第23回 2005年11月3日(木)放送 あらすじ

ゆきえの遺言

 ゆきえが再び、倒れる。医師からかなり危険な状態だと告げられ、衝撃を受ける直哉。ゆきえはうわ言で詩織の名を呼ぶ。悦子がゆきえの見舞いにくる。詩織のことを謝るゆきえに、悦子は、愛の炎は誰にも消せない、と微笑みかける。その頃、直哉はゆきえの体のことを薫に語り、ゆきえを看取ってやってほしい、と頼んでいた。ゆきえを一生許さない、と言っていた薫が、ゆきえのもとへ来る。自分の心に素直になった薫は、ずっと本当のお母さんが欲しかった、と言って、ゆきえに抱きつく。それから間もなく、ゆきえは直哉の胸に抱かれて、息を引き取る。

キャスト

大河内直哉 … 西村和彦
薫 … つぐみ
佐野ゆきえ … 越智静香
大河内浩一 … 竹財輝之助
早川芳人 … 内山森彦
大河内悦子 … 喜多嶋 舞

ほか

スタッフ

■原案
 アンドレ・ジッド「田園交響楽」(新潮文庫刊)

■脚本
 中山乃莉子

■プロデューサー
 高村 幹(東海テレビ)
 小池唯一(泉放送制作)
 小松貴生(泉放送制作)

■演出
 奥村正彦

■音楽
 若草 恵

■制作
 東海テレビ放送
 泉放送制作

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