第35回 2005年11月21日(月)放送 あらすじ

没落する華族

 昭和43年秋。薫が大河内の家を出て五年の歳月が流れた。大河内製鉄は直哉の奮闘もむなしく、多額の負債を抱え、倒産寸前だ。大河内の家庭も崩壊寸前で、浩一に続き、悦子までが家を出て行く。美也子は病気で寝込んでいて、雅美が看病をする。ある日、実業家の徹が直哉の家の下見に来る。直哉は、売却する気はない、と追い返すが、徹はあくどい土地の買占めで噂になっていた。直哉の魂の拠り所である教会の土地も狙われ、教会は潰され、商業施設になるという。結婚してもうすぐ子どもも生まれるという浩一は、ピアノバーで働いていた。そのバーに、新しいオーナーがやってくる。

キャスト

大河内直哉 … 西村和彦
薫 … つぐみ
大河内浩一 … 竹財輝之助
大河内雅美 … 岡 あゆみ
早川芳人 … 内山森彦

ほか

スタッフ

■原案
 アンドレ・ジッド「田園交響楽」(新潮文庫刊)

■脚本
 中山乃莉子

■プロデューサー
 高村 幹(東海テレビ)
 小池唯一(泉放送制作)
 小松貴生(泉放送制作)

■演出
 佐藤健光

■音楽
 若草 恵

■制作
 東海テレビ放送
 泉放送制作

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