第10回 2009年10月20日(火)放送 あらすじ

花より乙男

 有名パティシエのケーキ屋へやって来た正宗飛鳥(岡田将生)、都塚りょう(夏帆)、橘充太(佐野和真)。おいしそうなケーキを前にはしゃぐ飛鳥だが、同じ頃、銀百合学園では正宗浄美(山本未來)がアメリカにある姉妹校の理事・スティーブと交換留学制度導入の契約を交わしていた。スティーブからアメリカの雑誌で日本の“オトメン”が取り上げられていると聞いた浄美は、教師を集めてオトメンを厳しく取り締まるように指導する。
 翌日、銀百合学園に教育実習で萌松音羽(市川由衣)がやってきた。容姿のみならず仕草や話し方までかわいい音羽に男子生徒はすっかりメロメロだ。そんな中、学園に“オトメン禁止令”が出される。違反者は停学や退学処分もあると知り愕然とする飛鳥たち。その日から、音羽の言うがままとなった磯野(澤部佑)たちによる取り締まりが始まり、黒川樹虎(市川知宏)の花壇が処分されたり、持ち物検査が行われたりと学園は殺伐とした雰囲気になる。
 取り締まりが厳しくなる一方で、常に笑顔で生徒たちに接し女の子らしさをアピールする音羽の人気は急上昇。しかし、周囲に人がいなくなると音羽はあることを思い出し表情を曇らせていた。ある日、校長に呼び出された音羽。そこには浄美もいて…。
 学園のアイドル的存在になっていた音羽には、男子生徒によるファンクラブが結成された。会員になっていないのは飛鳥、多武峰一(木村了)、有明大和(瀬戸康史)、充太だけだと知った音羽は4人に接触を図る。それぞれタイプは違うがオトメンであることを見抜いた音羽は、さらに飛鳥がりょうに好意を寄せていることを知る。りょうが恐ろしく不器用で女の子らしいことが苦手なことを知っている音羽は驚く。そして、ある考えのもと磯野を上手く利用して飛鳥ら4人を合コンに誘い出すことに成功。当日、合コンとは知らずやってきた4人の前に現れたのは…。

キャスト

岡田将生
夏帆
木村 了
瀬戸康史
佐野和真
桐谷美玲
市川知宏
武井 咲
  ・
柳原可奈子
高田延彦
  ・
鶴見辰吾
山本未來
ほか

スタッフ

■原作
 菅野 文 著
 「オトメン(乙男)」(白泉社「別冊花とゆめ」連載中)

■脚本
 野口照夫
 吹原幸太
 半澤律子

■プロデュース
 関谷正征
 (『1リットルの涙』『サプリ』『赤い糸』ほか)

■演出
 谷村政樹
 (『ライフ』『太陽と海の教室』『ありふれた奇跡』ほか)

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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