東京ラブ・シネマ

第11回 2003年6月23日(月)放送 あらすじ

#11 絶体絶命

 高杉真先(江口洋介)は、卯月晴子(財前直見)に恋してしまったことに気づく。しかし、晴子の前には結婚まで考えたことのある黒沢雄平(大江千里)が出現していた。真先は、自分の正直な気持ちを電話で千葉吉成(宮迫博之)に吐露する。吉成は、少し弱気になっている真先を励ます。その頃、晴子は黒沢からプロポーズをされていた。晴子は、自分たちの関係は6年前に終わっていると断る。だが、黒沢は今の晴子がさびしそうに見えると、返事を待っていると告げた。
 翌日、黒沢は「バザールで恋買います」を『フィールド・オブ・シネマ』で上映すると真先に連絡。真先は、早速『フィールド・オブ・シネマ』に出向く。黒沢によると、真先が提出したデータが、上層部を説得するのに役立ったとのこと。真先は、晴子から資料を借りてデータを作成したことを黒沢に話すと、2人の間に仕事とは別種の緊張感が漂う。そして、黒沢は昨晩、晴子にプロポーズしたが返事をもらえなかったことを話した。
 黒沢のもとを辞した真先が『たから屋』に行くと晴子がいた。真先は、晴子に上映館が決まったことを告げるのとともに、黒沢からプロポーズされたのか?と、尋ねる。すると、晴子は結婚の答えはまだしも、黒沢は自分のことを理解してくれる人間だと真先に答える。そんな晴子に真先は…まだ、自分の気持ちを素直に伝えられない。
 小説版「バザールで恋買います」が出来上がった。日向暎二(玉山鉄二)は、坂本理紗(伊東美咲)に届ける。自分の全てをさらけだした理紗は、仕事で生き生きとする暎二を改めて見直す。真先がオフィスにいると晴子が「えびボクサー」公開初日の招待状を携えてやって来た。まだ集客の予想さえつかない映画に、さすがの晴子も不安顔。しかし、必ず上映には赴くと言う真先に晴子は…。
 その夜『かもめ座』に園田麻子(白石美帆)が帰ると、最終上映が終わったのに客電が点いている。敏郎(綿引勝彦)にわけを聞くと、視線で客席を見るよう促された。なんとそこには、江戸川薫(竹中直人)がいて、映画の余韻に浸っていた。麻子は『フェノミナン』の社長と知る由もなく、江戸川の映画への思いを聞いてやる。その頃『ココモ』では、真先と吉成がまだ仕事をしていた。吉成が晴子に早くアプローチした方がいいと言うと、真先はもうしていると答える。「バザールで恋買います」の上映を成功させることが、晴子への告白だと言う真先に、吉成は先輩らしいと優しく微笑んだ。『フェノミナン』では、晴子が理紗に真先を好きになったことを告げていた。真先より、暎二のことを気にかける理紗。そして理紗は、真先へのアタックの敗北を素直に認める。晴子と理紗の真先を巡るわだかまりは解消していった。
 次の日、真先は「バザールで恋買います」のチケットを手帳カバーを模した封筒に入れようと、吉成たちに語る。それは、映画のキーアイテムであり、自分の人生を変えたものでもある。この映画に全てをかけようとする真先の意気込みだ。吉成たちは、真先のアイデアに力強く賛成する。「えびボクサー」の上映時間が近づいてきた時『ココモ』に黒沢から電話が入る。応対した真先に、黒沢は「バザールで恋買います」の上映が中止になったと…。

キャスト

高杉真先(35) ・・・ 江口洋介

卯月晴子(35) ・・・ 財前直見

千葉吉成(30) ・・・ 宮迫博之
坂本理紗(25) ・・・ 伊東美咲
園田麻子(23) ・・・ 白石美帆
日向暎二(23) ・・・ 玉山鉄二
峰 沙耶香(21)・・・ 石川亜沙美
篠原 忍(23) ・・・ 高岡蒼佑
八木のり平(28)・・・ 荒川良々

堺 照子(42) ・・・ 浅田美代子(特別出演)
二階堂絹世(35)・・・ 鷲尾いさ子
江戸川 薫(48)・・・ 竹中直人

園田 敏郎(60)・・・ 綿引勝彦
溝口敬一郎(36)・・・ 豊原功補
黒沢 雄平(38)・・・ 大江千里

スタッフ

■脚 本
 藤本有紀
■プロデュース
 中島久美子
 樋口 徹
■監督
 成田 岳
■制 作
 フジテレビ制作センター

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