第6回 2005年11月15日(火)放送 あらすじ

#6 誕生日ギフト地獄

 間もなく早苗(観月ありさ)の誕生日がくる。どんなプレゼントを要求されるかと、一馬(ゴリ)は気が気でない。毎月のおこづかいから1年計画で貯金して“3万円相当”のプレゼントを買うつもりでいたが、早苗は一方的に「3万円以上よ」と変更。しかも「今回はあたしが一番喜びそうなものをあなたが探し出すのよ」と決めた。満足しないプレゼントを選んだら、早苗の怒りがさく裂するのは必至。仕事も手につかない一馬はまどか(遠藤由実)を使って、早苗が4万2千円のトリプルリングを欲しがっている情報をつかんだ。もっとも早苗は一馬の考えなどお見通し。「妻を喜ばせるために苦労するのが夫の義務よ」。超人気で品切れ状態のトリプルリングを一馬がどうやって手に入れるか、じっくり楽しもうという魂胆なのだ。
 そんなこととは夢にも思わない一馬は早速宝石店を駆けずり回るが、案の定どこも品切れ。やっと見つけた1個もタッチの差で電話の客に先を越された。一馬は知らなかったがこの電話の客というのは達也(東幹久)で、スナックの京子ママ(国分佐智子)へのプレゼント用。結婚記念日が近いというのに妻のあゆみ(井上和香)には一緒に買った安いアクセサリーで済ますつもりだ。ところがあゆみは達也がパソコンでトリプルリングを検索していたのを偶然見てしまい、てっきり自分へのプレゼントと思い込んだ。そして健児(永井大)から先月の誕生日にプレゼントをもらいそこねていた冴子(滝沢沙織)にも「ご主人にねだっちゃえば」とけしかけた。一方、健児からあゆみがトリプルリングを期待していることを知らされた達也は焦った。片や一馬はトリプルリングの代わりに早苗とまどかに大小ペアのブローチを買った。可愛らしいデザインだが、早苗は満足してくれそうにない。一馬は偶然会った京子ママに事情を打ち明けると、なんと達也からもらうトリプルリングを譲ってくれることになった。
 早苗の誕生日がきた。夜のバースデー・パーティーには大沢家と村井家の両カップルも集まることになった。早苗から遅刻厳禁を言い渡された一馬は「今夜が楽しみだね」と余裕の笑みを浮かべて家を出た。京子ママから譲ってもらえる予定のトリプルリングで早苗は喜んでくれるはず。まさかその夜、とんでもないパーティーになるとは一馬は夢にも思っていなかった─。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)

大沢健児 … 永井 大
大沢冴子 … 滝沢沙織

村井達也 … 東 幹久
村井あゆみ … 井上和香

沢村亮介 … 小池徹平

田代康子 … 木内みどり
田代伸介 … 田山涼成

山崎まどか … 遠藤由実
立花京子 … 国分佐智子
中川由紀 … 加賀美早紀
吉岡里美 … 西丸優子

スタッフ

■原作
 カズマ『実録鬼嫁日記』(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 植田 尚

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ

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