緋の十字架
結ばれる運命
大河内家を出た薫は教会へ行き、聖と二人で生きていくことを神父に告げる。神父は、今の直哉を救えるのは薫しかいない、と訴え、突然倒れる。薫は看病のため、教会に留まる。浩一は佐知子、ひろみとともに北海道へ旅立つ。翌日、神父は病をおして直哉に会いにいく。薫が離婚したことを告げ、薫とやり直すよう説得する。が、直哉は、自分は悪にどっぷりとつかり、取り返しのつかない所へ来てしまったと。悦子が薫に会いにくる。薫の幸せを心から願っているから、直哉とやり直してほしいと訴える。悦子は直哉にも会い、薫を幸せにしてほしい、と訴えかける。