第15回 2005年10月24日(月)放送 あらすじ

美しすぎる娘

 昭和三十八年。あれから七年の歳月が流れ、薫は直哉のもとで二十一歳の夏を迎えていた。大学の寮に入っている浩一が、七年ぶりに大河内家へ帰ってくる。美しく成長した薫との再会に胸をときめかせた浩一は、卒業したら薫と結婚することを宣言する。驚いた悦子は、薫の縁談を早急にまとめようとする。直哉は反対。音楽の才能のある薫を音楽学校へ行かせようと考える。直哉は浩一に、大河内家の跡取りにふさわしい結婚相手について言い聞かせる。浩一は、直哉のように家の犠牲にはならない、と反発。直哉が薫との結婚に反対するのは、自分への嫉妬だと指摘する。

キャスト

大河内直哉 … 西村和彦
薫 … つぐみ
大河内浩一 … 竹財輝之助
大河内雅美 … 岡 あゆみ
早川芳人 … 内山森彦
大河内美也子 … 長谷川稀世
大河内悦子 … 喜多嶋 舞

ほか

スタッフ

■原案
 アンドレ・ジッド「田園交響楽」(新潮文庫刊)

■脚本
 中山乃莉子

■プロデューサー
 高村 幹(東海テレビ)
 小池唯一(泉放送制作)
 小松貴生(泉放送制作)

■演出
 佐藤健光

■音楽
 若草 恵

■制作
 東海テレビ放送
 泉放送制作

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