＃18「希望への闘い」
　ウェーモンマウルで再会したジュンヨンとヘイン。「これからはソ・ジュンヨンとパク・ヘインとして共に生きよう」というジュンヨンの言葉にヘインはうなずく。こうして、彼らはウェーモンマウルで暮らし始める。食事や散歩など、何気ない日常を楽しむ2人の生活は、これまでに無い笑顔に溢れている。
　その頃、ゴンウは、相変わらず辛い日々を送っている。父親のガンイン会長からは、会社の記念パーティーにヘインを同席させろと言われ、ヘインの失跡を隠すのに苦労する。そんな中、ジュンヨンがシンヒの会社に曲を提供したことが発覚。ゴンウは訴訟を起こすとシンヒにすごみ、シンヒの会社とジュンヨンとの正式契約を阻む。
　結局、ジュンヨンは当てにしていた契約金を手にすることができない。だが諦めない。ゴンウの嫌がらせにも負けず、さまざまなレコード会社へ売り込みに行き、遂に大手レコード会社との正式契約を勝ち取る。
　一方、ゴンウはサンジンに、ヘインの捜索を依頼。サンジンは、ミンホを使ってヘインたちの居所を突き止めるが放っておく。会社の記念パーティーで義弟のゴンウに恥をかかせ、周囲のゴンウに対する評価を下げるのが狙いだ。ところが、ヘインの居所は意外な経緯でゴンウに伝わる。ミンホから聞き出したファジョンが、ゴンウに伝えたのだ。
　それから間もなく、喜び勇んで帰宅するジュンヨンの目に、信じがたい光景が飛び込んでくる。車でかけつけたゴンウが、ヘインを連れ去ろうとしていたのだ。泣き叫ぶヘインを必死で追いかけるジュンヨンだったが、車はどんどん遠ざかっていく……。