東京ラブ・シネマ

第8回 2003年6月2日(月)放送 あらすじ

#8 夢の崩壊

 『ココモ』の高杉真先(江口洋介)は『フェノミナン』の社長、江戸川薫(竹中直人)と対面。卯月晴子(財前直見)の関係に嫉妬する江戸川だが、真先は気づかない。それより真先は、江戸川がかつて映画祭で助演男優賞を獲得した名バイプレイヤーと知って感激。一方、思わず園田麻子(白石美帆)を抱きしめてしまった千葉吉成(宮迫博之)。吉成は、真先に恋することを止めさせようとするのだが、麻子は見ているだけでもいいと言う。
 翌日、取り引き先の銀行を訪れた真先は、貸し付け担当から3ヵ月後の融資打ち切りを宣告される。『バザールで恋買います』公開予定の半年後までもたない。オフィスに帰った真先は、吉成や日向暎二(玉山鉄二)に理由も告げずに映画の公開繰上げを押し付ける。江戸川は、篠原忍(高岡蒼佑)から『ココモ』の経営状況を聞き出し『フェノミナン』に吸収すると言い出す。晴子は真先を擁護するが、利益優先の江戸川に反論できない。
 そんな晴子が屋上に行くと、真先がいた。晴子は『バザール~』宣伝の資金繰りをそれとなく探り『フェノミナン』に任せては?と、促す。買い付けを争った映画だから心配するのだろうと続ける真先に、晴子の胸に罪悪感が込み上げる。
 その夜、晴子は二階堂絹世(鷲尾いさ子)を自宅に呼んだ。真先は、帰社しようとして坂本理紗(伊東美咲)につかまる。晴子は、絹世に真先と別れた理由を。理紗も同じ事を真先に尋ねる。原因は、大学卒業直後、絹世が真先に告げずにイスタンブールに渡ってしまったこと。しかし、絹世は映画をあきらめて安定した職業を選んだ真先に失望していた。今は・・・。真先は『ココモ』を設立して、再び夢を追っている。だが、絹世は新しい恋人ができていた。真先と絹世が再会するのが遅すぎたのだ。
 その翌日、晴子は江戸川に『ココモ』の吸収は難しいと報告。晴子の追加説明を遮った江戸川は、理紗を呼んだ。『ココモ』吸収に理紗を協力させるという。理紗は、暎二を呼び出して『ココモ』の内部事情を聞き出した。実質的な経理担当が吉成で『バザール~』の上映予定館のことなどだ。そして江戸川に報告。真先は、上映を繰り上げたための宣伝進行の変更に必死。ひとりで突っ走ろうとする真先を心配する吉成に、気に入らなければ辞めてもいいとまで言い出す。そこに、上映予定館の支配人から電話が入る。上映契約を取りやめると・・・。それは、江戸川の手回しだった。『ココモ』の上映予定館に手を回し『フェノミナン』と契約させたのだ。しかも、その話を晴子にさせていた。とりあえず『えびボクサー』の上映を決めた晴子に、江戸川は素知らぬ顔で真先にも連絡するように告げる。晴子は『たから屋』で真先を見つける。江戸川に言われたとおりに『えびボクサー』の上映館を晴子が教えると、真先の表情が曇る。晴子もすぐに『バザール~』が断られたのだと気づいて謝るが、真先にはもともとライバルだからと言われてしまう。
 次の日、真先は朝から資金繰りで奔走し、ノベライズの打ち合わせをすっぽかしてしまった。吉成は、無理をしないで予定通りに上映すればいいと真先の奔走を責める。返事も出来ない真先にあきれて屋上に出た吉成に、晴子が社長にあって欲しいと話し掛けてきた。吉成は、何か嫌な予感に襲われる。一方、暎二もここのところの真先の態度にあきれていた。麻子だけは、真先を信じようとするのだが・・・。

キャスト

高杉真先(35) ・・・ 江口洋介

卯月晴子(35) ・・・ 財前直見

千葉吉成(30) ・・・ 宮迫博之
坂本理紗(25) ・・・ 伊東美咲
園田麻子(23) ・・・ 白石美帆
日向暎二(23) ・・・ 玉山鉄二
峰 沙耶香(21)・・・ 石川亜沙美
篠原 忍(23) ・・・ 高岡蒼佑
八木のり平(28)・・・ 荒川良々

堺 照子(42) ・・・ 浅田美代子(特別出演)
二階堂絹世(35)・・・ 鷲尾いさ子
江戸川 薫(48)・・・ 竹中直人

スタッフ

■脚 本
 藤本有紀
■プロデュース
 中島久美子
 樋口 徹
■監督
 平野 眞
■制 作
 フジテレビ制作センター

オススメ番組