鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
鈴子(映美くらら)は、覚せい剤の一種・ヒロポンの中毒だと報じられたワカナ(三倉佳奈)と自虐漫才を披露して好評を博す。二人に会うため、せい(かとうかず子)がやって来るが、過労のうえ、和歌山まで英次郎(片岡鶴太郎)の見舞いに駆けつけた疲れもあり、体調を崩してしまう。一方、浮気癖の直っていない柳枝(神保悟志)。結婚前に鈴子のため借りた隠れ家に美麗(多岐川華子)を囲い、毎晩のように二人で淫靡な時間を過ごしていた。そんな中、鈴子は蓮華(小野かおり)の店で美麗と出会う。百貨店で働いているとうそぶく美麗。鈴子は美麗から、柳枝にもう“店”に来ないでくれと伝えるよう、告げられる。二人がまだ会っていたと知り、鈴子はショックを受ける。美麗の事が好きなのかと柳枝を問い詰める鈴子だったが、自分は鈴子だけだという柳枝に半信半疑で…。