第14回 2005年10月21日(金)放送 あらすじ

祖父の遺言

 薫と浩一は毒薬を飲んで心中を図る。幸い発見が早くて、二人とも一命を取り留める。悦子は浩一を叱るが、浩一は、薫を家から追い出そうとする限り、何度でも二人で逃げる、と一途に薫を想う。そんなとき、将造が急死。薫を手放したほうがいい、という将造の遺言に、直哉は薫を里子に出す決心をする。が、悦子は浩一の暴走を心配。浩一を寄宿舎付きの受験校へ行かせることにする。悦子は薫に、今後浩一とは関わらないよう釘を刺す。まもなく、浩一が寄宿舎に入る日がくる。薫にふさわしい一人前の男になって戻ってくる、と言い残して、浩一は出て行く。

キャスト

大河内直哉 … 西村和彦
大河内悦子 … 喜多嶋 舞
大河内美也子 … 長谷川稀世
大河内将造 … 鹿内 孝

ほか

スタッフ

■原案
 アンドレ・ジッド「田園交響楽」(新潮文庫刊)

■脚本
 中山乃莉子

■プロデューサー
 高村 幹(東海テレビ)
 小池唯一(泉放送制作)
 小松貴生(泉放送制作)

■演出
 奥村正彦

■音楽
 若草 恵

■制作
 東海テレビ放送
 泉放送制作

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