妻のトゥルーディに高額なマンションをねだられたピートは、父親に援助を求めたものの断られ、自分の経済力では無理、と難色を示す。が、トゥルーディは諦めず、自分の親に援助を了承させてしまう。義父からの借金を潔しとしないピートだったが、不本意ながらも状況を受け入れるしかなかった。
レイチェルの要望により担当から外れていたドンは、会社を訪れていた彼女とばったり顔を合わせる。彼は関係の修復を打診するが、レイチェルは拒否する。
ベティは、ヘレンの家のドアを叩いていた男から声をかけられる。程なく訪ねてきたヘレンは、その男が元夫であること、彼の女性関係が離婚の原因だったことを話す。後日、外出しなければならないヘレンの頼みで留守番を引き受けたベティは、やってはいけないことをしたグレンを叱る。謝ったグレンにねだられ、ベティは自分の髪の毛を切って与える。ヘレンの生活の苦しさとグレンの寂しさを思うベティ。
鋼鉄会社を営むウォルターがドンのコピーにクレームをつける。営業担当のピートは客を説得するでもなく、勝手に再考を約束してしまう。だが、ドンが苦労して新しいコピーを考えている間に、ピートはウォルターを接待し自分のアイデアを提案。そのことを知ったドンは、ルール違反を犯したピートを辞めさせると息巻き、ロジャーも同意する。が、家柄の良いピートを手放すことのデメリットを知るバートラムの反対にあって断念せざるを得なかった。ロジャーは“クビを免れたのはドンの温情”とピートにウソをつく。最悪のタイミングで仕事を失うことになり、呆然としていたピートは安堵する。