第9回 2005年12月6日(火)放送 あらすじ

#9 涙の夫婦会話地獄

 早苗(観月ありさ)は、最近の夫婦3組のうち1組が離婚するのは、夫婦間のコミュニケーション不足が一番の原因だと知った。一馬(ゴリ)に毎日さんざん文句を言ってはいるが素晴らしい夫婦関係を築きたい早苗は、いつものように「決定しました!」と宣言。今後は夫婦間の会話を増やすことを発表した。まずはお互いの行動を知ることからと、一馬には会社での出来事をあれこれしゃべらせて、片や自分はナンパされた自慢話を聞かせた。一馬にしてみればいい迷惑だから、つい達也(東幹久)と健児(永井大)にグチをこぼすと、達也はあゆみ(井上和香)のパートについて、健児も育児休暇をめぐって冴子(滝沢沙織)に不満を持っていることが分かった。そして酔っ払った一馬は帰宅するなり玄関で寝てしまい、しゃべる気満々だった早苗は「これじゃ怒りようもないじゃない」とむくれた。
 早苗は「夫婦は行動も一緒に」と休日に久しぶりのデートをしようと持ちかけた。まどか(遠藤由実)も連れて歳末売り出し中のショッピングモールへ。早苗はお気に入りのブラウスを買って、一馬には「こっちにしとけば」と安い靴下を押しつけた。荷物を持たされて疲れきった一馬がベンチに座ろうとすると伸介(田山涼成)とばったり出くわしたが、こちらも康子(木内みどり)の荷物持ち。早苗は1等賞の食器洗い器を狙って福引をしたが全部ハズレ。帰宅してからも早苗は「趣味も一緒に」とビデオ鑑賞しようと言い出したが、一馬はなにやら込み入った話があるらしく連絡してきた伸介の待つ駅前の喫茶店に向かった。
 やがて2人の前に島村美香と名乗る若い女性が現れると「ただ父親と認めてくれればいいんです」と伸介に迫った。かつて伸介が浮気した女性との間に生まれたと言い、美香があげた証拠に身に覚えのある伸介は黙ったきり。伸介の態度に業を煮やした美香は「もう、いいです」と立ち去った。もし康子に知れたら離婚は間違いないから、一馬は「絶対に秘密にします」と伸介に約束した。しかし秘密は意外なところからバレた。亮介(小池徹平)とデート中だった由紀(加賀美早紀)がたまたま喫茶店に居合わせていたのだ。しかも由紀は、美香を一馬の不倫相手で妊娠していると勘違いして亮介に伝え、そして亮介は「実はね」と健児にそのまま知らせてしまった──。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)

大沢健児 … 永井 大
大沢冴子 … 滝沢沙織

村井達也 … 東 幹久
村井あゆみ … 井上和香

沢村亮介 … 小池徹平

田代康子 … 木内みどり
田代伸介 … 田山涼成

山崎まどか … 遠藤由実
立花京子 … 国分佐智子
中川由紀 … 加賀美早紀
吉岡里美 … 西丸優子

スタッフ

■原作
 カズマ『実録鬼嫁日記』(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 植田 尚

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ

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