東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

第6回 2007年2月12日(月)放送 あらすじ

オカン上陸

 中川雅也(速水もこみち)は、叔母の藤本香苗(浅田美代子)から筑豊の“病院の家”が取り壊しになることを知らされる。住居を失う母の栄子(倍賞美津子)に、雅也は東京で一緒に暮らそうと提案。栄子は、嬉しそうに頷いた。
 とは言ったものの、雅也は動揺していた。雅也は、行動を褒める山田耕平(柄本佑)に、栄子が東京行きを断ると思ったと本音を吐く。母の意外な返事にテンションを落としながらも、雅也は栄子の受け入れ準備を始めた。
 一方、栄子は香苗や筑豊の知り合いに“お別れパーティー”を開いてもらい、離れて暮らす夫の兆治(泉谷しげる)にも、東京行きの決意を語った。
 1996年、栄子が東京に出てくる。雅也は、今まで住んでいたアパートを耕平に譲り、栄子と暮らすために笹塚に少し広いアパートを借りた。階下がボウリング場で、近くを列車が走るため、かなり騒々しい部屋だった。栄子が筑豊から持ってきた荷物は、ぬか漬けの壷とボストンバッグ、そして古ぼけた小さなタンスがひと棹。これが自分の全財産と言う栄子に、雅也は生活費を渡す。すると栄子は“お世話になります”と息子に深々と頭を下げた。
 しばらく経つと、笹塚のアパートは栄子流の“中川家”になっていった。栄子はいつでも部屋を綺麗に整頓し、早起きして朝食を作り、雅也を叩き起こして世話を焼く。
 ある日曜日。雅也は、久しぶりに佐々木まなみ(香椎由宇)とデートに出かけようとしていた。リビングには耕平が来ていて、栄子に病院までの電車の乗り換えを説明している。雅也が部屋を出ようとすると電話が入った。まなみからだ。受話器を取ろうとする栄子を遮って雅也が出る。その横で、耕平が電話の相手が雅也の彼女だと栄子に教えてしまう。と、受話器を雅也からもぎ取った栄子は、まなみに勝手に挨拶。ご飯を作って待っているから、アパートに来いと言ってしまう。
 雅也が、待ち合わせ場所に行くと、まなみはすっかり栄子に会う気でいる様子。もちろん、雅也にそんなつもりはなく、何とか自分のアパートに近づかないようにするが…。
 その頃、笹塚のアパートには以前住んでいたアパートの住人、手塚修一郎(石黒賢)、レオ・リー(チェン・ボーリン)、徳本寛人(高岡蒼甫)が引っ越し祝いとやって来ていた。栄子が次々に出す料理をがつがつ食べるレオたち。栄子のぬか漬けを褒めた手塚は、仕事があると先に帰った。
 栄子が、なかなか戻らない雅也を待っているとインターフォンが鳴る。しかし、ドアの外にいたのは鳴沢一(平岡祐太)だった。雅也は、学生時代の友人で編集者の鳴沢からイラストの仕事をもらっていたが、最近は締め切りが守れずにいる。案の定、この日も連絡がないので、鳴沢がアパートまでやって来たのだ。事情を知った栄子は、鳴沢を引き止めるが、打ち合わせがあるからと帰ってしまう。
 鳴沢と入れ替わるように、雅也がまなみを連れて来た。リビングでは耕平たちが酒を飲んで盛り上がっている。栄子とまなみは、互いに気に入った様子。雅也が見送りに行くと、まなみは再度アパートに行って、栄子に料理を教えてもらいたいと言う。
 雅也は、徐々に栄子との生活に重さを感じるようになっていた。イラストの仕事も、ますますはかどらない様な気になってくる。そんな時、またしても提出が遅くなったイラストを届けに行った雅也に、鳴沢は他のイラストレーターに頼んだと言われてしまう。もちろん、その分のギャラも入らない。
 アパートに戻った雅也に、公共料金などの請求書が追い討ちをかける。しかし、部屋には栄子が買ったという新しいベッドが…。ひとり暮らしだった頃の気ままな生活を失うことにイラつく雅也。だが、栄子に悪気はない。次の日も、朝から大量の買い物をして帰ってくる栄子。部屋を訪ねてくる人や隣近所に料理をふるまうという栄子に、雅也はとうとうキレてしまう。そして、自分の家なのに息が詰まる、筑豊に帰ってほしいと栄子に言ってしまう…。

キャスト

中川雅也 … 速水もこみち
佐々木まなみ … 香椎由宇
鳴沢 一 … 平岡祐太
山田耕平 … 柄本 佑
レオ・リー … チェン・ボーリン
徳本寛人 … 高岡蒼甫
手塚修一郎 … 石黒 賢
藤本香苗 … 浅田美代子
中川兆治 … 泉谷しげる
中川栄子 … 倍賞美津子

ほか

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