鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
足止めされ、真っ暗闇の汽車の前で、ワカナ(三倉佳奈)たちと即席の慰問公演を始めた鈴子(映美くらら)。そこで鈴子は初恋の人・良太(鈴木裕樹)と運命の再会を果たす。良太の後を追いかけようとしたその時、汽車が動き出し、鈴子は良太を見失ってしまう…。一方、神戸で入院中のさき(浅野ゆう子)の体調は思わしくなく、中国へ行った鈴子達にはもう会えないかもと弱音を吐いていた。そうとは知らない鈴子。南京で英次郎(片岡鶴太郎)達と合流後、ワカナと生き生きと公演を行い、兵士達から大きな拍手と歓声を浴びていた。そんな鈴子に、同行していたせい(かとうかず子)は天性の才能を感じるのだった。公演後、感謝の気持ちを差し上げたいと言う部隊長の一関(岡田浩暉)に、ワカナは鈴子のために良太を探して欲しいと告げる。