香川県小豆島 かきまぜ
古くより瀬戸内の交通の要所として栄えた小豆島に、今も伝わるのは88ヶ所の霊場。そのひとつ、「金剛寺」を守るおふくろが作ってくれたのは、人参やごぼう、島で捕れる小エビなどを濃いめの味付けで煮込み、炊き立てのご飯と合わせた“かきまぜ”。お遍路さんをもてなす時や親族や集落の寄り合い等、人々が集まることの多いこの島のつながりの中で生まれた一杯だ。
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