正宗飛鳥（岡田将生）は、橘充太（佐野和真）に都塚りょう（夏帆）をデートに誘うように勧められるが頬を染めて無理だと言うばかり。そんな中、多武峰一（木村了）が銀百合学園2年A組に転校してきた。自己紹介で、転校は飛鳥を倒すためだという多武峰の言葉に苦笑いする飛鳥と、波乱の予感に喜ぶ充太。
　剣道部の練習で飛鳥と多武峰が互角稽古を始める。すさまじい戦いの末、飛鳥が1本決めるが、部員たちはその迫力に圧倒される。飛鳥はブランクがあったにもかかわらず腕が落ちていない多武峰を素直に認めるが、そんな飛鳥に多武峰は自分の天敵だと言い放つ。
　ある日、有明大和（瀬戸康史）が飛鳥の元に駆け込んできた。叔父のマサ（神保悟志）が営む経営難の海の家を助けて欲しいという。手伝いを申し出るりょうの声もあり、引き受ける飛鳥。
　飛鳥ら剣道部員、りょう、充太や妹の久利子（武井咲）、剣道部の合宿と勘違いした多武峰らが海の家に向かった。海の家「政」の店主・マサは到着した飛鳥たちを大歓迎。さっそく連れ出し、飛鳥らに戦隊ヒーローの衣装を着させる。数日後に行われる町主催のイベントのヒーローショーに出演して欲しいと演出家を紹介するが、それは町内会長の息子である幼い少年だった。相手が子供であることに安心して微笑みかける剣道部員の磯野（澤部佑）だったが…。
　その夜、浜辺で素振り稽古をしている多武峰を見かけ目をとめた久利子は、飛鳥が多武峰に「すきだ」と言うのを聞く。驚き、慌てて充太に報告に行く久利子。一笑しかけた充太だが、学校で多武峰が黒川樹虎（市川知宏）に「飛鳥がいないとダメ」と話していたことを思い出す。動揺しつつも本人の気持ちを確認しようとした直後、飛鳥が戻ってきた。飛鳥はため息をつきながら多武峰とうまく付き合う方法はないかと相談を持ちかけてきた。一方、雅（桐谷美玲）らがイベントで行われる世界的に有名なヘアメイクとスタイリストのトークショーを目当てに海に向かっていた。そして、イベント当日…。