鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
劇場の布団部屋に身を潜めている真蔵(木村了)に、人目を忍び夕食を届ける鈴子(映美くらら)。真蔵から、柳枝(神保悟志)のような浮気者とは別れろと言い寄られる。その夜、柳枝は美麗(多岐川華子)と二人きりで過ごしていた。次の日、今までより親しげに話す柳枝と美麗の様子が気になる鈴子。しかし、朝治(山崎樹範)から真蔵が布団部屋からいなくなっていると聞き…。そこへ、落語を終えた柳枝が美麗を連れてやって来て…。一方、劇場では客がフィナーレを待たされ、騒いでいた。そんな中、ついに開く幕。舞台に立っていた意外な人物に、客がどよめく。鈴子は一人、劇団を捨てて大阪に向かっていた。