ナースのお仕事4
いずみピンチ!姑と新人ナースに大奮闘
颯爽と風をきって走るオープンカー。ハンドルを握る翔子(松下由樹)の隣りにはごきげんに助手席を陣取るいずみ(観月ありさ)。
「今時そんな格好するの朝倉ぐらいよ」。派手なアロハを着ていることを突っ込まれるいずみだが、それは後部座席の高杉(藤木直人)だって同じ。たった今、ハワイの新婚旅行を終えて日本に戻ったばかりの二人にとって、今はしあわせ絶頂。いずみは夢にまで見た高杉とのバケーションを叶えられ、最高の気分なのだ。「ラブラブ?」とまりあ(坂野真弥)も愛らしく笑いかけてくれる。だがいずみにとって夢心地は、ここまで。帰ってきたいずみには、いい気分を吹き飛ばす手強い人々が、公私共に待ちうけていたのだ。
まずその一人はフランス帰りの高杉の母・美鈴(秋川リサ)。つまり、いずみにとっては姑の突然の出現に、ラブラブモードも一気にしぼんでしまった。
そして、久し振りに復帰した若葉会総合病院外科病棟でいずみを迎えたのは、新人ナース・河合ひろみ(安達祐実)。ひろみは、一年目の新人ナースとは思えぬ優秀さで、ナース7年目・指導係としてベテランナース気取りのいずみのプライドをことごとく粉砕してくれるのだ。
大部屋の患者たち、原田(坂本ちゃん)、船木(春海四方)、川口(森下潤一)、葛西(森一弥)も点滴の上手さや、薬に関する知識などに関心するばかり。いまだに主任の大島(伊藤かずえ)に叱られているいずみとは本当に対称的だった。
いまや外科婦長となり経費節約などに気を配る翔子にとっても、いずみはまだドジナースのままだった。だがそんな翔子自身も、最年少の婦長になったという気負いや悩みを抱えていたのだった。特に、内科婦長・谷本(田岡美也子)のあからさまないじめは辛いものだった。
そんなある日のこと、いずみ宛てに義母からナーステーションに電話が入る。要件は「好きなもの何?」というもの・・・ いずみは「仕事中です!」とそのまま電話をきってしまった。だが、直後に高杉から、今日がいずみの誕生日だから店を予約しようとしてのことと聞いたいずみは、慌てて義母に電話をいれると今夜の食事の約束をするのだった。
そして、その日の仕事も終え高杉と共に病院を出ようとした時、ナースコールが鳴った。いずみとひろみが担当する大部屋の患者・原田からだ。 すでに私服のいずみに「一人で十分です!」と言い放つと原田のもとへ向かうひろみ。憤慨したいずみはそのまま病院を後にしたのだが・・・。
「今時そんな格好するの朝倉ぐらいよ」。派手なアロハを着ていることを突っ込まれるいずみだが、それは後部座席の高杉(藤木直人)だって同じ。たった今、ハワイの新婚旅行を終えて日本に戻ったばかりの二人にとって、今はしあわせ絶頂。いずみは夢にまで見た高杉とのバケーションを叶えられ、最高の気分なのだ。「ラブラブ?」とまりあ(坂野真弥)も愛らしく笑いかけてくれる。だがいずみにとって夢心地は、ここまで。帰ってきたいずみには、いい気分を吹き飛ばす手強い人々が、公私共に待ちうけていたのだ。
まずその一人はフランス帰りの高杉の母・美鈴(秋川リサ)。つまり、いずみにとっては姑の突然の出現に、ラブラブモードも一気にしぼんでしまった。
そして、久し振りに復帰した若葉会総合病院外科病棟でいずみを迎えたのは、新人ナース・河合ひろみ(安達祐実)。ひろみは、一年目の新人ナースとは思えぬ優秀さで、ナース7年目・指導係としてベテランナース気取りのいずみのプライドをことごとく粉砕してくれるのだ。
大部屋の患者たち、原田(坂本ちゃん)、船木(春海四方)、川口(森下潤一)、葛西(森一弥)も点滴の上手さや、薬に関する知識などに関心するばかり。いまだに主任の大島(伊藤かずえ)に叱られているいずみとは本当に対称的だった。
いまや外科婦長となり経費節約などに気を配る翔子にとっても、いずみはまだドジナースのままだった。だがそんな翔子自身も、最年少の婦長になったという気負いや悩みを抱えていたのだった。特に、内科婦長・谷本(田岡美也子)のあからさまないじめは辛いものだった。
そんなある日のこと、いずみ宛てに義母からナーステーションに電話が入る。要件は「好きなもの何?」というもの・・・ いずみは「仕事中です!」とそのまま電話をきってしまった。だが、直後に高杉から、今日がいずみの誕生日だから店を予約しようとしてのことと聞いたいずみは、慌てて義母に電話をいれると今夜の食事の約束をするのだった。
そして、その日の仕事も終え高杉と共に病院を出ようとした時、ナースコールが鳴った。いずみとひろみが担当する大部屋の患者・原田からだ。 すでに私服のいずみに「一人で十分です!」と言い放つと原田のもとへ向かうひろみ。憤慨したいずみはそのまま病院を後にしたのだが・・・。