鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
鈴子(映美くらら)は柳座に自分を迎えに来た真蔵(木村了)とともに、駆け落ちしてしまう。大阪に着いた二人はワカナ(三倉佳奈)を頼り、彼女の家を借りて生活することに。翌朝、さき(浅野ゆう子)と英次郎(片岡鶴太郎)は鈴子がいなくなったことに気づく。和歌山へ行って真蔵に柳座の鍵を渡し、鈴子への想いが本気かどうかを試していたさき。落ち着いた様子で英次郎に、鈴子が望むなら助けてあげたいと告げる。それでも英次郎は許さないと言い…。一方、慣れない手つきで家事に取り組む鈴子。物心ついて初めての暮らしに、何でも新鮮に感じる。しかし鈴子はお金もない中で以前のように贅沢な暮らしをしようとする真蔵に、しだいに不安を感じるようになる。