第7回 2009年9月19日(土)放送 あらすじ

ガラスの乙面

 本屋で少女マンガ「らぶちっく」を読み、胸をときめかせる正宗飛鳥(岡田将生)。
ある日、橘充太(佐野和真)は美術の授業で無意識に「らぶちっく」のイラストを書いて飛鳥に見られてしまう。読者の夢を壊さないようにと自分が作者の幸花ジュエルであることを隠している充太はとっさにファンだとごまかした。自分たちがモデルになっていることも知らず「らぶちっく」にときめいている飛鳥と都塚りょう(夏帆)の天然ぶりに胸をなでおろす充太。そんな中、「らぶちっく」が黒泉社漫画大賞に選ばれたと連絡が入る。授賞式にはファンも招待されると知り、充太は久利子(武井咲)に自分に代わり、幸花ジュエルに扮するよう提案する。同じ頃、多武峰一(木村了)は剣道部部室にあった「らぶちっく」を発見。一見するが…。学校に来ていた正宗浄美(山本未來)は剣道部指導のために来ていた都塚猛(髙田延彦)と会い、別れた夫であり猛の親友だった主水乃介(鶴見辰吾)を思い出す。
 黒泉社では、少女漫画界のカリスマ・城之内ミラが漫画大賞のプレゼンターを依頼されていた。実は、ミラは「女になる」と宣言して家を飛び出した主水乃介だった。受賞作「らぶちっく」の作者が高校生男子で、正体を隠していると聞いた主水乃介は依頼を受けることにする。
 漫画大賞授賞式。会場にやって来た充太は、抽選で招待券を当てて来ていた飛鳥とりょうとバッタリ会ってしまう。驚き動揺しつつも、出版社勤務の叔父に入れてもらったとウソをつく充太。一方、幸花ジュエルとして登場すべく控え室でスタンバイしていた久利子の元に黒川樹虎(市川知宏)がファンからの花を届けに来た。樹虎は久利子が幸花ジュエルであると誤解するが、久利子はそれを否定せず口外しないようにお願いする。了承しながらも読者は正直であることを求めているのではないかと話す樹虎の言葉に思いをめぐらす久利子。
 会場は城之内ミラの登場に盛り上がりを見せていた。充太は幼い頃から憧れていたミラに会い、興奮のあまり自分が漫画家になろうと決めたきっかけがミラであったことを熱く語る。充太の言葉を聞き驚く飛鳥。慌てる充太だが、さらに携帯に久利子からメールが届く…!

キャスト

岡田将生
夏帆
木村 了
瀬戸康史
佐野和真
桐谷美玲
市川知宏
武井 咲
 ・
柳原可奈子
高田延彦
 ・
鶴見辰吾
山本未來
ほか

スタッフ

■原作
 菅野 文 著
 「オトメン(乙男)」(白泉社「別冊花とゆめ」連載中)

■脚本
 野口照夫
 吹原幸太
 半澤律子

■プロデュース
 関谷正征
 (『1リットルの涙』『サプリ』『赤い糸』ほか)

■演出
 谷村政樹
 (『ライフ』『太陽と海の教室』『ありふれた奇跡』ほか)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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