第8回 2005年10月13日(木)放送 あらすじ

鮮血の一夜

 鎖につながれた生活を送るゆきえが、自殺未遂を起こす。清香は隆彦のいないときを見計らって、直哉をゆきえの病室へ行かせる。すべてを捨てる決心をした直哉は、子どもと三人でどこかへ逃げよう、とゆきえに切り出す。二人は隆彦が不在になる明後日、月曜日の深夜に、教会で落ち合う約束をする。翌日、将一の戦死の知らせが届く。出征してまだ一ヵ月余りの死だった。直哉は将造から後継者として頼られる。次の日、ゆきえが退院。隆彦が出かけた深夜、詩織を抱いて家を出ようとする。そのとき、隆彦がゆきえを呼び止める。二人は揉み合いになり、隆彦から銃を奪ったゆきえは……。

キャスト

大河内直哉 … 西村和彦
五藤ゆきえ … 越智静香
五藤隆彦 … 中根 徹
五藤清香 … 古川理科

ほか

スタッフ

■原案
 アンドレ・ジッド「田園交響楽」(新潮文庫刊)

■脚本
 中山乃莉子

■プロデューサー
 高村 幹(東海テレビ)
 小池唯一(泉放送制作)
 小松貴生(泉放送制作)

■演出
 佐藤健光

■音楽
 若草 恵

■制作
 東海テレビ放送
 泉放送制作

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