第10回 2003年12月9日(火)放送 あらすじ

#10 最後の姉妹バトル・波乱の結婚式

 「私と結婚してください」「本当に俺でいいの?」。健(勝村政信)にプロポーズする花を目の当たりにしてキース(マーク・コンドン)はぼう然と立ち尽くした。花のことが忘れられずに会社を辞めて、アメリカから帰ってきていたのだ。キースは声をかけることもできず、夜の山道を戻っていった。
 翌朝、花は吉太郎(地井武男)と朝子(吉田日出子)に健と結婚することを報告した。その直後にキースと会ってしまった。「今ごろ、遅いわよ!」。もう後戻りはできない。「どうか、お幸せに」。キースはそれだけ言うのがやっと。その現場を目撃していた十郎太(古田新太)はすぐさま純平(玉山鉄二)や実(湯江健幸)ら仲間たちに報告した。健はガックリと肩を落とした。「キースが帰ってきたら、俺に勝ち目ないもんな」。ところが花の返事は「何言ってんの。健ちゃんと結婚するわよ」。健は自分の耳を疑った。そして、花はドンドン結婚準備を進めていった。
 一方、灯は純平とデートを重ねても、いつも心には徹郎(吉沢 悠)の存在があり、素直にデートを楽しむことが出来ない。偶然に徹郎の兄から、徹郎がもう一度医学部に入るため勉強を始めたことを知り心の底で応援していた。
 結婚式の前夜、灯は花を問いつめた。「キースさんのことを忘れるために、健さんと結婚するんじゃないの?」「自分と一緒にしないでよ!これでいいと言ったら、いいの!」。花はムキになって否定した。一人で湯船につかりながら自分に言い聞かせた。「間違ってない。これでいいのよ」と。
 神社の神前結婚。白無垢姿の花を目の当たりにして、この日のために退院してきた吉太郎は涙ぐんだ。しかし、灯はいてもたってもいられなくなった。「こんなの絶対おかしいよ!」しかし花は「私、今最高に幸せよ」と言い放つ。それを聞いた灯は、突如花に平手打ちをした。「これ、私からのお祝いよ」睨み返す花…。

キャスト

古森 花(34) …… 飯島直子
古森 灯(20) …… 深田恭子
高村徹郎(24) …… 吉沢 悠
小泉純平(23) …… 玉山鉄二
田久保 健(38) … 勝村政信
山田十郎太(37) … 古田新太
高村一成(33) …… 袴田吉彦
キース・コーベット(27)
   … マーク コンドン
   ・
古森朝子(57) …… 吉田日出子
   ・
古森吉太郎(60) … 地井武男

スタッフ

■脚本
  中園ミホ
■プロデューサー
  三宅喜重(関西テレビ)
  井口喜一(共同テレビ)
■演出
  木下高男(共同テレビ)
■音楽
  中西俊博
■制作
  関西テレビ
  共同テレビ

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