東京ラブ・シネマ

第10回 2003年6月16日(月)放送 あらすじ

#10 昔の恋人

 『ココモ』に「バザールで恋買います」の上映館として『フィールド・オブ・シネマ』を提供するという大手商社が現われた。高杉真先(江口洋介)が、出迎えに行くと卯月晴子(財前直見)と意味ありげに立ち話をしている男がいる。この男こそが『ココモ』を訪ねて来た商社、事業部の黒沢雄平(大江千里)だった。晴子から黒沢を紹介された真先は、オフィスに案内。そこで、上映に向けての具体的な話になるが、黒沢は現状の真先のプレゼンでは会社の上層部を説得するには難しいと仕事には厳しい。千葉吉成(宮迫博之)は、なぜ黒沢が勤める大手商社が『ココモ』を知ったのかを聞く。すると、黒沢は『フェノミナン』社長の江戸川薫(竹中直人)からの紹介だと言う。
 黒沢と出会った晴子は、オフィスに戻ってもあきらかに動揺していた。と、黒沢から電話が入り呼び出される。改めて晴子に会った黒沢は、自分が離婚したことを話す。そして、晴子が未婚だと知り、頭を下げた。さらに、恋人の有無を尋ねる黒沢。答えられない晴子に、黒沢は好きな人がいることを感じる。だが、交際しているわけではないなら、自分にも晴子と恋をする望みがあると微笑んだ。その頃、真先は江戸川に黒沢を紹介してもらった礼を述べていた。江戸川は『ココモ』の今後の健闘を祈ると言いながら、黒沢との食事に真先を誘う。そして、黒沢のことは晴子が詳しいと含みを残した。社長室を辞した真先は晴子に会う。真先が黒沢との過去の事情を聞くと、晴子は結婚するつもりだったと答える。しかし、晴子は真先には関係ないと加えた。
 その夜、真先は約束通りに江戸川、黒沢と食事。江戸川は、晴子と黒沢の過去をわざと持ち出し、真先の心をざわつかせて席を立った。真先と2人きりになった黒沢は、晴子との関係を聞く。別に何もないと真先が答えると、黒沢は自分には晴子しかいないと再会してハッキリと分かったと告げる。食事を終えた真先は、吉成と映画の編集をして一緒に深夜のオフィスに戻った。2人は、久しぶりにオフィスで仮眠することに。真先は、黒沢へのプレゼンが通らなかったら『フェノミナン』に行くよう吉成に話す。さらに、日向暎二(玉山鉄二)や園田麻子(白石美帆)の再就職にも責任を持つと言う真先。だが、自分だけは何としても映画を上映すると固い決心を吉成に語った。
 翌朝、麻子が出社してくると、彼女の父、敏郎(綿引勝彦)から電話が入る。応対した吉成に、敏郎は『ココモ』を辞めるよう麻子を説得して欲しいと頼む。吉成が逡巡していると、麻子から会社を辞めたいと言って来た。吉成は、会社がこういう状態だから考え直して欲しいと言うが、麻子はだから余計に…と答える。麻子の様子がおかしいことに、吉成は気づく。一方『フェノミナン』では、坂本理紗(伊東美咲)の様子がおかしいことに晴子が気づく。理紗は、真先に自分の想いが伝わらない哀しみを暎二で埋め合わせしていた。それでも、理紗はさらに重い気持ちになっている。しかし、晴子も人の恋を心配している場合ではない。黒沢から誘いの電話が入ったのだ。ためらう晴子だが「バザールで恋買います」のプロとしての評価を聞きたいという黒沢に、仕事ならと応じる。晴子がビルの屋上に出ると真先がやってきた。編集の時間が空いたから、食事をしないかと誘う真先。だが、晴子には黒沢との約束が…。2人の心は、少しずつすれ違ってしまう。

キャスト

高杉真先(35) ・・・ 江口洋介

卯月晴子(35) ・・・ 財前直見

千葉吉成(30) ・・・ 宮迫博之
坂本理紗(25) ・・・ 伊東美咲
園田麻子(23) ・・・ 白石美帆
日向暎二(23) ・・・ 玉山鉄二
峰 沙耶香(21)・・・ 石川亜沙美
篠原 忍(23) ・・・ 高岡蒼佑
八木のり平(28)・・・ 荒川良々

堺 照子(42) ・・・ 浅田美代子(特別出演)
二階堂絹世(35)・・・ 鷲尾いさ子
江戸川 薫(48)・・・ 竹中直人

園田 敏郎(60)・・・ 綿引勝彦
黒沢 雄平(38)・・・ 大江千里

スタッフ

■脚 本
 藤本有紀
■プロデュース
 中島久美子
 樋口 徹
■監督
 平野 眞
■制 作
 フジテレビ制作センター

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