鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
柳枝(神保悟志)の浮気を今回だけは…と許した鈴子(映美くらら)の元に、終戦以降、行方不明となっていた父・英次郎(片岡鶴太郎)が生きているとの知らせが届く。和歌山の療養所で肺結核の治療を受けているが、栄養失調で記憶喪失になっていると聞き、鈴子は大きなショックを受ける。さらに英次郎が軍服にさきではなく、せい(かとうかず子)の写真を縫いつけていたとも聞き…。休演日、鈴子は和歌山の英次郎を訪ねる。父の姿に、感動のあまり声が出ない鈴子だったが、英次郎は鈴子のことも、さき(浅野ゆう子)のことも思い出せない。そこへ、せいが駆けつけて…。一方、大阪に残っていた柳枝は、蓮華(小野かおり)の店でホステスとして働くようになっていた美麗(多岐川華子)と再会する。