ウォーターボーイズ
#3 祝結成!シンクロ同好会
シンクロ同好会成立まであと一人。勘九郎(山田孝之)、憲男(森山未来)、石塚(石井智也)、高原(石垣佑磨)の4人は、近くの川をトレーニング場に、せっせと高原を泳げるようにする訓練を始めた。河原の後は銭湯に“プール”を移し本格訓練である。ラジカセで音楽を流し手を上げ足を上げ…と、弾みでラジカセが湯船に…。勘九郎のラジカセは無残にも壊れてしまった!
家に帰った勘九郎はラジカセのカタログを勘一(浅野和之)に見せ防水機能付きのタイプをねだる。「なぜ防水?」と勘一は怪訝な表情だが、美和子(高橋ひとみ)は「お風呂でも勉強したいのよね」と勝手な解釈で勘一に購入を勧める。でも、本当の理由は仁美(碇由貴子)に握られており、勘九郎はまたもや口止め料をせびられるのであった。
翌朝、勘九郎が登校中、自転車のチェーンが外れ、四苦八苦していると、麻子(宮地真緒)と響子(香椎由宇)が声を掛けてきた。麻子は仁美から聞いてラジカセの件を知っていた。響子は銭湯でまで練習する勘九郎たちに同情し、自分たちのプールを使えるようにしようかと、提案する。早速、仲間にその件を伝えると高原が「混浴か」と外したジョークを飛ばし一同不可解に和む。と、その時、校内放送から田中(瑛太)の声が響いた。「本日より終業式前日まで学園祭参加を受け付けます」。勘九郎たちも生徒会室へ向かって走った。
田中は勘九郎たちの申し込みを即座に却下した。「顧問教師と部員5人を揃えて正式に登録を済ませろ」。「あと3日か」—。勘九郎たちは焦る。
顧問を引き受けるという佐久間(眞鍋かをり)が心配して声を掛けてきたが、勘九郎たちにウンと言う友達はいない。そこを安田(田中圭)が通りかかった。一同、安田獲得作戦に出る。
一方、田中は、教育委員会の意向に沿おうと腐心する山岡教頭(布施明)の覚えめでたく、プールを占領する生徒会使用案「ボートdeデート」を、響子たちに提案する。麻子や響子は「そんなにシンクロをやらせたくないの」と、田中を追及するが「ボートは人類初の移動手段で文化的行事だ」と強弁する。
勘九郎たちは、安田に食い物を奢り、絡め取り作戦を実行した。「お前もシンクロやりたいだろう。名前貸せよ」。安田が迷っている時、近江(近田慎太郎)たちがやって来て「お化け屋敷の打ち合わせに行くぞ」と安田を誘い、安田はそのまま行ってしまった。
川で全員が落ち込んでいると、麻子たちが「田中が好きな響子さんにお願いしなくては」。いぶかる響子。憲男が単刀直入に言う。「田中に談判してよ。一石二鳥だ」。シンクロが大好きな響子は二つ返事でOKした。勘九郎たちは早速、田中を「明日の午後に来てよ」と呼び出しに行ったのだった。
田中を交えた唯野高校、桜木女子高校のグループデートが始まった。もちろん、意図は田中攻略である。田中は「家の前に咲いていた」と言いながら買ってきたのがバレバレの花束を響子のために用意してさっそうと登場!
田中と響子の様子を見に行き、ようやく作戦成功か…というところで、いつの間にか、田中が後ろに立っていて、意図を見抜かれてしまった。「こんな侮辱初めてだ」。田中は怒りを隠さず去って行った。
一同、肩を落として「ともしび」に向かう。すでに夜のバーのセッティングになっていて、客もいる。帰ろうとして客の顔を見ると、なんとそれは勘一であった。勘九郎は「ともしび」を飛び出し、憲男たちはそのまま進藤家について行った。しばらくして、勘一が帰ってきた。手には防水機能付きラジカセが…。
翌日、田中に衝撃が走った。学園祭のポスターなどの印刷代10万円が消えているのだ。七波(並木伸之)や鷲津(鷲頭功学)はシンクロが出来ない腹いせに、勘九郎たちがやった、と決め付ける。田中もありうると思う。
「僕への嫌がらせか。このラジカセも盗んだ金で買ったのか。犯罪だぞ。そんな態度ならこっちにも考えがある」と田中たちは去っていく。勘九郎たちは、周囲から完全に犯人扱いの目で見られるようになってしまった。
石塚も高原も諦め気味である。そして、そんな中、いよいよ学園祭申し込み締め切りの日がやって来た—。
家に帰った勘九郎はラジカセのカタログを勘一(浅野和之)に見せ防水機能付きのタイプをねだる。「なぜ防水?」と勘一は怪訝な表情だが、美和子(高橋ひとみ)は「お風呂でも勉強したいのよね」と勝手な解釈で勘一に購入を勧める。でも、本当の理由は仁美(碇由貴子)に握られており、勘九郎はまたもや口止め料をせびられるのであった。
翌朝、勘九郎が登校中、自転車のチェーンが外れ、四苦八苦していると、麻子(宮地真緒)と響子(香椎由宇)が声を掛けてきた。麻子は仁美から聞いてラジカセの件を知っていた。響子は銭湯でまで練習する勘九郎たちに同情し、自分たちのプールを使えるようにしようかと、提案する。早速、仲間にその件を伝えると高原が「混浴か」と外したジョークを飛ばし一同不可解に和む。と、その時、校内放送から田中(瑛太)の声が響いた。「本日より終業式前日まで学園祭参加を受け付けます」。勘九郎たちも生徒会室へ向かって走った。
田中は勘九郎たちの申し込みを即座に却下した。「顧問教師と部員5人を揃えて正式に登録を済ませろ」。「あと3日か」—。勘九郎たちは焦る。
顧問を引き受けるという佐久間(眞鍋かをり)が心配して声を掛けてきたが、勘九郎たちにウンと言う友達はいない。そこを安田(田中圭)が通りかかった。一同、安田獲得作戦に出る。
一方、田中は、教育委員会の意向に沿おうと腐心する山岡教頭(布施明)の覚えめでたく、プールを占領する生徒会使用案「ボートdeデート」を、響子たちに提案する。麻子や響子は「そんなにシンクロをやらせたくないの」と、田中を追及するが「ボートは人類初の移動手段で文化的行事だ」と強弁する。
勘九郎たちは、安田に食い物を奢り、絡め取り作戦を実行した。「お前もシンクロやりたいだろう。名前貸せよ」。安田が迷っている時、近江(近田慎太郎)たちがやって来て「お化け屋敷の打ち合わせに行くぞ」と安田を誘い、安田はそのまま行ってしまった。
川で全員が落ち込んでいると、麻子たちが「田中が好きな響子さんにお願いしなくては」。いぶかる響子。憲男が単刀直入に言う。「田中に談判してよ。一石二鳥だ」。シンクロが大好きな響子は二つ返事でOKした。勘九郎たちは早速、田中を「明日の午後に来てよ」と呼び出しに行ったのだった。
田中を交えた唯野高校、桜木女子高校のグループデートが始まった。もちろん、意図は田中攻略である。田中は「家の前に咲いていた」と言いながら買ってきたのがバレバレの花束を響子のために用意してさっそうと登場!
田中と響子の様子を見に行き、ようやく作戦成功か…というところで、いつの間にか、田中が後ろに立っていて、意図を見抜かれてしまった。「こんな侮辱初めてだ」。田中は怒りを隠さず去って行った。
一同、肩を落として「ともしび」に向かう。すでに夜のバーのセッティングになっていて、客もいる。帰ろうとして客の顔を見ると、なんとそれは勘一であった。勘九郎は「ともしび」を飛び出し、憲男たちはそのまま進藤家について行った。しばらくして、勘一が帰ってきた。手には防水機能付きラジカセが…。
翌日、田中に衝撃が走った。学園祭のポスターなどの印刷代10万円が消えているのだ。七波(並木伸之)や鷲津(鷲頭功学)はシンクロが出来ない腹いせに、勘九郎たちがやった、と決め付ける。田中もありうると思う。
「僕への嫌がらせか。このラジカセも盗んだ金で買ったのか。犯罪だぞ。そんな態度ならこっちにも考えがある」と田中たちは去っていく。勘九郎たちは、周囲から完全に犯人扱いの目で見られるようになってしまった。
石塚も高原も諦め気味である。そして、そんな中、いよいよ学園祭申し込み締め切りの日がやって来た—。