第6回 2008年2月12日(火)放送 あらすじ

一人前にはなぜなれますか

 はぐみ(成海璃子)や竹本(生田斗真)たちは、ニューヨークから帰国したばかりの森田(成宮寛貴)にさっそく振り回されていた。森田が、何故帰国パーティーをやってくれないのか、とダダをこね、花本(村上淳)の研究室に立てこもったのだ。竹本は、森田に向かって、はぐみの気持ちを考えたことはあるのか、と言い放つ。竹本は、みんなに黙ってニューヨークに行ったかと思えば、帰ってきた途端にわがままを言いだす森田に腹を立てていた。すると森田は、帰ってきてはいけなかったのか、と直接はぐみに尋ねてしまう。はぐみは、そんな森田に、帰ってきてくれて嬉しい、と言って微笑んだ。
 そのころ竹本は、就職活動に追われていた。だが、受けた会社から届くのは不採用の通知ばかり。ローマイヤ先輩(木村祐一)は、不採用通知の束を前にうなだれている竹本を、負けて勝てばいい、と励ます。
 一方、真山(向井理)が勤めている藤原デザイン事務所では、ギックリ腰で入院した美和子(滝沢沙織)に代わって野宮(柏原崇)が彼女の仕事を引き継いでいた。あゆみ(原田夏希)は、美和子に頼まれ、事務所がデザインを手がけた飲食店用に陶器を作ることになっていた。あゆみに連絡を入れた野宮は、週末までに陶器のグラスを8個作って欲しい、と発注する。あゆみは、無理なら別のところに頼む、という野宮の言葉にムッとしながらも、さっそくグラス作りに取りかかる。
 そんな折、花本は、以前竹本に就職を勧めたある会社のことを再び彼に切り出す。それは、花本の知り合いが経営しているオーダー家具のメーカーだった。竹本は、さっそくその会社を訪れた。
 竹本は、社長の薄井(中村靖日)に気に入られたものの、このまま就職するべきかどうか迷っていた。真山は、誰かから必要とされるというのはそれほど簡単なことではない、と竹本に助言した。真山自身も、1人前になるまでは理花(瀬戸朝香)に会わない、と固く決意し、懸命に建築デザインの仕事を覚えようとしていたのだ。悩んだ末、竹本は、薄井の会社に就職することを決意する。はぐみやあゆみたちは、竹本のために就職祝いパーティーを開くが…。

キャスト

花本はぐみ … 成海璃子
竹本祐太 … 生田斗真
山田あゆみ … 原田夏希
真山 巧 … 向井 理

森田 忍 … 成宮寛貴
      ○
勅使河原美和子 … 滝沢沙織
ローマイヤ先輩 … 木村祐一
庄田教授 … 松重 豊
寺登泰彦 … 前川泰之
      ○
野宮 匠 … 柏原 崇
山田大五郎 … 泉谷しげる(友情出演)
      ○
花本修司 … 村上 淳
原田理花 … 瀬戸朝香

スタッフ

■原作
 羽海野チカ

■脚本
 金子茂樹

■プロデュース
 瀧山麻土香
 鹿内 植

■演出
 谷村政樹
 松山博昭

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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