鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
鈴子(映美くらら)と柳枝(神保悟志)の隠れ家に柳枝の妻・駒子(岩橋道子)が再びやって来る。柳枝を前に、妻として愛人として意地を張り合う鈴子と駒子。鈴子は、亭主を寝とった女は必ず報いを受け、いつかあんたも亭主を奪われる、と駒子から脅かされる。先のことは考えていないと答えるが、複雑な思いの鈴子。修羅場をへて家に帰って来た鈴子に、英次郎(片岡鶴太郎)はさき(浅野ゆう子)にそっくりになってきたと言い…。数日後、柳枝が大きな荷物とともに鈴子の家へ現れる。とうとう放り出されたのだ、と。