第5回 2005年5月28日(土)放送 あらすじ

#5 母との決別

#5『母との決別』
 夢と希望を胸に、アメリカへ到着したヘインとミスクたち。映画で見た風景を目の前に、ミスクは大はしゃぎだ。ウィリーの案内でニューヨークを観光すると、意気揚々とバスに乗り、新しい我が家へと向かう。しかし、バスを降りた彼女たちを待っていたのは、理想とは程遠い過酷な現実だった……。
 そこは、中心街から遠く離れた町はずれの住宅街。気さくな住民がいるものの、そこにはミスクの望んだ華やかな暮らしは無い。通りにはマッチ箱のような小さくて古い家々が立ち並び、辺りには新聞紙やゴミが散らかっている。玄関ホールも無いような新居の室内は荒れ果て、ほこりまみれだ。ショックを隠しきれないミスクだったが、ヘインには「すばらしい家だ」と語り、現実を悟られまいとする。
 その頃ジュンヨンは、韓国でギターの特訓を開始。ジャンホの指導の元、メキメキと実力をつける。そんなジュンヨンの熱意と才能をいち早く見抜いたジャンホは、「お前は作曲家としてやっていける」と語る。こうしてジュンヨンは、大学で音楽を勉強しようと決心する。
 一方ゴンウは、仕事を優先するサンジンが、姉を愛しているのか疑問を持ち始める。そんな中、サンジンが秘書のミンヨンとホテルに居るのを見かけて激怒し、サンジンを殴り倒す。しかしその直後、彼らがホテルに居た理由が、ガンイン会長を交えての商談だったと判明。ゴンウは、ガンイン会長から平手を食らう。しかしゴンウの察した通り、サンジンはミンヨンと付き合っていたのだった。
 ヘインとジュンヨンは、互いの近況をテープで伝え合い、愛を深める。やがてジョンイルの新しい仕事も決まり、すべてが順調に回り始めたと思われた矢先、再び悲劇がジュンヨン達を襲う。ヒャンジャが急死したのだ。ヒャンジャは以前から心臓の病を煩っていたのだが、ジュンヨンの勉強に影響すると思い、そのことをずっと隠してきたのだ。彼をジョンイルに託したのも、ジュンヨンの将来を案じてのこと。ヒャンジャは最期の力を振り絞り、愛する我が子へ貯金通帳を渡すと息を引き取る。こうしてジュンヨンは、初めて母親の深い愛情に気付き、大粒の涙を流すのだった。
 アメリカでは、失業中のウィリーが激変。酒に酔ってはミスクに暴力をふるい始める。ミスクは、夫の暴力や苦しい家計についてヘインに隠すが、ウィリーの態度は日増しにエスカレート。ある日、酔った勢いから、ヘインを壁に突き飛ばす。

キャスト

【悲しき恋歌】
ソ・ジュンヨン(=チェ・ジュンギュ)
 … グォン・サンウ

パク・ヘイン … キム・ヒソン

イ・ゴンウ … ヨン・ジョンフン

チャ・ファジョン … キム・ヨンジュ

 ほか

【韓タメ!】
司会:佐々木恭子(フジテレビアナウンサー)
パク・ソヒョン(MBCアナウンサー)

スタッフ

【悲しき恋歌】
■企画
 キム・サヒョン

■制作
 パク・チャンシク

■脚本
 イ・ソンウン

■プロデューサー
 イ・ミジ

■撮影
 キム・スンホ

■照明
 コ・ミンホ

■美術
 ジュ・ビョンド

■同時録音
 イ・ウク

■編集
 イ・ヒョンア

■音楽
 チェ・ソングォン

■監督 / 演出
 ユ・チョルヨン

■企画制作
 キムジョンハプロダクション
 POIBOS

【韓タメ!】
■プロデューサー
 日向栄二

■制作
 フジテレビ情報番組センター

バックナンバー