという猛の言葉に引き受けることにする。猛と共にレディースファッション店やぬいぐるみ店などを回る飛鳥。居心地が悪そうな猛に対し、飛鳥のテンションは上がる一方だ。ぬいぐるみ店では編みぐるみ教室が開催されていて参加することになった飛鳥と猛だが、講師の顔を見て飛鳥は激しく動揺する。その講師はある人物にそっくりだったのだ。
 その帰り道、猛は飛鳥に乙女心を知りたかった理由は仕事ではなく、今週末の都塚りょう(夏帆)の誕生日プレゼントを選ぶためだったと話す。その矢先、猛に刑事の相棒から磯野に不審な動きがあったと連絡が入った。
 公園で剣道の稽古をしていた磯野の元へ駆けつけた猛が離れたところで監視を続けていると、公園に1人の老女が入ってきた。その姿を見た磯野は老女に近づいていき…。
 飛鳥からりょうの誕生日が近いと聞いた橘充太(佐野和真)は、女の子は誕生日に自分の願いを叶えてくれる相手が現れるのを待っているはずだとアドバイスをおくる。それを聞いた飛鳥は…。

キャスト

岡田将生
夏帆
木村 了
瀬戸康史
佐野和真
桐谷美玲
市川知宏
武井 咲
 ・
柳原可奈子
高田延彦
 ・
鶴見辰吾
山本未來
ほか

スタッフ

■原作
 菅野 文 著
 「オトメン(乙男)」(白泉社「別冊花とゆめ」連載中)

■脚本
 野口照夫
 吹原幸太
 半澤律子

■プロデュース
 関谷正征
 (『1リットルの涙』『サプリ』『赤い糸』ほか)

■演出
 谷村政樹
 (『ライフ』『太陽と海の教室』『ありふれた奇跡』ほか)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

バックナンバー