ハチミツとクローバー
今、地図のない道を前へ
はぐみ(成海璃子)は、教授の大神(高橋ひとみ)から、あるコンクールに絵を出品するよう命じられる。そのコンクールで賞を取れば、海外留学のチャンスもあるのだという。はぐみは、好きなときに絵を描ければいいのだから留学はしたくない、と大神に答えた。すると大神は、甘えたことを言うな、と言い放ち、花本(村上淳)の本心を知っているのか、とはぐみに問いかける。花本の机の上にイタリア留学のパンフレットがあることを知ったはぐみは、複雑な心境だった。
一方、就職するはずだった会社が倒産するという憂き目に遭った竹本(生田斗真)は、完全に就職を諦めようとしていた。それを知った森田(成宮寛貴)や真山(向井理)は、自分たちが責任を持って竹本の将来を考える、などと言い出すと、さまざまな職業が書かれた紙が入っている箱を用意した。竹本にやりたいことがないのなら、くじ引きで無理矢理決めてしまおうというのだ。そんな騒ぎの中、森田は、竹本の好きなことを知っている、といって1枚の紙を彼に手渡す。そこには、はぐみの名前が書かれていた。はぐみのことが好きだと竹本に宣言していた森田は、彫刻ではなく絵のコンクールで賞を獲ることで彼女と向き合おうと決意していた。「お前はどうするのか?」と森田に問われた竹本は、何も答えることができなかった。
そんな折、真山は、野宮(柏原崇)があゆみ(原田夏希)に興味を示していることを知る。真山は、あゆみは大事な友人なのだからあまり近づかないでほしい、と野宮に告げる。しかし、理花(瀬戸朝香)に対する真山の思いを知る野宮は、友だち面したその態度があゆみにとって一番辛いことだと早く気付け、と真山に反論する。
そのころ、藤原デザイン事務所には、ある大きなプロジェクトの仕事が舞い込んでいた。それは鳥取での仕事だった。美和子(滝沢沙織)と野宮は、そのプロジェクトに真山を行かせようとする。
再びはぐみの前にやってきた大神は、コンクールに応募する気になったかどうか、彼女に尋ねる。それを断ろうとするはぐみの言葉をさえぎった大神は、花本の話を切り出した。実は花本は、以前から希望を出していた海外研修を断って、はぐみの側にいることを選んだのだという。大神は、ショックを受けているはぐみに、コンクールの傾向と対策が書かれたファイルを手渡すと、描きたい絵はこのコンクールで賞を獲ってからでも描ける、と告げるが…。
一方、就職するはずだった会社が倒産するという憂き目に遭った竹本(生田斗真)は、完全に就職を諦めようとしていた。それを知った森田(成宮寛貴)や真山(向井理)は、自分たちが責任を持って竹本の将来を考える、などと言い出すと、さまざまな職業が書かれた紙が入っている箱を用意した。竹本にやりたいことがないのなら、くじ引きで無理矢理決めてしまおうというのだ。そんな騒ぎの中、森田は、竹本の好きなことを知っている、といって1枚の紙を彼に手渡す。そこには、はぐみの名前が書かれていた。はぐみのことが好きだと竹本に宣言していた森田は、彫刻ではなく絵のコンクールで賞を獲ることで彼女と向き合おうと決意していた。「お前はどうするのか?」と森田に問われた竹本は、何も答えることができなかった。
そんな折、真山は、野宮(柏原崇)があゆみ(原田夏希)に興味を示していることを知る。真山は、あゆみは大事な友人なのだからあまり近づかないでほしい、と野宮に告げる。しかし、理花(瀬戸朝香)に対する真山の思いを知る野宮は、友だち面したその態度があゆみにとって一番辛いことだと早く気付け、と真山に反論する。
そのころ、藤原デザイン事務所には、ある大きなプロジェクトの仕事が舞い込んでいた。それは鳥取での仕事だった。美和子(滝沢沙織)と野宮は、そのプロジェクトに真山を行かせようとする。
再びはぐみの前にやってきた大神は、コンクールに応募する気になったかどうか、彼女に尋ねる。それを断ろうとするはぐみの言葉をさえぎった大神は、花本の話を切り出した。実は花本は、以前から希望を出していた海外研修を断って、はぐみの側にいることを選んだのだという。大神は、ショックを受けているはぐみに、コンクールの傾向と対策が書かれたファイルを手渡すと、描きたい絵はこのコンクールで賞を獲ってからでも描ける、と告げるが…。