緋の十字架
出生の真実
薫は浩一に離婚を切り出す。ひろみの幸せのために、佐知子と復縁してほしい、と訴える。浩一は拒否。薫は聖が直哉の子だと告白。自分は直哉とやり直すという。浩一は直哉に聖の出生の真実を語る。直哉は動じることなく、薫との恋は終わったことを告げる。佐知子が退院。ひろみのいる北海道へ帰る。薫を愛しているが、佐知子も放っておけない浩一は、ついに離婚を決意する。その夜、薫が店でピアノを弾いていると、直哉が来る。聖は徹の子で、離婚するために浩一に嘘をついた、と語る薫。そのとき、暴漢が店に押しかけてくる。