東京ラブ・シネマ

第9回 2003年6月9日(月)放送 あらすじ

#9 恋の行方

 『ココモ』の経営は、ついに立ちゆかなくなった。高杉真先(江口洋介)は、放心状態になってしまい、何もやる気が起きない。千葉吉成(宮迫博之)は、江戸川薫(竹中直人)に会えず、日向暎二(玉山鉄二)もどうしてよいかわからない。
 真先が出社すると吉成がデスクの整理をしている。吉成が『フェノミナン』からのヘッドハンティングを受けるのも仕方がないと真先は思う。だが、吉成は最後まで真先についていくと言う。江戸川には会えなかったが、引き抜きの話は断っていた。そこに、暎二もやってきた。暎二は、専門学校時代の友人にパンフレットのデザインなどを頼むと勇んでいる。暎二も最後まで真先に付き合う決心をしていた。そんな時、トルコ大使館から電話が入る。なんと『バザールで恋買います』の協賛を申し出てくれたのだ。形勢逆転。真先は『タキノ出版』へ出向き、溝口敬一郎(豊原功補)に事情を説明し、ノベライズの出版日程の繰り上げを頼む。渋々応じた溝口は帰ろうとした真先を引き留め、二階堂絹世(鷲尾いさ子)と正式に婚約したことを告げる。真先は祝辞を述べるが心境は複雑。
 その頃『フェノミナン』の卯月晴子(財前直見)も絹世に祝いの言葉を贈っていた。晴子は、結婚相手との出逢いがどうしてあるのかと絹世に尋ねる。もうであっているかも知れないと絹世から言われた晴子の頭に浮かぶのは、真先の姿で・・・。
 その夜、真先と晴子は『たから屋』でばったり会った。話は自然に絹世と溝口の婚約のことに。ゴマ豆腐を美味そうに食べながらも、真先は昔の恋人が他の男と、それも仕事で関係のある男と婚約してしまった心境の混乱を晴子に語る。真先へ想いが傾く晴子は、さりげなく私がいるじゃないと告げた。そうだな、と答える真先だが、晴子の期待と意味が違っている。真先は、仕事仲間として語り合える晴子がいることに感謝したのだ。晴子は、それ以上、自分の想いを伝えることが出来なくなってしまう。
 翌日の『ココモ』には、園田麻子(白石美帆)も出社してきた。想いを告白する前に、失恋を感じた麻子は、真先の顔をまともに見ることが出来ない。事情を察した吉成は、麻子の話を聞いてやり、終業後に飲みに行こうと誘う。オフィスで真先と暎二が仕事の打ち合わせをしていると坂本理紗(伊東美咲)が来た。持ってきた手作りの弁当を真先に渡す。理紗の気持ちに答えることが出来ない真先は、彼女の行動に困惑する。夕方、理紗は晴子に使いを頼まれて再び『ココモ』へ。誰もいないオフィスに入った理紗は、真先に渡した弁当を発見。だが、弁当は食べてもらえていず、理紗はがっかり。そこに、暎二が帰ってきた。失望感にさいなまれる理紗は、暎二を誘って・・・。
 一方、晴子はとあるホテルのラウンジで江戸川と会っていた。江戸川は、これまでの晴子の恋愛遍歴をことこまかに語り出す。そして、江戸川は遠回しながらもついに晴子に想いを告白。しかし、晴子の気持ちは既に・・・。江戸川の想いに答えることは出来ない。
 ひとりマンションに帰った晴子は、豆腐料理を作り始める。『たから屋』で、真先が美味しそうにゴマ豆腐を食べていたからだ。一方、真先も自宅マンションで、カップ麺を作ろうとするが虚しくも失敗。そんな時、真先は『たから屋』で晴子が口にした言葉を思い出す。私がいるじゃない・・・。その言葉が気になる真先は、晴子に電話して・・・。

キャスト

高杉真先(35) ・・・ 江口洋介

卯月晴子(35) ・・・ 財前直見

千葉吉成(30) ・・・ 宮迫博之
坂本理紗(25) ・・・ 伊東美咲
園田麻子(23) ・・・ 白石美帆
日向暎二(23) ・・・ 玉山鉄二
峰 沙耶香(21)・・・ 石川亜沙美
篠原 忍(23) ・・・ 高岡蒼佑
八木のり平(28)・・・ 荒川良々

堺 照子(42) ・・・ 浅田美代子(特別出演)
二階堂絹世(35)・・・ 鷲尾いさ子
江戸川 薫(48)・・・ 竹中直人

溝口敬一郎(36)・・・ 豊原功補
黒沢 雄平(38)・・・ 大江千里

スタッフ

■脚 本
 藤本有紀
■プロデュース
 中島久美子
 樋口 徹
■監督
 成田 岳
■制 作
 フジテレビ制作センター

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