鈴子の恋ミヤコ蝶々女の一代記
真蔵(木村了)を探す父・純蔵(山崎銀之丞)の手下に見つかった鈴子(映美くらら)たち。鈴子は真蔵から買い物以外は外に出るなと言われ、愕然とする。それでも真蔵に美味しいものを、と色んな市場で食材を買ってくるのだが、真蔵から外出を叱責されショックを受ける。そんな折、ワカナ(三倉佳奈)が二人の様子を見にやってくる。大阪から逃げたい一心の真蔵は、満州へ行く口を聞いてくれないかとワカナに相談。しかしワカナは甘ったれるなと怒鳴り、世の中の何もかもを捨てる覚悟がなければ駆け落ちなど成就しないのだと二人に厳しく告げる。一方、娘の居場所を知った英次郎(片岡鶴太郎)が鈴子の家にやってくる。ドアを開けず拒む鈴子に、英次郎は一緒に帰ろうと必死で説得するのだが…。