悲しき恋歌・韓タメ!
#19 新たなる友情
#19「新たなる友情」
強引にゴンウに連れ去られたヘインだが、周囲に翻弄された弱い彼女はもういない。自らハンドルを切ってゴンウの車を止めると、「自分が愛しているのはジュンヨンだ」と告げる。ゴンウはヘインの毅然とした態度に何も言えず、黙って車のロックを解除する。
車を降りたヘインは追いかけてきたジュンヨンと抱き合い、幾度となく愛を告げる。こうしてジュンヨンとヘインは、ミスクやジョンイルから結婚の承諾を得る。間もなく、ミスクとヘインは高級マンションを出て、アパートで暮らし始める。経済的には苦しくなったが、ヘインは幸せそうだ。ジュンヨンも新しいレコード会社との契約金でゴンウに約束通りのカネを支払い、決着を付ける。
一方、失意のなか会社に戻ったゴンウには、事件が待っている。KNT通信に検察の捜査が入ったのだ。容疑は秘密資金の造成。予定されていた記念パーティーは急きょ取り止めとなり、ガンイン会長宅にはゴンウを始め、関係者が集まる。サンジンは自ら検察の取り調べに対応するが、実はすべてサンジンが仕組んだことだった。ゴンウが進めていた新規事業の情報をライバル会社のジェイ・テレコムに流し、ガンイン会長が脱税や背任罪に問われるよう仕向けたのだ。株式市場を刺激し、ジェイ・テレコムとKNT通信の買収を促進。ゆくゆくは頂点に上り詰めるのが彼の狙いだった。間もなくガンイン会長は検察に呼び出され、事情聴取の途中で倒れてしまう。
そんな中、カムバックに向けて活動を再開したジュンヨンとヘインに対して、KNT通信からの嫌がらせが始まる。「パク・ヘインに協力するな」という主旨の文書が出回ったのだ。ゴンウの仕業だと思ったジュンヨンは、「これ以上構うな」とゴンウに詰め寄る。ところがその後、ゴンウは問題の文書とは無関係だと判明する。ジャンホと別れ、新たに会社を立ち上げたジンピョとチョルスが、その事を知らせたのだ。また、ジンピョたちは、KNT通信が危機にあること、ガンイン会長が倒れたことも伝える。こうして、ジュンヨンは再会したジンピョやチョルスと、ヘインの復活に向けて動き出す。
その頃、サンジンはルームサロンで最高の時間を過ごしている。ジェイ・テレコムとKNT通信の合併が現実味を帯び、関係者と上機嫌で酒を酌み交わす。ところが、予想外の出来事から、彼の野望は砕かれる。ルームサロンでのジェイ・テレコム関係者との会話が、ミンホによって盗聴され、その盗聴データがファジョンからジュンヨンへ流れ、最終的にゴンウの手に渡ったのだ。真相を知ったゴンウは、スジのために表沙汰にはしない代わりに、これ以上の画策はするなとサンジンに迫る。これでサンジンは事実上、失脚。だが彼は黙っていない。野望が砕かれた今、ターゲットはゴンウに移る。
ゴンウが大勢の暴漢に襲われるなか、通りかかったジュンヨンが助けに入る。それはまるで、アメリカでゴンウがジュンヨンを助けたのを、再現するかのような光景だった……。
強引にゴンウに連れ去られたヘインだが、周囲に翻弄された弱い彼女はもういない。自らハンドルを切ってゴンウの車を止めると、「自分が愛しているのはジュンヨンだ」と告げる。ゴンウはヘインの毅然とした態度に何も言えず、黙って車のロックを解除する。
車を降りたヘインは追いかけてきたジュンヨンと抱き合い、幾度となく愛を告げる。こうしてジュンヨンとヘインは、ミスクやジョンイルから結婚の承諾を得る。間もなく、ミスクとヘインは高級マンションを出て、アパートで暮らし始める。経済的には苦しくなったが、ヘインは幸せそうだ。ジュンヨンも新しいレコード会社との契約金でゴンウに約束通りのカネを支払い、決着を付ける。
一方、失意のなか会社に戻ったゴンウには、事件が待っている。KNT通信に検察の捜査が入ったのだ。容疑は秘密資金の造成。予定されていた記念パーティーは急きょ取り止めとなり、ガンイン会長宅にはゴンウを始め、関係者が集まる。サンジンは自ら検察の取り調べに対応するが、実はすべてサンジンが仕組んだことだった。ゴンウが進めていた新規事業の情報をライバル会社のジェイ・テレコムに流し、ガンイン会長が脱税や背任罪に問われるよう仕向けたのだ。株式市場を刺激し、ジェイ・テレコムとKNT通信の買収を促進。ゆくゆくは頂点に上り詰めるのが彼の狙いだった。間もなくガンイン会長は検察に呼び出され、事情聴取の途中で倒れてしまう。
そんな中、カムバックに向けて活動を再開したジュンヨンとヘインに対して、KNT通信からの嫌がらせが始まる。「パク・ヘインに協力するな」という主旨の文書が出回ったのだ。ゴンウの仕業だと思ったジュンヨンは、「これ以上構うな」とゴンウに詰め寄る。ところがその後、ゴンウは問題の文書とは無関係だと判明する。ジャンホと別れ、新たに会社を立ち上げたジンピョとチョルスが、その事を知らせたのだ。また、ジンピョたちは、KNT通信が危機にあること、ガンイン会長が倒れたことも伝える。こうして、ジュンヨンは再会したジンピョやチョルスと、ヘインの復活に向けて動き出す。
その頃、サンジンはルームサロンで最高の時間を過ごしている。ジェイ・テレコムとKNT通信の合併が現実味を帯び、関係者と上機嫌で酒を酌み交わす。ところが、予想外の出来事から、彼の野望は砕かれる。ルームサロンでのジェイ・テレコム関係者との会話が、ミンホによって盗聴され、その盗聴データがファジョンからジュンヨンへ流れ、最終的にゴンウの手に渡ったのだ。真相を知ったゴンウは、スジのために表沙汰にはしない代わりに、これ以上の画策はするなとサンジンに迫る。これでサンジンは事実上、失脚。だが彼は黙っていない。野望が砕かれた今、ターゲットはゴンウに移る。
ゴンウが大勢の暴漢に襲われるなか、通りかかったジュンヨンが助けに入る。それはまるで、アメリカでゴンウがジュンヨンを助けたのを、再現するかのような光景だった……。