悲しき恋歌・韓タメ!
#10 愛と友情のはざま
#10『愛と友情のはざま』
イ・ゴンウの親友「チェ・ジュンギュ」として、最愛の女性ヘインと再会したジュンヨン。突然消息を絶った彼女が今になってなぜ、視力を回復し自分の目の前に現れたのか? しかも、親友ゴンウの婚約者として……。突然の出来事に、ジュンヨンは言葉を失うばかりだ。彼は耐えきれず、早々にゴンウたちと別れる。しかし、車で立ち去るゴンウとヘインを見た瞬間、ジュンヨンの脳裏にはヘインとの辛い別れのシーンが蘇る。タクシーで走り去るヘインと、ゴンウの車に乗るヘイン。その姿が重なったとき、ジュンヨンはヘインを呼びながら必死で後を追う。しかし結局、ヘインと会うことはできない。
帰国したヘインとミスクは、神話ホテルのスイートルームに滞在している。ミスクは贅沢な暮らしを満喫しているが、ヘインはどことなく寂しげだ。ゴンウの親友「ジュンギュ」の声を聞いて以来、ジュンヨンとの思い出が蘇ってきたのだ。ついジュンヨンからの手紙を見てしまうヘイン。ミスクはそんな彼女の様子に胸騒ぎを感じ、勝手に手紙を処分してしまう。そんなある日、ミスクは偶然ジュンヨンと再会。ファジョンの手紙は全てウソだったと知る。しかしミスクは、ヘインに会いに行こうとするジュンヨンに対し、彼女を解放してくれるよう懇願するのだった。
帰宅したゴンウは、父親のガンイン会長から叱責を受ける。ゴンウから正式に話をする前に、ヘインの件が漏れ伝わっていたのだ。「婚約は認めない」というガンインに対し、ゴンウは「ヘインとは必ず婚約する」と答え、姉スジを味方に、婚約式の準備を進める。
ヘインが戻って以来、ジュンヨンの様子は一変する。彼は、音楽ビジネスをやろうというゴンウの誘いを断り、酒浸りの日々を送る。それでもゴンウは諦めない。ジョンイルの出所を出迎えたり、ジュンヨンに作曲の契約金を支払うなどし、変わり果てた親友を必死に引き留める。しかし、ジュンヨンはゴンウの申し出を断り続ける。
やがて婚約式の当日——。ヘインは会場に現れない。婚約式の時間、彼女は隠れ家にいたのだ。ジュンヨンへの思いを断ち切れず、編み上げたセーターを抱え、彼女は一人、隠れ家で過ごす。
ヘインとの連絡が途絶える中、ジュンヨンはまさかとの思いから隠れ家へ。彼の予想通り、そこにはヘインがいる。ジュンヨンは寒さで体調を崩したヘインを昔のようにおぶり、病院へ運び込む。
後日。ジュンヨンは、隠れ家でヘインの編み上げたセーターを抱きしめ、彼女の幸せのために誓うのだった。「ソ・ジュンヨンは、もう死んだんだ」と。
イ・ゴンウの親友「チェ・ジュンギュ」として、最愛の女性ヘインと再会したジュンヨン。突然消息を絶った彼女が今になってなぜ、視力を回復し自分の目の前に現れたのか? しかも、親友ゴンウの婚約者として……。突然の出来事に、ジュンヨンは言葉を失うばかりだ。彼は耐えきれず、早々にゴンウたちと別れる。しかし、車で立ち去るゴンウとヘインを見た瞬間、ジュンヨンの脳裏にはヘインとの辛い別れのシーンが蘇る。タクシーで走り去るヘインと、ゴンウの車に乗るヘイン。その姿が重なったとき、ジュンヨンはヘインを呼びながら必死で後を追う。しかし結局、ヘインと会うことはできない。
帰国したヘインとミスクは、神話ホテルのスイートルームに滞在している。ミスクは贅沢な暮らしを満喫しているが、ヘインはどことなく寂しげだ。ゴンウの親友「ジュンギュ」の声を聞いて以来、ジュンヨンとの思い出が蘇ってきたのだ。ついジュンヨンからの手紙を見てしまうヘイン。ミスクはそんな彼女の様子に胸騒ぎを感じ、勝手に手紙を処分してしまう。そんなある日、ミスクは偶然ジュンヨンと再会。ファジョンの手紙は全てウソだったと知る。しかしミスクは、ヘインに会いに行こうとするジュンヨンに対し、彼女を解放してくれるよう懇願するのだった。
帰宅したゴンウは、父親のガンイン会長から叱責を受ける。ゴンウから正式に話をする前に、ヘインの件が漏れ伝わっていたのだ。「婚約は認めない」というガンインに対し、ゴンウは「ヘインとは必ず婚約する」と答え、姉スジを味方に、婚約式の準備を進める。
ヘインが戻って以来、ジュンヨンの様子は一変する。彼は、音楽ビジネスをやろうというゴンウの誘いを断り、酒浸りの日々を送る。それでもゴンウは諦めない。ジョンイルの出所を出迎えたり、ジュンヨンに作曲の契約金を支払うなどし、変わり果てた親友を必死に引き留める。しかし、ジュンヨンはゴンウの申し出を断り続ける。
やがて婚約式の当日——。ヘインは会場に現れない。婚約式の時間、彼女は隠れ家にいたのだ。ジュンヨンへの思いを断ち切れず、編み上げたセーターを抱え、彼女は一人、隠れ家で過ごす。
ヘインとの連絡が途絶える中、ジュンヨンはまさかとの思いから隠れ家へ。彼の予想通り、そこにはヘインがいる。ジュンヨンは寒さで体調を崩したヘインを昔のようにおぶり、病院へ運び込む。
後日。ジュンヨンは、隠れ家でヘインの編み上げたセーターを抱きしめ、彼女の幸せのために誓うのだった。「ソ・ジュンヨンは、もう死んだんだ」と。