第19回 2005年9月3日(土)放送 あらすじ

#19 新たなる友情

#19「新たなる友情」
 強引にゴンウに連れ去られたヘインだが、周囲に翻弄された弱い彼女はもういない。自らハンドルを切ってゴンウの車を止めると、「自分が愛しているのはジュンヨンだ」と告げる。ゴンウはヘインの毅然とした態度に何も言えず、黙って車のロックを解除する。
 車を降りたヘインは追いかけてきたジュンヨンと抱き合い、幾度となく愛を告げる。こうしてジュンヨンとヘインは、ミスクやジョンイルから結婚の承諾を得る。間もなく、ミスクとヘインは高級マンションを出て、アパートで暮らし始める。経済的には苦しくなったが、ヘインは幸せそうだ。ジュンヨンも新しいレコード会社との契約金でゴンウに約束通りのカネを支払い、決着を付ける。
 一方、失意のなか会社に戻ったゴンウには、事件が待っている。KNT通信に検察の捜査が入ったのだ。容疑は秘密資金の造成。予定されていた記念パーティーは急きょ取り止めとなり、ガンイン会長宅にはゴンウを始め、関係者が集まる。サンジンは自ら検察の取り調べに対応するが、実はすべてサンジンが仕組んだことだった。ゴンウが進めていた新規事業の情報をライバル会社のジェイ・テレコムに流し、ガンイン会長が脱税や背任罪に問われるよう仕向けたのだ。株式市場を刺激し、ジェイ・テレコムとKNT通信の買収を促進。ゆくゆくは頂点に上り詰めるのが彼の狙いだった。間もなくガンイン会長は検察に呼び出され、事情聴取の途中で倒れてしまう。
 そんな中、カムバックに向けて活動を再開したジュンヨンとヘインに対して、KNT通信からの嫌がらせが始まる。「パク・ヘインに協力するな」という主旨の文書が出回ったのだ。ゴンウの仕業だと思ったジュンヨンは、「これ以上構うな」とゴンウに詰め寄る。ところがその後、ゴンウは問題の文書とは無関係だと判明する。ジャンホと別れ、新たに会社を立ち上げたジンピョとチョルスが、その事を知らせたのだ。また、ジンピョたちは、KNT通信が危機にあること、ガンイン会長が倒れたことも伝える。こうして、ジュンヨンは再会したジンピョやチョルスと、ヘインの復活に向けて動き出す。
 その頃、サンジンはルームサロンで最高の時間を過ごしている。ジェイ・テレコムとKNT通信の合併が現実味を帯び、関係者と上機嫌で酒を酌み交わす。ところが、予想外の出来事から、彼の野望は砕かれる。ルームサロンでのジェイ・テレコム関係者との会話が、ミンホによって盗聴され、その盗聴データがファジョンからジュンヨンへ流れ、最終的にゴンウの手に渡ったのだ。真相を知ったゴンウは、スジのために表沙汰にはしない代わりに、これ以上の画策はするなとサンジンに迫る。これでサンジンは事実上、失脚。だが彼は黙っていない。野望が砕かれた今、ターゲットはゴンウに移る。
 ゴンウが大勢の暴漢に襲われるなか、通りかかったジュンヨンが助けに入る。それはまるで、アメリカでゴンウがジュンヨンを助けたのを、再現するかのような光景だった……。

キャスト

【悲しき恋歌】
■キャスト
ソ・ジュンヨン(=チェ・ジュンギュ) … グォン・サンウ

パク・ヘイン … キム・ヒソン

イ・ゴンウ … ヨン・ジョンフン

ほか


【韓タメ!】

■MC
 佐々木 恭子(フジテレビアナウンサー)
 パク・ソヒョン(MBCアナウンサー)

スタッフ

【悲しき恋歌】
■企画
 キム・サヒョン

■制作
 パク・チャンシク

■脚本
 イ・ソンウン

■プロデューサー
 イ・ミジ

■撮影
 キム・スンホ

■照明
 コ・ミンホ

■美術
 ジュ・ビョンド

■同時録音
 イ・ウク

■編集
 イ・ヒョンア

■音楽
 チェ・ソングォン

■主題歌
 ユン ゴン「恋をするのなら」

■監督 / 演出
 ユ・チョルヨン

■企画制作
 キムジョンハプロダクション
 POIBOS

【韓タメ!】
■プロデューサー
 日向栄二

■制作
 フジテレビ情報番組センター

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