第11回 2002年9月10日(火)放送 あらすじ

#11 ヤキモチドクター

 ひろみ(安達祐実)とのいざこざなどが原因で健太郎(藤木直人)と揉めて家を飛び出したいずみ(観月ありさ)は、翔子(松下由樹)のマンションに転がりこんだ。健太郎が、患者の手当てのミスを一方的に責めたことも許せず、しばらくアパートに帰るつもりはないという。
 健太郎が話をしようとして近づいてもいずみは全く無視。一方、そんな二人の様子を見てもひろみは、健太郎を世話することをやめようとしない。ナースステーションは「遂に離婚か!?」と興味津々で、三人の様子に注目する。
 そんな中、大部屋に入っていた患者の奥山武彦(宝田明)が、病院ではなく自宅療養をしたいと言い出した。芸術家である奥山は、病室では創作意欲が沸かないということを理由にしたが、どうやら妻に先立たれ一人暮らしの奥山は妻と共に過ごした家にかなりの思い入れがあるらしい。妻が大事に育てていた樹木の手入れも、自分がしなければという気持ちを強くもっていた。
 大島(伊藤かずえ)は、人手不足でとても在宅ケアには応じられないと言うが、それまで何かと奥山の看護にあたっていた翔子は、自分の休みの時間を割いてでも奥山の在宅ケアを手助けしたいと申し出る。
 翔子は、婦長の仕事に、まりあ(坂野真弥)の世話などいくつ体があっても足りないと思えたが、同居しているいずみにも手伝ってもらいながら奥山の看護にあたりたいと言う。奥山が入院している時から、二人の親しげな様子が気になっていた永島(益岡徹)は猛反対したのだが・・・。
 こうして翔子の奥山への在宅ケアは始まった。だが、そんなある日のこと、奥山の容体が急変した。翔子一人では処置しきれそうにない。と、そこへ、常々奥山と翔子の様子が気になっていた永島が現れた。応急処置を済ませた永島はそのまま奥山を病院へ運ぼうとするのだが、苦しい呼吸の中、奥山はあくまでも病院行きを拒むのだった。

キャスト

朝倉 いずみ      観月ありさ
尾崎 翔子       松下 由樹
高杉 健太郎      藤木 直人
河合 ひろみ      安達 祐実
浜野 雄一       石原 良純
工藤 幸子       ふせ えり
堀内 良恵       宮田 早苗
金田 由香       須之内美帆子
高杉 美鈴       秋川 リサ
大島 冴子       伊藤かずえ
永島 淳平       益岡 徹
根本 雅子       吉行 和子

ほか

スタッフ

脚本
  橋部 敦子
  金子 ありさ
音楽
  鴨宮 諒
プロデュース
  大賀 文子
  両沢 和幸
  多治見 薫
演出
  平井 秀樹
  両沢 和幸
制作
  フジテレビ

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